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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「異世界剣王生存記」原題・이계 검왕 생존기
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漫画「異世界剣王生存記」80話のネタバレ
第二王子は、ラオンデルの姿を見ると、ラオンデルに抱き着いた。
ラオンデルの成長を喜び、陛下は変わりないか、虐められてないかと、次々と質問する。
彼は王太子の双子の弟だった。
死にかけの患者は、第2王子の薬でかなり回復した。
第2王子はこの村たった一人の魔法使いなので、医者として働いているそうだ。
一人では全ての患者全員の面倒をみることができず、王室に何度か応援を頼んだが、ラオンデルが来るとは思わなかったと話す。
ラオンデルは、兄がいるとは知らなかった、知っていたら少人数では来なかったと言うと、第2王子は王国から追放された身分ので、村にいることがバレたら村民に迷惑をかけてしまうとのこと。
兄弟水入らずで話してもらおうと、アーティス達はこっそり部屋を出て行こうとするが、キビエが患者の口の中に手をつっこんだせいで、患者が暴れ、うるさくなってしまった。
キビエは患者の口の中から、ブラッド・サッカーの幼虫を取り出した。
ブラッド・サッカーに襲われたものは治療をすれば回復するのだが、この診療所にいる他の患者のように回復していないのは、体内に幼虫が寄生しているせいだという。
殺人欲求しかないダンジョンモンスターに、繁殖のために人間を生かしておくような意思があるなんて、と皆は驚く。
ダンジョンモンスターがこの村の近くで発生しているようだと話していると、キビエは、これを王国に報告すれば任務は終わりだと言う。
兄たちが危険ではないかと、ラオンデルが言うと、調査することが任務で、解決することではないとキビエが答える。
光輝は無責任だと言い、キビエを注意する。
だがキビエは、目の前の人だけ助け、目に見えない未来を犠牲にするのかと指摘する。
ここにくるまでに光輝が無責任に助けた人のせいで、どれほどの人間が死んだのか理解しているのか、結局その人も最後まで責任をはたせなかったではないかと事実を突きつける。
アーティスが思わず手を振り上げるが、第二王子が、ここは病室だと言い止めた。
アーティスは手を引っ込めると、キビエに、最善だと思った行動が最悪の結果になり、その責任の重さに苦しんでもいないのに、軽々しく言わないでくださいと言い、辛そうに微笑む。
第二王子は、もう遅い時間だからと、彼らのために宿泊場所を用意してくれた。
宿屋では、エピルとアーティスが、さきほどのキビエの言葉にぶちぎれていた。
あのように侮辱されてまで女神の任務を行う必要はないと、アーティス達は言うが、光輝が変な例えを言い出したので、皆で騒ぎ出した。
隣の部屋にいたラオンデルは、彼らの会話が聞こえ、クスクスと笑う。
するとキビエが、私は彼らを怒らせてしまったのか、任務遂行に支障があるだろうかと言う。
ラオンデルは、そうではないようだ、ハーフエルフだと知ったときも気にしていなかった、特にバルタラ戦士は良い人そうだと話す。
どうしても気になるなら謝ってみてはどうかと言うと、キビエは、ありがとうと微笑んだ。
キビエの笑顔に照れてしまったラオンデルは、難しいことは明日考えようと言って、眠り始めた。
キビエも眠り始めたが、気が付くと外にいた。
頭部が損傷し、意識がはっきりしない。
赤い帽子をかぶった褐色の肌の女の、鋭い爪でキビエの胴体は貫かれていた。
隠していた子供を突き止めたキビエが邪魔だ、と言うその女性型モンスターは、キビエの頭を握りつぶそうとするのだった。
漫画「異世界剣王生存記」80話の感想
第二王子は、王太子と双子だったのですね。そっくりなわけです。
第二王子という高貴な身分にも関わらず、どうして村に潜む羽目になっているのか謎ですね。ありがちなのは王位継承争いで、王太子側と対立し、追放されたのでしょうか。
やや怪しいコマはあったものの、あの王太子が継承権のために兄弟を狙うのかは疑わしいです。王がそれを見逃すというのも考えにくいです。謎が多いエルフ王国です。
何はともあれ、第二王子のおかげで、瀕死の男性は助かりました。でも村には、ダンジョンモンスターに寄生されている人間でいっぱいです。
キビエを襲ったのも、ダンジョンモンスターの寄生と関係あるようでした。
あの女型モンスターは、世界樹の根でオーラの雫を吸収していたものと同じようです。
オーラを大量に吸収しているから、キビエをも上回る強さのようですね。そんなモンスターの襲撃に、光輝以外の他のメンバーは大丈夫でしょうか。
光輝はキビエに、張朗信のことで無責任だと指摘されていましたね。全てを掌握しているはずの女神にそのようなことを言われても、という感じですよね。
キビエのこの発言で、アーティスの表情が面白いことになっていました。ですが光輝は取り乱すことなく、1つの意見として受け入れていました。こうして彼は精神面でもより強くなっていくのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね