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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」80話のネタバレ
ガリア辺境伯スチュアート公は、これまで皇帝を支えてきたにも関わらず、国境警備を10年も任されていることに腹を立てていた。
戦争で数々の手柄を立てた人物だが、政治手腕がなく、辺境に追いやられていたのだ。
それを焚きつけたのがジェラルド。
今の帝国のままなら地位はそのままだが、自分たちと手を組むならば、隣国の重要ポストに置いてやると唆した。
そして現在、作戦が順調に進んだと聞いたスチュアート公は、隠れ家から皇宮へ向かう。
一方カナリアは、火事で負傷したフリをして、数日部屋に閉じこもっていた。
そこへ、リカルドから皇后に気をつけという手紙が届く。
だがもう遅く、アニが、死んだはずのスチュアート公が皇宮に来たと教える。
スチュアート公は、セザールの指示に従ったのですと、エブゲニアや大臣らに訴えた。
セザールが反逆を起こそうと、その出兵の口実を作るために、死んだふりをすることになったのだと説明する。
皇権交代するたびに疲弊する皇室にとって、反逆容疑の影響は大きく、首都の城門は封鎖され、セザール側の騎士達は捕縛された。
政務会議では、セザールの反逆について話しあわれ、大騒ぎだった。
セザールが到着する前に、皇后はセザールが反逆したと決定づけるために、皇室と議会を買収するだろう。
リカルドとグレイシーは連絡がとれただろうかと考えるカナリア。
そしてカナリアは怪我のため動けないと断っていたが、ついに皇后宮の侍女長まで来て、必ず本日中に皇后宮に来るようにと指示が来た。
時間稼ぎはもう終わりだった。
これまで尽くしてくれたアニに、危険だと判断したら皇后側についてもらって構わないと言う。
カナリアはイーサンに、これからジャックスを連れ、皇宮を抜け出てセザールと合流して欲しい、おそらく首都付近に軍を配置されて、セザールが困っているはずだと話す。
それだとカナリア妃の護衛ができないというイーサンに、自分は表向きは皇后側の人間だから大丈夫だと言う。
カナリアは、今までお疲れ様でした、これから本当にしなければならない仕事に集中してくださいと言い、イーサンの頭を撫でる。
では着飾って皇后宮に行こうと、背伸びするカナリア。
カナリアはエブゲニアに会う。
エブゲニアはカナリアがわざと火を放ったと疑っているので、彼女は言い訳するが、それならもう一度チャンスを与えるといい、とんでもないことを言い出した。
皇子宮の資金の流れにおかしな点を発見したので調べる様命じたが、翌日執務室が出火したと証言しろというのだ。
出身のせいで皇太子になれないと悟ったセザールが、クーデターのために資金をごまかしたのだと。
皇后の狙いは皇妃ではなくセザールなのだと、カナリアは愕然とするのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」80話の感想
エブゲニアはどんどんと勢力を固めています。
スチュアート公を煽って、とんでもないことを仕掛けましたね。セザールが反逆を起こしたなどと、やりたい放題です。
ブレア達は捕らわれてしまいました。ブレアは男性だと勘違いしていたので、女性だと知って驚きました(笑)ブレアの初登場は57話ですが、よく見たら胸がありましたね。ずっと間違ったままですみません。
さて、エブゲニアが大きく動き始めたので、カナリアはセザールが戻ってくるまで時間稼ぎをしようと考えました。しかしそれももう終わりです。
ただしこれ以上歯向かうと、敵対視されて、カナリアの身が危ないのでは。それでもカナリアは、アニが巻き込まれないように、セザールが動けるようにと指示を出し、自分一人でエブゲニアに立ち向かうことにしました。
そしてエブゲニアは、カナリアをさらに追い詰めるような指示を出します。
これを断れば、カナリアも罪を着せられ、捕らわれるかもしれません。
火事のときのように、オスカーがまた助けに来てくれればいいのですが。難しいですよね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに