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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「皇女、反逆者に刻印する」原作・IRINBI、漫画・SAGONG(COPIN)、原題・황녀, 반역자를 각인시키다
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漫画「皇女、反逆者に刻印する」22話のネタバレ
これまで先に手を差し出したことのないロゼニットが、手の甲にミカエルの口づけを求めたことに、イヴは動揺する。
ミカエルは顔を隠してあるからたまたまに過ぎない、帝国の白薔薇の手の甲に口づけできる栄光をあたえれば、元の主人など大したことないと思わせるためにしたのだろうと、イヴは理由を探す。
彼がロゼニットの手をとる様子を見て、いたたまれない気持ちになった。
挨拶が終わり、ミカエルはアイマスクを直すふりをして、口を拭った。
唖然とするイヴに、イヴとは違い不快だったとこっそり打ち明けるミカエル。
安堵したイヴはクスクス笑うのだった。
その後、皇帝が入場したので、ロゼニットは愛嬌たっぷりに挨拶する。
イヴも皇帝ににこやかに挨拶し、ロゼニットを苛立たせる。
皇帝はロゼニットのために、離れの東に白薔薇の庭園を用意したと話す。
周囲の人々は、やはり第8皇女が寵愛されているのだと噂し、イヴを蔑む。
だが儚げな様子(演技)のイヴは美しく、見惚れてもいた。
そんなイヴの手を、ミカエルが励ますようにそっと握ってくれたので、イヴの心は温かくなった。
皇帝は、専属騎士をもったイヴにも褒美を与えるから、欲しい物があったら言いなさいという。
イヴは少し考えると、部屋が小さく狭いので、新しい住まいが欲しいという。
ドレスやアクセサリーが収納できる衣装部屋と、日当たりの良いバルコニーがあり、皇宮が一望できる部屋がいいと言うと、皇女の部屋なのにこれまで衣装部屋がなかったのかと、皇帝はかなり驚き、皇室管理していた役人について怒る。
イヴに指摘され、皇帝は気持ちを落ち着けると、イヴに新緑の間を与えると宣言した。
それは庭園よりも深い寵愛を示すものだったので、周囲はざわめき、ブリジッテもロゼニットも驚愕した。
これまで名つきの部屋を下賜されたのは第3皇女だけだったのだ。
イヴは動揺しつつ、皇帝に感謝の気持を伝えると、皇帝はにこにことイヴを見つめる。
皇帝が会場を去ると、皇帝に気に入られたイヴの存在により、今後は勢力図がかわるかもしれないぞと、会場は騒がしくなるのだった。
漫画「皇女、反逆者に刻印する」22話の感想
イヴに主役の座を奪われてしまったロゼニットが、お返しにとミカエルの手の甲へのキスを求めました。
イヴは、ロゼニットがまた彼を求めるのではないかと、とても複雑な気持ちになったようですね。彼が望まぬことをさせるのも約束とは違いますし、ミカエルには特別な想いがあるのでしょう。
錬金術や魔法の才能、政治力がないロゼニットは、愛嬌で勝負するしかないので、その座を奪われまいと必死なのでしょうね。
結果的に、イヴの引き立て役になってしまいましたが。
皇帝は、イヴが何度も皇帝から引き継いだ才能だと言い、皇帝をおだてていたので、イヴのことを気に入ったようです。
イヴが皇帝を持ち上げている以上は、空中監獄のバケモノの刻印のことも含め、イヴの実績は皇帝の実績になります。自分を慕い、実績も与えてくれる、これほど可愛い駒はいないでしょうね。
さて、引っ越しが許されたので、イヴはこれで動きやすくなりそうですね。
まとめ
・ロゼニットはイヴにマウントをとるために、ミカエルに手の甲にキスさせるが、ミカエルは口をこっそり拭う
・ロゼニットは皇帝から白薔薇の庭園を与えられたので、皇帝に愛されていることを周囲に示すことができた
・イヴは、庭園よりも寵愛の証であり、ブリジッテと同等である名つきの部屋・新緑の間を与えられた
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね