漫画「捨てられた皇妃」最新話116話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、美優は貴族派に行くことが決まり、次期皇后については翌日話しあうことに。

アリスティアの母ジェレミアについては、昔の貴族名簿をみる限りは、ゼナ公爵の話が正しいようだった。

その夜行われた花流し。数々の事実に呆然としていたアリスティアは、ルブリスと目が合うと目眩を起こす。

それを見たルブリスは、翌日の政務会議最終日で、次期皇妃のアリスティア、次期皇后に美優が決まったが、皇帝の意に逆らい、同意できないと拒否するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「捨てられた皇妃」最新話116話のネタバレ

皇帝にはまるで臣下のように従っていたルブリスが、公の場で皇帝の意に逆らうなんてと、アリスティアは驚く。

皇帝は、皆が同意することに何故反対するのかと言うと、ルブリスは、その前にゼナ公爵に1つ質問をする。

美優を次期皇妃として受け入れる代わりに、次期皇后より前に美優を皇宮に入れるという条件を持ちかけるつもりなのではないかと。

ゼナ公爵はそのつもりです、殿下を横でサポートする女性が1人は必要でしょうと答える。

ルブリスは、今この場で次期皇后と皇妃を決めたところで、モニーク侯爵令嬢は成人式まで1年待たなけれならない、ここで次期皇妃を皇宮に入れるのなら、モニーク侯爵令嬢と違い、その素質が検証されないまま彼女が皇后の役目を担うことになると話す。

次期皇妃が次期皇后の仕事をするのは当然のことですとゼナ公爵はいう。

自分の政務補佐に必要だと言うが、これまで1人で十分にやってこれたので、モニーク侯爵令嬢が成人するまでの残り1年は、現状のまま、当初の予定通り待ちましょうと話す。

それまでには、ゼナ公女の素質も十分に検証することができるでしょうと。

1年後のモニーク侯爵令嬢の成人式の日に答えを出すと、ルブリスは強調する。

政務会議が終わり、思いがけないルブリスの提案のおかげで、ラス公爵やベリータ公爵はホッとする。

皇帝は、公女を皇室に嫁がせられるのに、こちらに条件までつけようとしたのかと、ゼナ公爵を牽制したのだ。

ただし、美優に皇后の素質があれば、次期皇后になるかもしれない。

神が選びし子に対抗できるのは神が選びし子だろう、娘を皇室に送ることに覚悟をしたほうがいいな、と、ラス公爵はケイルアンを見る。

ケイルアンは、それには同意できない、娘の意思を尊重したいと言う。

それに犠牲が必要になってもと。

ソファに腰掛けるアリスティアに、ルブリスが近づき、彼女を優しく立たせる。

その様子を、美優は鋭い目で見つめるのだった。

ルブリスはアリスティアを、庭園のテーブルに連れ出す。

アリスティアは、未来に備えていたつもりだったが、この大きな流れの前では無力だったと、呆然と考えていた。

そうして段々と気が遠くなり、倒れそうになる。

温かみを感じ、このまま眠りに落ちたいと思う彼女。

実は、ルブリスが彼女を抱きしめていたのだった。

ハッと正気に戻るアリスティア。

ルブリスは、すまない、君が皇室に入る気がないのはわかっているが、無理に猶予期間を設けてしまい申し訳ない、君の意思を尊重したかったが、あまりにも無力でこうするしかなかったのだと説明する。

アリスティアは、むしろ自分のために時間稼ぎをしてくれたのにと思う。

それに一国の皇子が自分の非力を口にするとは思わなかった。

ルブリスは、その代わりに、自分の名にかけてアリスティアには何も強要しないことを誓う。

だから、全てを諦めないでくれと励ます。

アリスティアは思わず涙を流すのだった。

その後、彼と昼食を摂る。

普段の彼なら食べないようなメニューが、アリスティアのために用意された。

夕方には、ルブリスはジェレミアについて語った。

とても素晴らしい女性で、内緒だが怒られたこともあるのだと。

ルブリスが3歳の頃、モニーク侯爵邸に行ったことがあったのだが、大人の会話には馴染めず、1人で邸宅内をうろついた。

とある部屋で、紅玉と青みを帯びた銀の房飾りがあしらわれた、どこかの国の王笏のようなものを見つけたのだと、彼は話し始めるのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話116話の感想

ルブリスに愛された記憶がある美優からすれば、今回のルブリスの反応にはかなり驚いたでしょうね。

おそらく今回も無条件に彼に愛されて、優秀なアリスティアを貶め優越感に浸れると考えていたのでしょう。アリスティアの家と対極である貴族派を選んだのも、アリスティアを苦しめるためだったのかもしれません。

また、アリスティアの前世は、ギロチンで処刑されたところで終わったので、その後の帝国がどうなったのかわかりません。

美優はそのあたりを知っているので、アリスティアを処刑するほどおかしくなったルブリスのせいで皇帝派が弱まり、後々は貴族派が実権を握るから、貴族派をあらかじめ選んだのかもしれません。

美優はアリスティアの知らない未来を知っているので、かなり手強い相手ですよね。

ルブリスは今回の政務会議の決定について、美優の素質も指摘していました。前世の美優はアリスティアに仕事を丸投げしていましたが、アリスティアの死後、真剣に取り組んだのでしょうか。

もしそうであれば、素質の面でも問題ないでしょう。そうでなければ、アリスティアにもチャンスはありますが、美優がまたこの世界に来ることを見越して準備していた場合は、やはりアリスティアには厳しい戦いになります。

ルブリスはアリスティアに惹かれているので、彼女の意思を尊重したいながらも、自分と一緒にいてくれないかと必死ですね。

アリスティアのトラウマを消すことができるくらい、彼女に愛情を注ぎ続ければ、いつかは気持ちが傾くかもしれません。でも過去のことがあまりにもあんまりなので、相当時間がかかるのではと思います。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

4 COMMENTS

きら

こういった作品にこれまで興味がなかったため、皇后と皇妃の区別がわかりません。
原作も誰でも当たり前に知っているかのように書かれているので、話についていけません。

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猫野

きら様

コメントありがとうございます。私も慣れるまでチンプンカンプンでした。

皇妃は、皇帝の妻という一般名詞です。
皇后も皇帝の妻の意味ですが、一夫多妻制のもとでは皇帝の複数の妻のうちの最上位です。
「捨てられた皇妃」の1話目で、転生前のアリスティアは皇后から格下げされ、後妻扱いの皇妃として迎えられます。
この後妻というのは、本妻以外の妻という意味のようです。

つまり皇后は妻たちの頂点・正妻皇妃は何人かいる皇帝の妻・側室という感じになるのではと思います。

今回のエピソードでは、美優をいきなり皇后にして皇宮にいれるよりは、とりあえず皆に受け入れられやすい皇妃まで一旦格下げしてもいい、その代わり早めに皇宮に入れて政治に干渉したいという、ゼナ公爵の思惑があったようですね。

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きら

詳しい解説ありがとうございます!
これからもネタバレ楽しみにしております!

返信する
猫野

きら様

こちらこそありがとうございます。
また何かありましたら、お気軽にコメントしてください。

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