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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品です。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、マッカートニー公爵との新しい契約書を、イアンに会いたくないために、予星館ではなく情報屋のところまで持ってきたアイリス。
だが薄暗い情報屋の中にイアンがいた。今日は先帝の忌日で誕生日だと言い、泣きそうなイアンはアイリスに甘える。アイリスも両親を失っているので、彼の辛い気持ちが理解でき、今日だけと膝枕で彼を慰める。
朝になったので帰ろうとするアイリスを、イアンが止め、自分にはアイリスが必要だと話す。そこへダニーがやってきたので、アイリスは逃げるように馬車へ。その表情は今にも泣きだしそうなのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」55話のネタバレ
数週間後、レイセンの使節団が帰る日になった。
早めに皇宮に到着したイアンとリュウは、アナキンの様子を見に彼の執務室へ。
イアンは最近一度も笑わないので、リュウは気になっていた。
アナキンは、ゴミ袋に花を詰めていた。
皇室警備隊長になってからというもの、彼を慕う女性たちから毎日花やら手紙やらやたらと届くようになったのだが、アナキンは好意を理解しておらず、暗殺のために送ってきているものだと勘違いしていた。
幼い頃からシスコンだったので部屋から滅多に出なかったし、戦地を転々としていたので、女性関係に疎かったようだ。
金の亡者のダニーに、お菓子大好きテリー、それにアナキンだけでなくイアンまでアイリスしか見ていないという、まともな者が1人も居なかった。
リュウは、少しアイリス令嬢から離れないと恋愛どころではないと、アナキンにアドバイスするが、アナキンは、アイリスを置いて結婚などできない、アイリスの結婚相手は自分の基準に合格すればいいと話す。
その基準とは、強くイケメンで伝説のレンシューほど色男でなければならないそうだ。
アイリスを誰よりも大切にし、稼ぐ能力があり、読書好きで博識なアイリスと話が合う人物だと、延々と話すアナキン。
リュウは、時間があるからと立ち寄ったが、こんな長話を聞くことになるなんて選択を間違ったと思う。
リュウはイアンに、あなたはどう思うかと話を振ると、イアンはアナキンの言葉を紙に書き留めていた。
その後、レイセンの使節団と挨拶するイアンとリュウ。
リザ皇妃の代わりとしてグライフ伯爵も挨拶する。
レイセン国王からリザ皇妃の名前がでれば、ルイ皇子が皇帝へと一歩近づくと考えているのだろうが、イアンは既に手を打っていた。
レイセンのウルス伯爵は、イアンの手腕に感心し、アイリスとただならぬ仲なのだろうと考える。
イアンはマッカートニー公爵に挨拶する。
マッカートニー公爵は、イアンだけが若い自分を子供扱いしなかったため、好感を持っていた。
アイリスへのお礼にピザのレシピと、イアンにプレゼントだと初代公爵夫人が使っていた遺品をイアンに手渡す。
家宝ではないのかとイアンが聞くと、フォレスト令嬢を見て、全てには相応しい持ち主がいることを理解したのだと答える。
気に入ったら今度自分の頼みを聞いてくださいというマッカートニー公爵。
また会いましょうと言い、二人は固く握手する。
レイセンの馬車を見送ると、リュウが何を受け取ったのかとイアンに尋ねる。
小包からでてきたのは、黒いスマホ。
レイセン語のメモがついていて、初代公爵と公爵夫人がペアスマホと呼んでいたと書かれているのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」55話の感想
なんと2台目のスマホが登場しましたね。夫婦で使っていたようなので、イアンが持つことになるのでしょうか。シスコンのアナキン、ではなさそうですね。
アナキンは皇室警備隊長になってから、かなりモテモテのようです。ですが恋愛に疎いことと、身近な女性がアイリスという高スペックな女性ですので、誰を見ても見劣りしてしまうでしょうね。
妹のアイリスに悪い虫がつかないように必死なアナキンですが、イアンもそれに応えようとメモまでしていました。
アナキンは今のところ、イアンをアイリスの相手には全く認めていないようですが、いつかは認めなければいけませんね。
それがスッキリ認める形なのか、しぶしぶ認めるのか、どうなるのでしょうか。とりあえず新しいスマホで、アイリスとイアンの関係がかなり変化しそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに