漫画「捨てられた皇妃」最新話136話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

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漫画「捨てられた皇妃」最新話136話のネタバレ

アリスティアは、セクンデュスのもとを訪れ、彼から第4の大神官クアルトゥスを紹介してもらう。

基本、神官は白髪なのだか、老けて見えるのが嫌で金髪に染めたという、少し変わった人物だった。

しかも、アリスティアに協力する代わりに、お金がほしいと言い出した。

信仰心がご飯を食べさせてくれるわけではない、この世で最も重要なのはお金だと力説する。

衣食住が充実できるのはお金だけと、興奮するクアルトゥスをセクンデュスが押さえる。

セクンデュスは、クアルトゥスは以前から孤児の支援をしているのだが、最近の王国間の局地戦のせいで戦争孤児が増えたので、財政が苦しくなったのだと説明する。

アリスティアは、そういうことなら資金援助すると答えると、クアルトゥスは喜んだ。

セクンデュスは、前回アリスティアに頼まれた毒と解毒剤はまだ入手できていないが、調薬できるものを捜しているので、近々手に入れることができるだろうと話す。

アリスティアの方は、セクンデュスに頼まれた件の一次調査結果を渡す。

その後、アリスティアが神殿の庭園付近を歩いていると、庭園に佇む美優が見えた。

何か用事があったのかと不思議に思うアリスティア。

ふとさっきまで枯れかけていた薔薇が、瑞々しく咲いているのを見つけるのだった。

ルブリスの執務室へいくと、ラニエル伯爵の件について宰相から調査書があがってきたので、確認すると良いと言われ、彼から渡された調査書に目を通す。

アリスティアの中毒事件で、一人が自首し、ミルワー侯爵が首謀者だと供述したとのこと。

だがミルワー侯爵を調査しても明確な証拠は見つけ出すことはできなかったそうだ。

事件への関与が明確な者は、ハメル伯爵、ラニエル伯爵、レスレン伯爵、ホルテン伯爵、と書かれている。

ゼナ公爵は、都合が悪くなるとどんどん人を切り捨てるようだ。

ゼナ公爵が首謀者だと思われている中、予想外にミルワー侯爵の名があがったが、自白だけでは処罰できないし、ゼナ公爵には明確な証拠がなく、調査は難航するようだ。

すると、プリンシア・デ・ラス夫人が来たと報告が入り、ルブリスはアリスティアに席を外すように言う。

執務室から出たアリスティアは、機密文書を忘れてきたことに気づき、引き返した。

そこには、優しく微笑むルブリスと、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いたプリンシアの姿が。

子供を産むことができない自分では、彼をあのように微笑ませることができないと思い、アリスティアは胸が苦しくなる。

過去では、妊娠は彼の愛を得る手段としか思わなかったので、流産したときも、彼の愛を得られなくなったとしか思わなかった。

だがもし、無事に出産し、この腕で抱くことができたらどうだったのだろうか、プリンシアのように微笑むことができるだろうかと思う。

失っても哀悼の涙さえ流してもらえなかった子供を思い、自分がいかに冷酷な女かと知った。

不妊になった現世も、そのことを悲しむより、侮辱されることが耐えられなかったのだ。

もしこのような体でなく、彼の心を受け入れることができていたらと思った彼女は、涙を流す。

ポロポロと涙を流すアリスティアに気づいたルブリスは、彼女を抱きしめ、これで周囲には見えないから思い切り泣くといいと言う。

アリスティアは、あのときもこうして抱きしめてもらえたら、たまに思い出す過去の残像に苦しめられることなく、彼を拒否し傷つけることもなく、安心して彼を愛し、失った子供にも愛情を注ぐことができただろうと思い、泣いた。

ルブリスは、子供を持てなくても気にしない、君が傍にいてくれればいい、と言うのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話136話の感想

クアルトゥスは面白い人物ですね。信仰心でご飯は食べれないという、大神官にあるまじき言葉を言っていましたが、実際そうだなと思います。

クアルトゥスの望みであるお金の工面であれば、工房で稼いでいるアリスティアなら可能なことですね。大神官たちとうまく取引ができたようで、何よりです。

大神官は祝福を与えることで、アリスティアがそうだったように、病気や事故から身を守ってくれるようです。

ですが美優は違う能力を持ってきたようですね。お告げの子というだけではなく、まるで聖女のような力を持っているようです。対象の時間を巻き戻す能力なのか、治癒する能力なのか、どちらでしょう。

美優がこれほどの能力を持っていると、貴族派や神殿側が知れば、アリスティアたちが頑張って調査していることも、全てひっくり返されるかもしれません。

それにミルワー侯爵が相当胡散臭いですからね。これ以上、彼に有利な手を与えたくはないですよね。

さて、プリンシアとカイシアンに、真っ赤な髪の赤ちゃんが生まれたとのことで、プリンシアはルブリスに挨拶に伺ったようですね。

その姿を見たアリスティアは、自分がいかに残酷な女なのかと実感し、そして得ることができなくなった幸福を目の当たりにし、ひどく傷つきました。

ルブリスは、彼女が傍にいてくれたらいいと言ってくれましたが、彼との子を望めず、父親になる機会を奪うのは心苦しいと感じるでしょうね。頑なな彼女の心を、彼がほぐしてあげることができればいいのですが。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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