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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
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漫画「捨てられた皇妃」最新話140話のネタバレ
建国祭が終わると政務会議が行われることになったのだが、伯爵以上の家が全て召集されるという異例のものだった。
ベアトリーシャが刺された事件は、リサ王国の第三王子がフェデン卿と亡命した彼女を責めたことが原因だった。
既に帝国の貴族になった彼女を、他国の王子が襲ったことは、許されるものではなかった。
欠席のミルワー侯爵以外の貴族で話し合い、リサ王国の王子と伯爵家以上の貴族令息3人を人質として、帝国に留学させることで決まった。
ルブリスは、大神官セクンデュスとクアルトゥスに、建国祭に助力してもらった礼を言う。
食事を終えたところで、ルブリスは検査官を呼んだ。
以前ルブリスが倒れたことについて、過労が原因ではなく、中毒症状のようだと、ルブリスが打ち明けたのだ。
誰がそのようなことをと貴族たちが騒ぐが、だからこそ今検査をするのだという。
ルブリスとアリスティアは、既に毒と解毒剤を入手し、さらに今日は敢えてルブリスの皿に毒を仕込んでおいた。
ゼナ公爵の隠し金庫を調べて例の判を入手したが、中毒事件について公爵が黒幕だという明確な証拠はなかった。
だが今日上手く行けば、ワイン担当者の娘を人質にとっていること、毒の密輸した高位神官と接点があること、それを運んだ商団の主がゼナ公爵の一族だったこと等で、罪を暴くことができる。
ルブリスの食事を検査したところ、銀の釘が黒く変色した。
クアルトゥスは、毒で間違いないことを神聖力をかけて断言すると言う。
セクンデュスは、現在皇帝が中毒症状になっていることを、神聖力をかけて証言する。
ルブリスは、全ての貴族の自宅謹慎、明日にも召集するから首都にいる貴族全員が出席するようにと命じる。
いよいよ始まったと思うアリスティア。
ルブリスに盛られた毒は、アリスティアに使われた毒と同じものだった。
この2つの事件を解決するため大会議が開かれ、大勢の貴族が集まった。
ベリータ公爵の資料によると、アリスティアの飲み物を担当していたメイドの死ににより捜査が難航していたが、宴会場でルブリスからだと偽って毒のお茶を運んできた使用人の証言で進展したそうだ。
ビヤ男爵、エネン男爵、ソイ男爵、ケート子爵の4人で毒を盛ったのだが、彼らは、全てはラニエル伯爵の指示であることを供述した。
万が一のことを考えて、アリスティアが倒れた後、実行したものを全て殺したのだと言うビヤ男爵。
ルブリスの食事にも毒を盛ったのではと疑われ、必死に否定する男爵に、ルブリスは、もし嘘なら一族郎党全て反逆罪で斬首すると突きつける。
リサ王国から毒を密輸してたエネン男爵は、しらばっくれようとしていたが、証拠を突きつけられた。
毒を貴重な薬だと偽って流通させた、神官ソレルも疑われたので、ソレルは、リサ王国でしたとれない貴重な薬を入手してほしいという内容の手紙を持っていると話す。
互いに罪をなすりつけあうが、ルブリスは、全員投獄するように命じ、神官はサンクトゥス・ビタに委ねることに。
中毒事件の主犯格であるラニエル伯爵は、言い訳すること無く罪を認めた。
だが、第一騎士団の召使いを使ったことについては、ハメル伯爵等、他の者が指示したことだと名指しする。
さらに、首謀者はミルワー侯爵だと告白する。ざわつく貴族達。
証拠はあるのかと訊かれたラニエル伯爵は、ミルワー侯爵は反逆を企んでいたのは事実だと言う。
するとルブリスが、ここにいるものですら昨日まで知らなかった反逆の情報を、今まで外部と接触できない監獄にいた伯爵が、どうして知っているのか、監獄に入る前から反逆計画があったのかと指摘する。
焦ったラニエル伯爵は、ミルワー侯爵から伝言がきたのだと、なんとか誤魔化そうとするが、ミルワー侯爵は一昨日から首都を離れているため無理だと、ルブリスが話す。
容疑者の男爵らは自宅に軟禁、この場にいないミルワー侯爵らは、ラス公爵が騎士を派遣して呼び戻すことになった。
大会議に出席した貴族らに、裁判が終わるまで首都を離れることを禁じた。
その指示に従わなかったり、召集に応じないものは反逆に加担したとみなすと、ルブリスが宣告する。
大会議終了後、ルブリスは、婚約破棄書を一連の出来事が終わるまで保管し、その後処理するようベリータ公爵に頼む。
アリスティアは、複雑な気持ちでその様子を見つめる。
取引が終了したため、セクンデュスともお別れになり、アリスティアは少し動揺する。
セクンデュスにお礼を言うと、アリスティアと取引したことも、陛下と同じことを取引したことも全て神の思し召しだと言う。
アリスティアが提案する前に、ルブリスから頼まれていたと言うのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話140話の感想
一連の毒事件について、皇室派で貴族派の多くを追い詰めることができましたね。
このまま突き進めれば、ゼナ公爵にも届くでしょうか。
ミルワー侯爵はとても怪しい人物ですが、もしかしたら二重スパイのように、本来は皇室派なのかもしれません。だから何を調べても、汚点のようなものが出てこなかったのでしょう。
貴族派は、得体のしれないミルワー侯爵に罪をなすりつけ、捨て駒にするつもりだったようですね。
毒について一段落したかと思いきや、ついに婚約破棄の手続きが始まりそうです。一応猶予はあるようですが、あれだけルブリスを拒絶したので、今更妊娠可能だと知っても、彼からは彼女に近寄ることはなかなかできないですよね。
アリスティアからならば違うのだと思いますが、彼女は今更動けないでしょう。
ルブリスも離れ、セクンデュスも離れ、アリスティアの拠り所が減って行きますね。ただセクンデュスからは、何か希望が持てるような事を聞けるかも。
こうなるのもビタの導きだとしたら、彼女の意識を変える試練なのかもしれません。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに