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無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、傷ついてでも自分を殺そうとするクロードを見て、自分が魔力コントロールできないから罰を受けているのかと思うアタナシア。
だが父に殺されたくないと、アタナシアはルーカスのような瞬間移動でその場から消える。クロードは愕然とし、探しだして自分の前に連れてくるように指示を出す。
ルーカスは世界樹まで到達したが、肝心の実が実っておらず、世界樹にかじりつく。そのせいで帝国の天気が大荒れに。
一方アタナシアは、ジェニットの部屋に逃げ込んでいるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」55話のネタバレ
ジェニットが用意してくれた、チョコケーキでお茶をするアタナシア。
ジェニットは、アタナシアが来てくれたのでとても嬉しそう。
アタナシアは、私は一体何をしているのかと自分自身に呆れていた。
こうなる少し前、アタナシアは指先から金貨が生み出せるようになった。
それを目撃したリリーに、自分は魔法使いになったようだと教える。
国籍がオベリアの魔法使いは、皇室所属ではなくても申告する義務がある。
だがリリーはそれを隠そうと提案した。
突然魔法が使えるようになったので、まだうまくコントロールできなかったので、様子見ということだ。
とりあえずクロが自分に吸収されたというのは事実のようだ。
だからルーカスがあれほど情を持つなと注意してくれたのだろう。
その後、クロードに殺されそうになり、気が付いたらどこかの草原にいた。
その後は罪悪感を抱きつつ、偽造貨幣で過ごした。
前世では経験済みのことなのに、帰る家が無く一人というのは、これほど寂しいものなのかと思う。
アタナシアがバーに入ると、皇帝がアタナシアを探しているという噂話が耳に入った。
高額にも関わらず、広場にてアタナシアの姿が映っている映像石を流すのだそうだ。
そこまでして自分を処刑したいのかと青ざめるアタナシアは、慌てて店から出る。
最近自然災害があちこちで発生し、南西部で発生した土砂崩れで、どこぞの伯爵夫人が巻き込まれたようだと噂話は続いた。
店からでたアタナシアは、老人から言われた言葉を思い出し、これは呪いを受けたに違いないと気づく。
もしかして私に呪いをかけたのはジェニットではないだろうかと考える。
アタナシアの周りで、黒魔法に関連するのはジェニットだけだからだ。
ところが、ジェニットの様子を見に行ったアタナシアは、ジェニットの現状を知る。
アルフィアス公爵邸の窓から中をのぞくと、喪服を着たジェニットと公爵が言い争っていた。
ジェニットは、何故自分の伯母のことなのに参加できないのか、おじさんが止めても絶対にいくと、これまで見たことが無いほど感情的に訴えていた。
アルフィアス公爵は、ロザリア伯爵夫人が危篤だと聞いた日から今日まで、君がわかりやすいように何度も説明したはずだが、まだ言い張るのかと言い、呆れる。
だけどと泣くジェニットに、ほら見なさい、今こうやって自分の感情を抑えることができないのに、ロザリア夫人の棺を目の前にしたらどうなるかわからないだろうと言う公爵。
私の家族なのにどうしてと呟くジェニット。
公爵は、葬式にはイゼキエルと二人で行くから、ジェニットは部屋で自分の気持ちを落ち着けろと言う。
話を聞いていたアタナシアは、ロザリア夫人が死んだことに驚く。
ロザリア夫人はジェニットを第一皇姫にするために、アタナシアに濡れ衣を着せる人物ではなかっただろうか。
するとイゼキエルが、ジェニットの気持ちがわからないわけではないと言い、ジェニットの肩に手をおく。
アタナシアは、彼が自分に靴を履かせてくれたことを思い出し、なんだかムズムズする。
ジェニットはボロボロ泣きながら、とても愛していた、これからも愛していると私の代わりに伝えてください、お花を渡してください、とイゼキエルにお願いする。
ジェニットは唯一の家族の最期に、一輪の花すら直接供えることができないのだと、アタナシアは彼女を不憫に思う。
その後、泣きながら部屋に戻ったジェニット。
すると窓から音がして、1枚のメモが置かれていた。
3日後この時間に会いに来る、あなたの友人より、と書かれたそのメモ。
ジェニットは窓を開けて、手紙の主を探す。
アタナシアは、衝動的すぎたかと思いつつ、屋根の上からその様子を眺めていた。
ジェニットと文通していたので、情が湧いたのだ。
唯一の家族という存在を考え、パパに会いたいと思うアタナシア。
今頃寝ているだろう、いざとなれば瞬間移動で逃げればいいし、少し見てこようかなと考える。
皇城の屋根に移動しようと考えたが、間違ってクロードの部屋に来てしまった。
クロードはソファーの上でぐっすり眠っていた。
クロードに近づくと、紙を踏んでしまい、その音にびびる。
何故か紙があちこちに散らばっていたのだ。
その紙は幼い頃のアタナシアがお絵描きした、クロードと自分の絵なのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」55話の感想
アタナシアは、クロードから逃げる前から、魔法が使えるようになっていたのですね。しかも偽造通貨(笑)
そのおかげで生活していくことはできましたが、クロードは彼女を放っておかず、なりふり構わずアタナシア捜索を始めました。そこまで執念深いのかと、アタナシアもドン引きです。
そんなクロードは、アタナシアの絵を眺めながら眠ったようですね。保護魔法をかけてまで残していた絵について、何か気づくことはあったでしょうか。本人に記憶はなくても、無意識に娘を求めたのかもしれないですね。
一方ジェニットですが、とても可哀そうでした。大切な家族の葬式に出席できず、その顔を見ることができません。
アルフィアス公爵はかなり無情ですね。ジェニットの身バレを防ぐためだとは思いますが、せめて遠くからでも会わせてあげたり、うまいこと人払いすればいいのにと思います。
ジェニットにとって、クロードとアタナシアが残った家族になります。本当は実父でも実の姉妹でもないですが、ジェニットにはかけがえのない存在です。アタナシアもそのことを知っているので、なおさらジェニットを遠ざけることはできないでしょうね。呪いの原因だとしても。
毎度のことですが、ルーカスに早く戻って来てもらいたいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに