漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」51話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、自分が哀願したにも関わらず、子供を残して死んでしまった、ダイアナの夢を見るクロード。ダイアナの代わりに赤ん坊を愛せと言われて無理だ、この先も愛すことはできないだろう。

ダイアナの幻は、悲しそうに微笑んで彼の前から消えた。嘆く彼は、このようになすすべなく感情が揺さぶられるのが嫌で仕方なかった。だが目覚めると全てを忘れてしまう。

そのまま生誕祭を迎えるが、何日も寝不足のクロードは、貴族の顔すら認識できないほどぼんやりしていた。だがアタナシアの名を聞くと目つきが変わる。

一方、出席予定だったのに生誕祭に招かれなかったアタナシア。エメラルド宮で大人しくしていると、突然クロード直属の騎士団が押し掛けて、アタナシアを連れていこうとするのだった。

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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」51話のネタバレ

アタナシアは、クロードの目の前に連れてこられた。

騎士が気まずそうに、膝をついてもらえないかとアタナシアに言う。

アタナシアは困惑しながらも跪く。

貴族達はざわつく。

クロードは、俺を愚弄する小娘に、普段することもないような情けをかけてやったにも関わらず、今日のような日まで心を乱すお前をどうするべきかと言う。

フィリックスは、クロードを説得しようとするが、反逆罪で死にたいのかと睨まれてしまう。

一様にあの小娘を姫だとほめそやすから、あの小娘も調子に乗って生意気な態度をとるのではないかと言うクロード。

そして、先ほどアタナシアのことを尋ねたパドマ伯爵に、あの小娘は一体何者かと問う。

アタナシア・デイ・エルジェア・オベリア姫様ですと答えるも、クロードは、間違っている、その娘は俺の娘でもなければ姫でもないと言う。

ざわめく会場。

俺の前で跪いているのは罪人だ、次見かけたときは殺すといったが、今日は血をみたくない、興醒めだから宴会はこれまでとする、と言うクロード。

その姿は、娘の名前を一度でも優しく呼んだことのない、氷の彫像、まさに原作のクロードだった。

娘を連れていけと命じ、騎士達はアタナシアの腕を掴み上げる。

アタナシアは離してと言うと、魔力がほとばしり、騎士達の手が弾かれた。

私の体に触れていいなどと許可していません、というアタナシア。

今日は綺麗だなアタナシア、とクロードが優しく声をかけてくれたことを思いだす。

そして、このようにしなくても自分の足で出ていきます、このおめでたい日に私の祝辞は望まれないだろうから、陛下の仰せの通りに退出しましょう、オベリアの太陽に祝福をと言い、クロードを真っすぐ見据える。

何かを感じるクロード。

お誕生日心よりお祝いもうしあげます陛下、と言い、アタナシアは会場を去る。

通路を走るアタナシア。

がむしゃらに走ったため、靴が脱げ、転んでしまう。

アタナシアは震えていた。

そこへ駆け寄ってきたのは、イゼキエルだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」51話の感想

やっぱりというか、クロードはアタナシアに対してとんでもないことをしてしまいましたね。

ここまで来ると視野が狭すぎるクロードに呆れてしまいますが、それは平和な暮らしをしているからでる発想であって、あのように何もかも狙われ奪われて生活してきた彼にとっては正常な判断なのかもしれません。

結局、原作と同じような展開になってしまいました。興が醒めたから殺さないと言っていましたが、本当に殺す気があるのかどうか。アタナシアに八つ当たりしているのでしょうか。

フィリックスしか支えになる者がいない、そのフィリックスの言葉すら信用できない孤独なクロードは、いつまでも過去の悲劇を引きずり目をそらし、邪術に抗えず、まともな思考もできなくなっています。なんだか哀れというか、気の毒ですね。

アタナシアは、鋭い目でクロードを見つめ返していましたが、何かの糸が切れたのかもしれません。

幸い、彼女は原作とは違い孤独ではなく、イゼキエルが心配して駆けつけてくれました。

ルーカスがいない今、頼れるのは彼だけですね。彼ならアタナシアの立場がどうなろうが、気にしないで保護してくれるのではと思います。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: