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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
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漫画「盗掘王」102話のネタバレ
遼河のところに、久しぶりにエドワードから電話があった。
急ぎだというエドワードは、メールを送ったから確認してくれという。
何をそんなに慌てているのかと遼河が言うと、重要な情報だからだと言い返される。
メールには遺物使用者の等級リストが添付されていた。
・王・・・4段階 全人類に影響を与える可能性がある支配者
・師・・・3段階 世界に影響を与えることができる上級者
・士・・・2段階 国内に影響を与えることができる中級者
・見習い・・・1段階 限られた地域内に影響を与えることができる下級者
墓と遺物のランクを付けていたパンドラが、遺物使用者にランクを付け始めたのだ。
そこへ、何を見ているのですかと言い、柳と雪がやってきた。
遼河は、パンドラが遺物使用者にランクをつけたので、それぞれどのランクになったか見てみようかと言う。
1 破産王 アイリーン・ホルトン
2 運命王 ジョシュア
3 強奪王 剛力遼河
4 征服王 大河原泰政
5 風聞王 ウェイド・ハルマン
自分につけられた強奪の文字に、唖然とする遼河。大笑いする柳。
雪は、過去の士に比べれば、順位がいいではないですかと嬉しそうだ。
しかし遼河は呼称が気に食わないので、変えてもらえないかジョージに電話をかけようとする。
すると、強奪王の称号を得ました、この人生では適正判断を誤ったようです、転職しますか、というウィンドウが出る。
カラスにまでからかわれたと1人で怒る遼河。
盗掘王から強奪王にww転職するとこれまで得たスキルは初期化されますww転職しますかww
と、ウィンドウでことごとくバカにするカラス。
遼河はジョージに電話をかけると、ジョージに強奪王おめでとうと笑いながら言われる。
名前はパンドラシステムが考えたそうだが、議員も満場一致で賛成し、決まったのだそうだ。
まさにお前にぴったりじゃないかと言うジョージ。
他に良い呼び名はないのか、神聖王とか英雄王とかと遼河が言うと、図々しいと突っ込まれてしまう。
ジョージは、とにかく名前は変えない、このままマスコミに発表する、忙しいから切るぞと言い、電話を切った。
苛立つ遼河に、ひとまずメールの詳細を確認しませんかと、柳は声をかける。
雪と柳の分を確認する。
二人共師にランクインしていて、雪は偵察師、柳は頓馬師だった。
師は王のすぐ下だから悪くはないが、呼び名が強奪王よりひどすぎると柳が喚く。
遼河は、どのような呼び名がついたとしても、重要なのは等級だと、自身のときと全く違うコメントをする。
頑張って頓馬師から頓馬王になれという遼河。
パンドラが定めた王クラスになることに意味があり、この先の遺物時代で支配者になることができる。
さらに、王だけが得ることができる、王の秘宝というものがある。
俺も王になるのは初めてだ、どのような遺物が手に入るのかはわからないが、強力なバフ型遺物だろうなと言う遼河。
柳は、ただでさえ強い王にさらに力を与えるのかと指摘する。
遼河は、その通り、最後には王が支配することになるという。
人間を苦しめるために、遺物がそのようなシステムを望むからだ。
パンドラの意思決定に大きな影響力を与えるパンドラシステムの正体も遺物だ、だから王を選ぶ際にも悪人ばかりを選んだのだろうと説明する遼河。
遼河は遺物の思い通りにはさせないと言う。
柳や雪を王に昇級させ、こちら側の人間で秘宝を占有しなければならない。
秘宝は全部で15個あるが、王は5名なので、席はまだ十分残っているはず。
雪と柳と同ランクは全部で180名なので、18倍の競争率だ。
考えただけでも頭が痛いという柳に、俺が手伝ってやる、なんなら無理矢理王の座を空けてやると言う遼河。
例えば、大河原に大河原と大河原だ。
すると遼河のスマホに、非通知の電話がかかってきた。
遼河が電話に出ると、リチャードを追い詰めた恩人だと名乗る。
風聞王だ。
俺が誰だかわかるか、俺はお前のことを全部知っているぞ、とニヤニヤ聞くウェイドだが、遼河に名を当てられ、思わずスマホを落とすほど驚く。
気を取り直したウェイドは、何故俺の名を知っているのかと遼河に聞くも、俺こそお前の情報を多く持っていると言い返される。
じゃあ切るぞという遼河に、同盟を組んでやるぞとアピールするが、あまり相手にされない。
リチャードの件で手伝ってやったじゃないかと喚く。
だが、勝手にやっただけじゃないかと言い返される。
柳が電話の主は誰かと聞くので、風聞王が同盟を組もうと言ってきたが、コイツの遺物からして好きではないと言う遼河。
ウェイドの遺物は、ヒトラーの側近でナチ党の宣伝大臣ゲッベルスである。
優れた宣伝技術でナチ党の勢力拡大に貢献し、その結果が第二次世界大戦やホロコーストだ。
そんな人物の遺物を平然と使う奴とは仲良くしたくない。
再度電話にて、同盟など組む気はないと言うと、話を聞いてくれとウェイドはすがる。
手を組んで七大墓を攻略しよう、お前の情報力もかなりあるようだが、私と組めばパンドラの最新動向、運命王について、王の秘宝についても教えることができると説明する。
王の秘宝について遼河が反応したので、情報を共有しようというウェイド。
そこで同盟を組むにあたって、まず邪魔者を排除してほしいと持ち掛ける。
その人物は雷の遺物を使う男、ユリアン・ミラーなのだった。
漫画「盗掘王」102話の感想
遺物使用者がわかりやすくランキングされることになりました。
それぞれ納得のいかない呼び名をつけられてしまいましたが、遼河はピッタリですね。納得がいかない彼は、呼び名候補をあげますが、自分のどのあたりに神聖さを感じていたのでしょう(笑)
遼河の呼び名は、ウィンドウ越しにカラスにまでバカにされていました。文字で笑うとは、やりたい放題ですね(笑)今回は面白かったです。
以前から、王の呼び名がついている人物は問題児ばかりだと思っていましたが、本当にそうでした。遺物側が敢えて悪人を選んでいました。アイリーンは善人のようですが、実は悪の素質があり、ミダスに選ばれたのでしょうか。
そしてリチャードの時に協力してくれた風聞王ウェイドは、邪魔者排除のために、遼河と同盟が組みたかったようです。
遼河たちのチームは、七大墓の遺物を3つ持っていて、ランク1位のアイリーンまで所属している、実力のある発掘団ですので、ウェイドが組みたがるのも理解できます。
遼河は情報と引き換えに邪魔者排除の話を受けようかと考えますが、まさか相手がユリアン・ミラーだとは。
ユリアンも過去の発掘団で一緒だったので、ムニンの涙を使えば、仲間になる可能性はあります。ただ、遼河とは馬が合いませんでした。
貴重な情報をもつウェイドと、かつての仲間で正義漢のユリアン。遼河はどちらに協力することになるのでしょうか。遼河なら、どちらも騙して一人勝ちするかもしれませんね(笑)
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに