漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」63話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」63話のネタバレ

お姫様戻ってきたのですね、これまでどちらにいらしたのですかと、リリーは慌てて窓を開ける。

心配しているかと思って顔を見せにきたというアタナシアを、どれほど心配したことかと、リリーがギュッと抱きしめる。

アタナシアは、パパの目を避けてきたから誰も呼ばないで、また出ていくと言う。

いつクロードに殺されるかわからないからだ。

実は、アタナシアが戻ってきたらエメラルド宮に迎えるよう、クロードが指示していたのだという。

なんとアタナシアを傷つけた自分を責めていたそうだ。

だが記憶が戻ったわけではないそうなので、戻るには不安だ。

クロードが心配になったアタナシアは、クロードの様子を見に行こうかと考える。

その頃クロードは、庭園にてジェニットとお茶をしていた。

また次も来ていいか尋ねるジェニットに、ぼんやりと許可するクロード。

やはりジェニットと一緒にいると頭痛が治まる。

何故かと思うものの、考えるのが面倒な彼。

その様子を茫然と見つめるアタナシア。

これぞまさに、「かわいらしいお姫様」の一場面である。

自分がいなければ、本来の姿だったのだろうかと、アタナシアは涙ぐむ。

ジェニットのいるべき場所を自分が奪ったのではないか、最終的には元の場所に戻るように運命が動いているのかもしれない。

耐えられなくなったアタナシアは、瞬間移動でアルフィアス邸に向かうが、支度中のイゼキエルの目の前に移動してしまった。

慌てて逃げ出そうとするアタナシアを、イゼキエルが止める。

謝るアタナシアに、本物のお姫様ですかと、目を丸くするイゼキエル。

彼は本当に心配していたようだ。

イゼキエルが、自分に会いに来てくれたのかと言うので、あてどもなくさまよったと言い訳する彼女。

逃亡者のようなものなので、護衛もなしに旅行者向けの旅館に泊まり続けている、いざとなったら瞬間移動で逃げると聞いたイゼキエルはただただ驚く。

するとイゼキエルは、それならここに滞在されてはどうか提案する。

そんなことが知られれば、アルフィアス公爵に許可をもらわねばならないし、迷惑がかかるとアタナシアは断るが、イゼキエルの留学先の友人のために空けてある部屋があるから大丈夫だと言う。

いつものことなので、公爵は確認すらしないのだと。

隠れ続けるのも大変なので、少しそそられるアタナシア。

イゼキエルは、ゲスト用の別荘を用意することもできるし、使用人と遭遇しないようにもできると言う。

本来なら断るべき提案なのだが、少し休みたい彼女は、イゼキエルにお願いする。

ジェニットはうきうきで屋敷に戻ってきた。

最初は怖かった皇帝だが、今日はとてもやさしかったので、近くに感じることができたのだ。

そしてそのうきうきの気分のまま、イゼキエルの部屋のドアを開ける。

そこには、イゼキエルと、何故かアタナシアが立っていた。

イゼキエルは、ちょうどよかった、話したいことが有ると言う。

固まったままのジェニットに、お姫様が屋敷にしばらく滞在されると説明する彼。

アタナシアは、こっそり会いに来ていたことを隠すように、笑顔でジェニットの手を握り近づくと、失敗してバレてしまったと囁く。

本当はイゼキエルはジェニットにも内緒にしようとしていたのだが、アタナシアの希望でそれは避けた。

お姫様がここに滞在することは秘密だ、お姫様が不便がないよう協力してくれと言うイゼキエル。

わかりましたと返事したものの、ずっと自分とお姫様だけの秘密だと思っていたので、ジェニットは気持ちが浮かないのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」63話の感想

行方不明だったアタナシアと会うことができて、リリーはホッとしたでしょうね。心配しすぎて、刺繍道具を手にしながらも何一つ縫えないような精神状態でしたし。

仮にアタナシアが皇宮に戻っても、すぐに殺されるわけではないようなので、その点は安心しました。ただまだ記憶が戻っていないのですよね。本当にルーカスがいないとどうにもなりません。

一方クロードの方は、ジェニットといると頭痛が治まるため一緒にいますが、好意的に思う感じはまだ一切なく、ただ考えることを放棄しているようです。

好意を向けたダイアナ本人やアタナシアの記憶は失われてしまったので、求めれば失い傷つくものだと、無意識に感情を押し殺してしまっているみたいです。

アタナシアも失っている最中ですが、自分がジェニットの立場を奪ったせいだと考えているので、より自分を責め傷ついているのではないでしょうか。

そんな憂鬱な気持ちで瞬間移動したため、間違ってイゼキエルの部屋に移動してしまいました。

イゼキエルは、念願の彼女と再会できたので、彼もリリー並みに嬉しかったでしょうね。なんとか彼女の力になりたいと、協力を申し出てくれます。さすがイゼキエル、頼りになりますね。

ジェニットは、お姫様と自分だけの秘密がなくなってしまったので、複雑な気持ちです。それでくよくよするような子ではないと思うので、すぐに立ち直るとは思いますが、イゼキエルはアタナシアに夢中になるだろうから、そういう意味ではジェニットはまた寂しい思いをするかもしれないですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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