漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「異世界剣王生存記」原題・이계 검왕 생존기
生存率5%未満の疑似世界に放り込まれた元ニート主人公・柳田光輝。まるでゲームのようなシステムの世界だが、彼のガイドだけ壊れていたので、史上最強の力を持ちつつも、バグのためLv.5表示のまま。そんな彼が大剣1本で異世界を闊歩する、ファンタジー漫画です。
毎週水曜日に最新話が更新されます
前回のエピソードはコチラ
漫画「異世界剣王生存記」33話のネタバレ
光の教団の依頼を受ける前の話。
オーラとは、極限まで鍛え上げられた体と精気が、赤い光として発せられる絵ベルギーのこと。
オーラを習得した者は、人間を超越した力を持つことができる。
光輝も試してみたが、オーラが出そうな気がしただけで駄目だった。
しかもアーティスの魔法練習で背中を焦がされる。
魔法使いは魔法書を読むことで魔法を習得できるが、オーラにはそのような秘伝書はなかった。
オーラもマナも精気から派生したものである。
個人が持つ精気の特徴を、マナ・フォース・プラナ・オーラの4つに分けたものを4大力と呼ぶ。
その4大力の特徴に合う技術や使い方は、職業によって違う。
その4大力の使い方を教えたところで、生まれ持った精気の性質を取得する方法はない。
しかしオーラだけは修行で習得することが可能である。
40年修行し続けて習得したものもいる。
それほどオーラ習得は人によって違うので、光輝がオーラを習得できていなくてもまだ疑われることはないだろうと、アーティスは話す。
いつかは疑われることになるのかと聞く光輝。
それがこのクレタダンジョンの峠になるだろう、ここよりレベルの高いダンジョンは4大力がなければ戦えないほどなので、オーラ無しで戦ったら疑われるだろうとのこと。
しかもリッチのような物理攻撃が通用しない敵が現れたときには、光輝に攻撃する術がない。
ガイドラインさえ機能すれば自動的にオーラを習得できたのに、なんとか自力で頑張るしか無いのだ。
アーティスは、自分が魔法攻撃でサポートする、レベルを上げるから待っていろと微笑むのだった。
そして現在、光輝はアーティスの頑固っぷりに頭を抱えていた。
正体がドラゴンであることを隠し続けていたから変装には問題ないだろうし、アーティス位のレベルの者もあの辺りにはいないだろうから、大丈夫かもしれないと、光輝は自身を納得させつつ不安を抱える。
一方、アーティスことアリアナは、ハンディに倒されたポリフォークに駆け寄る。
そして、試験官は乱暴すぎる、まだ生きているのに事故死扱いはおかしいと指摘する。
ハンディは、思ったより皮下脂肪が多いようだ、放っておけば死ぬでしょうと答える。
アリアナは、一刻を争うから手伝って欲しいと、エリーゼに声をかける。
ポーションを飲ませるから口を開けてくれと言い、エリーゼはそれに従う。
さらにこのままではいけないから、荷馬車に乗せて、竜の巣まで運ぶというアリアナ。
ハンディはすごい形相でアリアナを睨む。
一行は竜の巣に到着した。
ポリフォークは、エピルの背にくくりつけて運んだのだが、あまりの重さにエピルはぐったりしていた。
それでもエリーゼの命を救ってくれた恩人だからと、嫌がらず協力してくれたのだ。
目的の竜の巣に到着したアリアナは、名ばかりの似たような地形かと思いきや、人間が手を加えた形跡はあるが、明らかに作られたものだった。
だが本当に竜の巣であれば、精気に満ちていなければならないのに、何も感じられない。
破壊された竜の巣に住んでいるだけなのだろうか、竜の巣として機能するか調べなくてはと、アリアナは考える。
すると、何をそんなに考え込んでいるのかと、いつの間にか後ろにきていたエリーゼが話しかけた。
配管がたくさんあるからと誤魔化すアリアナ。
エリーゼは変に思いつつも、ポリフォークの襲撃から助けてもらった礼を言う。
そして、広場にいるハンディについて、あの者はこの場所の監視やあらゆる暴力事件に関わっているものだ、そのような人物に恥をかかせたのだから注意したほうがいいと教える。
でも人が死ぬのを放っておけなかったとアリアナが言うと、ここでは人の良さだけでは生きていくことはできないと言うエリーゼ。
多くの人はここが隠された城だと勘違いしているが、食糧、飲料、スペースまで、あらゆる物が不足していると話す。
ここは竜の巣ではなく、人里離れた孤島だと答える。
ここでは秩序と命令体系が絶対で、はみ出るものは排除されれると言うと、そこまで言われたなら仕方ないと言うアリアナ。
そしてポリフォークに火を放ったので、エリーゼが慌てて止める。
アリアナは、怪我人には体温維持が必要です、人がいいのは貴女も同じですねと言い微笑む。
エリーゼが、わざとやったでしょうと恥ずかしさに顔を赤らめると、もうそんなに仲良くなったのかと、いつの間にか脇に立っていたハンディに声をかけられる。
ルールを説明していただけだ、あなたこそ移住人の管理で忙しいのではないかとエリーゼが言う。
アレハンドロの指示を受けたハンディは、アリアナをアレハンドロとの面談に連れて行くのだと言う。
そうしてハンディとアリアナは薄暗い通路を進む。
杖の携帯を許されず、丸腰で敵のトップに会わなければならない。
すると表情の変わったハンディが、本当に竜の巣かどうかわかりましたかと聞いてくる。
ハンディが、エミルの言っていた内部の潜入者だったのだ。
アリアナが着用しているエミルのメガネで、アーティスが光の教団の要員だと気づいたと言う。
では何故魔法の杖を外させたのかとアリアナが聞くと、魔剣士のアレハンドロも武器を装備していないこと、自分はオーラの使い手だから心配しなくていいと答える。
そして、さっき雑魚を助けていたが、あのような余計なことはしないでくれ、自分もアリアナ同様レベルを偽って潜入しているのだからと話す。
勘が鋭いエリーゼはすぐ始末しようというハンディ。
アリアナが、彼女たちだって騙されている被害者かもしれないと反論すると、犠牲者を出したくないなら、この面談で情報を引き出せという。
ハンディがドアを開けた瞬間、アレハンドロがペンを彼の目に突き刺した。
Lv.50を偽って入ってきたハンディが、光の教団のスパイであると気づいていたのだ。
そして、こいつが光の教団であるなら、アリアナは何者だと言い、アレハンドロはアリアナを見てニヤっと笑うのだった。
漫画「異世界剣王生存記」33話の感想
ハンディは狂人のようなので、てっきりアレハンドロを盲信している敵だと思っていましたが、まさか光の教団だったとは。
エミルはたしかに内通者がいるとは言っていましたが、まさかハンディだとは予想外でしたね。レベルを詐称しているせいで、アレハンドロに見破られているし。
光の教団は、竜の巣にいるのがグレイトアースだとは考えていなかったようです。しかもアレハンドロはリッチを倒したドラゴンを探していたので、アーティスがピンチですね。
光輝は自宅に戻っていましたが、早く救出に行ってもらわないと。ハンディが殺されたことで、通信が途絶え、エミルが気づくでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに