漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」65話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」65話のネタバレ

セザールの手を引き、速足で町を歩くカナリア。

どこにいくのかと彼が聞いても、彼女は無言だ。

こうしている間に、皇后の手下に見つかったらどうしようと焦るセザールは、足をとめ、路地に入る。

そうして海の見える誰もいない広場へと移動。

セザールがカナリアにどうしたのか聞くと、あんなに触られ続けて嫌だと言えないのと、彼女は怒った。

彼女たちは俺が誰だか知らないし、お前が黙って笑顔でいろと言ったからと、セザールが説明すると、状況によって違うでしょ、私たちは夫婦なのだから、あなたに触れていいのは私だけとカナリアは訴える。

離婚しようと言っておきながら、わがままなことを言っているのはわかるけど、どうにも我慢できなかったと思う彼女。

セザールが無反応なので、チラっと彼をみると、セザールは顔を真っ赤にしていた。

そしてそのままカナリアを抱きしめる。

お前が怒っている理由は嫉妬なんだろうと指摘され、カナリアも顔を赤くする。

これは嫉妬ではなく、見苦しい行動に腹をたてただけど言い訳するカナリアだが、セザールは、常に不安だったから良かったと言う。

カナリアは彼を抱きしめ直す。

彼女はセザールにときめくのだった。

開店イベントは大成功し、本格的な営業が始まった。

グレイシーはすぐに、カナリアがブラウスの販売価格を下げた意味を理解する。

価格に敏感は平民達は、買わなければならない基本用品は、なるべく安価で買おうとするのだ。

噂が広まり、皆グレイシーの店でブラウスを購入した。

口コミのおかげで隣町の人までブラウスを買いにくるほどだ。

単にブラウスの販売価格だけでは利益がでないが、ブラウスに合うリボンやアクセサリーを展示することで、安いブラウスに惹かれて来店した人々はその他の商品も購入していった。

カナリアはこのように、既存の商店があるなかで、皆がグレイシーの店にやってくるような魅力的なアイテムが必要だと考えたのだ。

夜、予想よりはるかに売り上げが良いので、この調子なら父にいい報告ができると、グレイシーはカナリアに感心する。

外は雨が降り続けていたので、このまま何事もなく結果報告の日を迎えたいと思う彼女。

そのまま仕事をしながら眠ってしまったグレイシーは、外が騒がしいことに気づく。

夜は明け、外は晴れて明るかったが、大勢の人が暗い表情で大荷物を持って移動していた。

近くにいた人に話を聞くと、夜の間に降った豪雨のせいで洪水が発生し、家が無くなった人が大勢いるのだそうだ。

皆避難所に向かっているのだという。

泣きながらあるく少女を見つめ、グレイシーは悲しそうな表情をする。

その後、ランカスター家。

ついに試験の結果を報告する日がやってきた。

レイモンドは食料品店を運営し、平均的な売上の5倍の売上をだした。

平民と貴族が扱う食品の違いを把握し、上手く運営していたそうだ。

途中、豪雨のために需給が滞ったこともあったが、普段取引している行商人に連絡をとり危機を乗り越えたと、レイモンドは説明する。

一方グレイシーの店は、オープン早々売上が良かったのに、ある日を境に売上が落ちていた。

理由を聞かれた彼女は、洪水のために家を失った人たちのために、避難所に行き、無料で衣服を提供したのだと答える。

その結果、店の売上を維持することができませんでしたと、暗い表情で話す彼女。

公爵は、これは爵位継承するための試験、お前は法律を変えてまで爵位を受けようとしていたのを知っている、それなのに売上を維持しようとは思わなかったのかと指摘する。

グレイシーは、避難民に衣服を提供していなければ、商店街の平均より10倍は売り上げることができましたという。

しかしランカスター家領地の住民が災害で苦しんでいるのに、見て見ぬ振りをして爵位を受けたのなら、私は自分を一生許すことができないでしょうと答える。

セザールとカナリアに尽力してもらったのに、申し訳ないと思う彼女。

公爵になれなくても精一杯手伝うから、このような選択をした自分を理解してほしいと思うのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」65話の感想

カナリアは嫉妬するようになりましたね。二人の仲がどんどんと深まって、いい感じです。

カナリアはムキになって彼を外に連れ出しましたが、誰にも見つかっていないといいですね。それだけが心配です。

さてグレイシーの店ですが、カナリアの作戦が大当たりし、好調なスタートでした。カナリアは頼もしいですね。

しかし洪水が発生したため、グレイシーは爵位継承より、領民を優先させました。この判断はどう評価されるでしょうか。

グレイシーは商売の才能は既に持っているわけなので、レイモンドとの差は、領民のことを考えられるかどうかですね。そう考えれば、次期公爵にふさわしいのはグレイシーなのではないかと思います。

またカナリアとセザールも、そのような理由であれば納得してくれると思います。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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