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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」94話のネタバレ
オスカーは誰かに追われているようだった。
ファーンハム家に閉じ込められていたのは、まさか自分を助けたせで裏切り者だと思われたのかもしれない、しかし彼が裏切る理由があるだろうか、彼が何を考えているかわからないと思うカナリア。
原作に登場しないキャラクターの時点でおかしかった、もしかしたら他の人の運命を変えてしまったのだろうかと考える。
皇宮に帰ったカナリアは、オスカーのことをセザールに相談する。
セザールは、彼はファーンハム家の人間だから、罠ではないかと否定的だ。
カナリアは、自分が放火したときに助けてくれたこと、皇后に告げ口せずカナリアをかばったかもしれないことを話し、セザールの皇位継承に関わる話だというので会って話を聞きたい、もし彼がファーンハム家に追われているなら助けたいと言った。
セザールは、自分がついていくことを条件に許可した。
その代わり抱きしめて欲しいと言うので、カナリアは喜んで彼を抱きしめる。
深夜、オスカーは、カナリア妃は本当に来てくれるかと不安をもちつつ、待ち合わせ場所に向かった。
すると突然、誰を待っているのだと、ジェラルドに呼び止められた。
動揺するオスカーに、裏切ったと思いたくない、今戻ってきてくれるなら全てなかったことにしてやると、ジェラルドは手を伸ばす。
オスカーは、貴方は私を利用しようとしているのだろう、もうそれしか手が無いからと、拒絶する。
ジェラルドは、オスカーの本来の身分を取り戻し、自分達の復讐を遂げることができると説得しようとする。
オスカーは、復讐なんてうんざりだ、カナリア妃たちは私たちが知っている皇室の人と違う、あの方達を見ていると、過去に縛られるよりも未来がみたくなったのだと話す。
力を合わせてディートリヒ皇帝に復讐しようと、約束したことを忘れたのかと言うジェラルドに、ジェラルドの望みは復讐ではなく、皇后を皇室とファーンハム家から守ることだろうと、オスカーは指摘する。
セザール皇子は、皇后が皇族を陥害した罪を許してくれた、あの方が皇帝になれば皇室は変わるだろうと言う。
ジェラルドは、そんな簡単に解決するなら今までやってきたことは何なのだと、オスカーの胸倉を掴む。
オスカーは、自分はもうジェラルドが間違った道を進むのを見たくないと答える。
オスカーが動けなければ、これまでの10年が無駄になってしまう、親友の頼みをきいてくれないかと、すがるジェラルド。
オスカーは、親友だからこそできないと断る。
その言葉に、やはりオスカーも裏切るのか、私には姉とオスカーしかいなかったのにと、ジェラルドが自棄になったので、オスカーは、私たちはずっと親友だと、彼をなだめようとする。
ジェラルドはカっとなり、怒鳴りながら、オスカーの手を払う。
そのはずみで、オスカーは崖から転落してしまう。
がけ下に落ちたオスカーは、頭から血を流していた。
カナリア妃、と弱々しく呟くと、意識を失うのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」94話の感想
オスカーは、カナリアやセザールを見て、皇室に未来があると考えたようです。
ジェラルドに利用されること、ディートリヒ皇帝に復讐することから、オスカーは皇帝の異母兄弟なのでしょう。
現皇帝から皇位を奪うつもりなのでしょうね。オスカーはかなり若いようですが、ディートリヒより母の身分が上なのでしょうか。そうでもなければ奪うことはできないですよね。
オスカーもジェラルドも、孤独な環境で育ち、皇室に嫌な思い出があります。でも本来の性格の差と、カナリアたちと接したかどうかで考えが違うのでしょうね。
もしジェラルドも、カナリアと知り合っていたなら、ここまで孤独で苦しまずに済んだでしょうか。
ジェラルドは大切な人であるオスカーを突き落としてしまいました。これでオスカーは利用されずに済んだのかもしれないけど、真相はわからないままになってしまいますね。彼が気絶しただけで、生きていればいいのですが。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに