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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」74話のネタバレ
アウターとは、ヘブリオン帝国や西方王国会に反発する者達のことだ。
だが1つのグループではない。
ヘブリオン帝国と西方王国会で、影の世界の管理をしていることに不満を持つ、複数の集団が集まった集合体だからだ。
巨大な力に対抗するために団結したものの、利害関係が一致しているだけで目的が同じではない、そんな集団である。
アウターの幹部たちは、最近捕まる仲間が増えていると話していた。
まるで誰かがこちらの計画を全て知っているようだと。
私たちの偉大な革命家様の直属の部下が捕らえられているから、情報を漏らしたのだろうかと話す、ジョーカーのカードを持つ幹部。
革命家は睨む。
ジョーカーを持つ男は、自信満々に魔塔に出向いて、生け捕りにされるなんてどういうことなのかと、下品に大笑いする。
苛立った革命家は、その男が座っていた所を攻撃する。
呆れる他の幹部。
ジョーカー男は大笑いし、魔塔主がそいつを尋問したかもしれないだろう、ランク7魔法使いだから脳を調べることができるんじゃないか、最後まで迷惑だなと大笑いする。
革命家が手を出そうとすると、死神風の男が止めた。
死神男は、過ぎ去った話をするために集まったわけではない、革命家よ、我らはいつまで闇からでてはいけないのだ、お前が提案した方法は危険だった、と言う。
革命家は、計画は完璧だったと答える。
だが相手に看破された、結果が全てだと言い、死神男は革命家を睨む。
しかし自分たちにとっていい機会かもしれないと言う。
死神男は、いつまでも隠れているわけにはいかない、我らへの取り締まりが本格的に始まる前に、存在を知らしめておくのもいいだろうと提案する。
ジョーカー男は拍手をし、大賛成だ、退屈していたのだと言い、はしゃぐ。
だが、ヘブリオン帝国と西方王国会の両方を同時に相手にしなければならないのを知っているのかと指摘し、死神男は勿論だと答える。
そして、近々、西方王国会の大会議が行われるので、一箇所に王国会の代表が集まる、失敗を挽回する機会を与えてやると、死神男は革命家に話す。
あれを渡せと言われたジョーカー男ことピエロは、あれを手に入れるのにどれほど苦労したかわかっているのかと大騒ぎする。
二度も言わせるなと死神男に怒られ、ピエロはしぶしぶ承諾。
そして、わかったよ、これを受け取れと言い、禍々しい杖を革命家に投げ渡した。
死神男は、大会議に出席するであろう王たちを全て始末しろと言う。
革命家は、その次はヘブリオン帝国というのは忘れていないだろうな、と言う。
へブリオン帝国も、アウターにとって長年の宿敵なのだった。
その後、月明かりの下で革命家が歩いていると、ピエロがやってきた。
何用かと革命家が聞くと、ここまでくれば認めてくれるよね、俺たちが同じ部類だということを、と話す。
お前らのような犯罪者と一緒にするなという革命家。
ピエロは、お前はもう犯罪者のようなものだ、お前も国に戻れば死刑になるだろうと言う。
そもそも、そのアーティファクトが何であるか知りながら受け取ったのだろう、それ自体で悪である証拠だと指摘する。
革命家は、私にはそうまでしても果たさなければならない宿命があると答える。
そういうところはあの死神老人と同じだ、あの人はアウターが誕生してから生き続けている化け物だ、正体不明の老人だが信念があると話すピエロ。
全てが影の世界に飲み込まれるのが女神の意だと、老人の真似をしてピエロは茶化す。
革命家が、私をあの者たちと同類にしたがるのは何が目的だと、ピエロに尋ねると、革命家の目的が理解できないから、と答えるピエロ。
続けて、一般市民のための世界を作ると言いながら、本当は自分のためだけに動いているからだと、革命家を嘲笑する。
私が何の目的で動くのかはお前とは無関係だという革命家。
ピエロは、無関係ではない、もしあなたが平民のために活動するのをやめるというのなら、俺が裁かなければならないと言う。
革命家は、豚のようなイオレタ王の首を刎ねたナイフで、私をさばく気なのかと睨む。
ピエロは大笑いし、望むならは試してみてもいいと言い、ナイフで威嚇する。
ナイフ遊びには興味が無いと言い、背を向ける革命家。
何事にも多少の犠牲は伴う、私もそれぐらい理解していると言う。
ピエロは、がっかりしながらナイフをしまうと、やはりパーティーはフリレチア王国かと言うのだった。
一方、デジール達がフリレチア王国に到着すると、ロマンティカの家の使用人が、彼らを待っていたのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」74話の感想
今回はアウターがメインの話でしたね。
謎の多いアウターですが、革命家、ピエロ、死神男、マスク女の4名が、中心人物のようです。
利害が一致しているだけで目的は違う集団とのことですが、それぞれがそれぞれのグループを率いているのでしょうか。どちらかというと、あの3人のグループに、革命家が加わっただけのように見えます。
アウターの仲間が次々と捕獲されているようですが、デジールの情報のおかげなのか、クライケンから情報を得ているのか、どちらでしょう。ピエロが言う通り、魔塔主なら、無理やり情報を吐かせることができそうですものね。
今回の失敗の埋め合わせに、革命家が西方王国会の大会議で、殺戮を行うことになりました。聖女プリシーラとジョードが参加する会議ですね。そしてデジールも。
これならいくらアウターの襲撃があっても、デジールがなんとか阻止するのではないでしょうか。でも目をつけられそう。
それに、革命家は禍々しい杖を使うみたいですが、かなり強力なもののようなので、無傷では済まないでしょう。
そんなことになっているとはつゆ知らず、デジール達は、フリレチア王国に到着しました。ロマンティカは豪商の裕福な家の子なので、使用人が迎えにきていましたね。彼女がどんな暮らしをしているか、面白そうですね。
まとめ
・アウターは、ヘブリオン帝国と西方王国会が影世界を管理していることに反発している複数の集団のことである
・革命家の直属の部下クライケンが捕まったことで、情報が漏れていると疑われ、革命家は責任をとらされることに
・革命家は、悪の証明である禍々しい杖を持ち、西方王国会の大会議に出席している者たちを皆殺しにするつもりだ
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに