漫画「帰還者の魔法は特別です」116話のネタバレと感想!あらすじまとめ

※全話一覧はコチラ

無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다  )

毎週木曜日に最新話が更新されます。

前回のエピソードはコチラ

漫画「帰還者の魔法は特別です」116話のネタバレ

ヘブリオン学園のルーン語学教授、ベンキック・フェリアモスの葬儀が行われた。

彼はアウターの精神操作魔法を受けた被害者だった。

親も家族もいないベンキックは、名誉者のための国立墓地に埋葬されるが、14人の生徒を殺した殺人鬼でもある。

デジールは嘘で塗り固められたこの茶番劇に吐き気がした。

表向きは精神支配のアーティファクトによってアウターに操られたことになったが、アウターの情報を一切得ることができなかった反面、そう偽ることができただけだ。

ベンキックの平民のためという理由が明るみになれば、平民が恨まれ、また貴族と平民の溝が深まってしまう。

それこそがアウターの第二の目的だった。

その全ての真相を知るのはデジールだけなので、アウターの第二の目的は、ベンキックの死のおかげで達成されないのだ。

目的のために手段を選ばないのは、デジールもアウターも同じだった。

目的を忘れてはいけない、最大の災厄から皆を守るためなら、個人の罪悪感なんていくらでも犠牲にしてやると、固く決意する。

その頃、カラス仮面などのアウターの幹部たちは、集まって作戦会議をしていた。

ディバイド国王に成り代わっているピエロは、西方王国会で一番アウターに対し兵力を注ぎ込むのは、アウター恨みをもつフリレチア王国だと話す。

カラス仮面は、ディバイドにはアウター対策にフリレチアの2倍の兵力を支援してもらうと言う。

それでは他のアウター組織が潰れるのではと指摘されると、目的のためなら互いを利用して構わないという誓いを忘れたのかと返すカラス仮面。

西方王国会連合軍で最も多くの兵力を提供することで、西方王国会で権力を握るのが目的だ。

ピエロは、目的のためなら手段を問わないカラス仮面の考えを気に入る。

カラス仮面は、長年計画し絶対に失敗できないヘブリオン学園のパーティー対抗戦の企みがデジールによって阻止されたこと、さらに問題なく達成されるはずであった第2の目的まで阻止されてしまったので、デジールはこの手で排除しなければならないと考える。

一方デジールは、エルセンブランから、これまでの態度について謝罪を受けていた。

デジールの方は、エルセンブランが開闢の騎士の名で知られる、影の迷宮発生後多くの人材を養成し攻略に貢献した人物だということを思い出していた。

エルセンブラン達は、デジールがどういう人物か知るために、彼を試していたのだ。

結果、デジールがアウターと敵対していることが分かったと言う。

だが、デジールは色々な人に注目されているので、今後も行動に気を付けた方がいいと言う。

デジールは、アドバイスはありがたいが、自分がやるべきことをやるだけだと返す。

注目しているのが誰かを知れば考えが変わるかもしれないと言われるも、誰であろうとこの思いは変わらないし、人の顔色は伺いたくないと言い切る。

デジールとの面談が終わったエルセンブランは、大笑いし、皇帝に手紙をしたためるのだった。

漫画「帰還者の魔法は特別です」116話の感想

アウターの目的を阻むためとはいえ、14人も生徒を殺したベンキック教授が、名誉ある死で埋葬されたのはモヤモヤしますね。そのモヤモヤは、全てデジールの胸の内に収まりましたが。

エルセンブランあたりはベンキック教授について何か知っていなかったのでしょうか。エルセンブランは、デジールに、色々な人から注目されているから言動に気をつけろと言いましたが、まさか皇帝に目をつけられているとは。

まあデジールなら、本人の言葉通り、皇帝だからといって行動を変えたりはしないでしょうね。

デジールの活躍ぶりを考えれば、皇帝から注目されていてもおかしくはないのですが、現皇帝はどのような人物なのでしょうね。46話で少し紹介されていましたが、差別主義者のニフレカ家の指示を受けていること、ニフレカ主導ですが内戦で何万人も処刑したことがわかります、

現在の貴族たちの思想の偏りをみれば、かなり平民に偏見を持っていそうですね。皇族のアゼストは、柔軟な考えの持ち主ですが、家族もそうだとは限らないですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: