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無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」70話のネタバレ
アタナシアが、何を言っているのかとルーカスに尋ねると、魔力が複雑に絡まっている、これは単純な記憶喪失ではないと言う。
ルーカスがクロードに少し魔力を与え得ると、クロードの顔色が良くなった。
だが少しするとルーカスの魔法が弾かれてしまう。
これ以上干渉することはできない、本人に自覚はないが、思ったよりアタナシアの魔力が強いようだ。
体は治療したが記憶を元のように戻すことはできなというルーカスの言葉に、あなたでもできないことがあるのと、アタナシアは驚く。
ルーカスが離れる前にはほとんど消えていたのだがと考えると、黒魔法を使用したものに降りかかる刑罰のような呪いが、クロードにかかっていると教える。
アタナシアが、クロードが黒魔法を使ったことに驚いていると、アタナシアのことを全て忘れたこと、アタナシアを殺そうとしていたこと、あのキメラの少女をそばに置いていることを、ルーカスは確認する。
アタナシアが頷くと、クロードがジェニットを側に置く理由は、ジェニットが放つ魔力が安定剤代わりになっているとのことだ。
ジェニットには魔力がないと思っていたアタナシアだが、誰しもが魔力を持っていて、活用できるかどうかの差があると、ルーカスは説明する。
ルーカスは、戻ってきたばかりで疲れているから、座って話したいというので、アタナシアの部屋に戻ることに。
部屋に戻ると、ルーカスは、クロードがかなり昔に黒魔法を使ったようだと話した。
どうしてと驚くアタナシアだが、お前こそ心当たりがあるのではと言われ、ふと妖精のお姉さんとクロードが言い合っている場面を思い出す。
ルーカスが去る前には、その魔法は破られて、痕跡だけ残っていたそうなのだが、何故か今はそれが蘇っているのだと言う。
アタナシアがどうしてと言うと、それはお前の魔力暴走に巻き込まれたからだと言われる。
ルーカスは、前にも言ったがお前の魔力は特別だ、そのせいでお前の父の時間が、黒魔法が有効だった過去に戻ったのだと話す。
ショックを受けたアタナシアは、そんな事が本当にあるのかと喚いた。
だが、お前は一度経験しているだろうと指摘され、彼女は驚いて立ち上がる。
転生したことをルーカスは知っているのだ。
おかしなこと言わないでというアタナシアだが、彼女が魔力を取り戻したことにより、彼女に張り付いている特殊な魔法陣が鮮明になり、ルーカスの目にはっきり見えるようになっていた。
彼女は、最初は運がなく処刑され、二度目は絶望し服毒自殺したようだ。
今回はどうなるのだろうと、ルーカスは彼女を見つめるのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」70話の感想
クロードの記憶が失われたのは何故か、それはアタナシア自身がもつ、時間逆行の魔法が原因でした。
アタナシアは使おうと思って使っていないので、厄介なものですね。
クロードの頭痛は、クロードが自分で黒魔法をかけたから、その反動とのこと。
何故黒魔法を使ったかは、記憶を消すためなのでしょうね。愛したダイアナを失った悲しみから抜け出せず、彼女の命を奪う原因となったアタナシアを殺したいほど憎んでいました。
自分がその感情に振り回され続けることに耐えられなかったクロードは、黒魔法を使い、記憶を消したようです。だからアタナシアと偶然遭遇するまでは、彼女のことをほったらかしだったのでしょう。
そしてアタナシアの魔法で、元に戻ってしまったと。アタナシアは、全然関係のない小説の中の人物に転生したわけではなく、彼女の魂がもといた場所に戻っただけなのですね。なるほどなと思いました。
ではアタナシアの魔力が暴走するように仕掛けたアナスタシウスは、彼女が時間逆行できることを知っていたのでしょうか。そうでなければ、彼の計画がうまく進みそうもないですよね。どこまで知っているのか、恐ろしい人物です。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに