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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品です。
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漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」57話のネタバレ
イアンがスマホを持つようになって、彼とアイリスは頻繁にメッセージのやり取りをするようになった。
インターネット無しでメッセージのやりとりができる原理はわからないが、緊急時に役に立つだろうと、アイリスは考える。
アイリスは、この前のイアンのらしくない行動は、平常心を失っていただけ、自分はアナキンの妹だから優しくしてくれるのだろうと思う彼女。
飲んでいるお茶の写真や、くつろぐアナキン達の写真が送られてきたので、アイリスはほっこりする。
翌日、アイリスからの返信がぱたりと止まってしまったので、故障したのではと、イアンは暗い表情をしていた。
故障ではないというテリア。
何があったのかというダニーに、リュウは、1が消えたのに返信が無いようだと言う。
ダニーは呆れるのだった。
一方その頃、アイリスは第3次ソリア試験のために、マリアンヌと並んで皇宮へ来ていた。
彼女らがリザ皇妃に招かれた庭園には、社交界の大物である貴婦人たちが集まっていた。
貴婦人たちに、試験は難しくなかったかと聞かれたマリアンヌは、大注目の令嬢相手だったので大変だっだと、眉をひそめながら答える。
アイリスも聞かれ、この程度の重圧に耐え抜けなければソリアは務まらないと答える。
アイリスは、伯爵夫人らは貴族らしくない言動を嫌うので、不平は言わないのがいいだろうと考えていた。
3次試験は慈善パーティーの主催だった。
リザ皇妃は、自分に代わって社交界をリードし規範となるのがソリアの役目、より素晴らしいパーティーを成功させたものが、ソリアになるだろうと話す。
アイリスは笑顔で引き受けたものの、内心焦っていた。
夜、屋敷に戻り考える。
交流会ではない慈善パーティーなので、寄付金の額が勝敗の分かれ目となるのだろうと考える。
主催者が用意した贈り物に対し、参加者が可能な限り支払い、それを貧民救済に回す、帝国式の慈善パーティーだ。
これはマリアンヌに有利な試験である。
彼女の母が何年も培ってきた人脈を活用できるからだ。
それでも、怖がらず1つ1つ進めていこうと考えるアイリス。
まずパーティーを開くための邸宅だが、家臣やミサーラ夫人がフォレスト家の財産を食い荒らすだけで、家の補修を全くしていなかったため、補修だけでもかなりの金額だった。
かろうじて使用人への支払いは滞ってないものの、屋敷にはお金がなかった。
大邸宅の全てを補修することは難しく、準備期間も半月しかない。
解決策をあれこれ検索するアイリス。
すると、まだ起きていますかとイアンからメッセージが届いた。
そういえば返信していなかったことに気づくアイリス。
メッセージを返すと、商店街の街灯交換のため、真っ暗になるから気を付けてという内容だった。
そこで、補修無しでもパーティーを開く方法を思いつく。
翌朝、ソフィーに電灯のカタログを頼む。
贈り物にするのかと聞かれ、贈り物は別に用意する、電灯は照らすだけではないと、アイリスは笑顔で話すのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」57話の感想
イアンは、新しい技術が面白いのか、アイリスと連絡を取り合えるのが多白いのか、かなり頻繁に彼女にメッセージを送っていますね。
会うと身構えてしまうアイリスですが、メッセージのやり取りは気兼ねなくできるようです。このままアナキンの知らないうちに、親しくなれそう。
さて、ついにソリアになるための最終試験が始まりました。今回の試験はマリアンヌに有利ですが、アイリスならなんとかやってくれるだろうと、リザ皇妃は考えていそうです。これならアイリスを贔屓しているという不満も躱せそうですし。
しかし、ミサーラ一家のせいで、屋敷の補修もできないほど、財政悪化しているとは思いませんでした。とんでもない一家ですね。
アイリスはなんとか照明を使って、パーティーを行うようですが、どんなものになるのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに