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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」70話のネタバレ
ビルヘルムは、私の剣と命は百姓のためにある、最初からこの信念だけは変わらないと言う。
だが戦争を起こせば、それに苦しむ民もいるだろう、それでも戦争を起こすべきなのか、それが最善策なのかと、デジールに問う。
言葉に詰まるデジール。
ロマンティカが意見しようとするが、エユランが邪魔する。
するとアゼストが、戦争を起こせば確かに苦しめることになるが、それを恐れてそのまま放置していれば、さらに大きな被害がでるでしょうと意見する。
今は決断のときです、苦しみから逃れるために民は生贄を捧げているが、そんな現状は間違っていると思いますと。
デジールも、歪んだ聖国を立て直すときだと同意する。
ビルヘルムはエユランに意見を求めると、小都市が反乱を起こすなど無謀だと思います、と答える。
エバナーテンの兵力をもってしても、聖都に挑むのは難しいだろうと言う。
ビルヘルムが老騎士に目配せすると、彼は、どうぞ、と言う。
ビルヘルムは、昨日とある領主から、一緒に聖国に進撃しようという連絡が来たと話す。
その人物以外にも聖都に不満をもつ者はいるはずだが、それでもビルヘルムが戦争に踏み切れないのは、罪悪感のせいだろう。
それならばとデジールは、民は私達にかかっている、誰もが見捨てた中受け入れたのは誰か、皆が存在自体を否定したのに領主様だけが受け入れてくれたと話す。
聖都を正し、民を救いましょうと言うと、ビルへルムは噛みしめるように目を閉じる。
そして、プラムとエユランに、各領地にいる騎士に公文を出すように指示する。
もはやこれ以上、聖都の悪行を見逃すことはできないと言う。
デジールには、無能なアルテミス教にはもう従えないと送れと指示する。
ついにビルヘルムが立ち上がった。
デジールは緊張から解放され、どっと疲れる。
アゼストは、ご苦労だったなと言う。
彼女が彼の淹れた梅茶を思い出すというので、今度また梅茶を淹れてあげると言うデジール。
そうしてエバナーテンの兵士が出征することに。
かつて一緒に酒を酌み交わした騎士達とビルへルム枢機卿は、この戦いが終わったら、またあの頃のようにジェフランも交えて一緒に飲もうと笑いあう。
ビルヘルムがかつての姿に戻ったので、騎士達は感動し涙した。
ビルヘルムは、聞けエバナーテンの兵士達よ、我らはこれから聖都に進撃する、反乱軍となるから不安のある者や無謀と思う者もいるだろう、だが恐れないで欲しい、ビルヘルム・エバナーテンが必ず勝利に導く、と激励する。
これでユニーク・ヒーロだったビルヘルム・エバナーテンが、エピック・ヒーローの聖皇ビルヘルム・ルードビッヒ・エバナーテンに変更された。
彼が民衆を守るため立ち上がり、民の本当の敵を倒せたかもしれない。
ビルヘルムは、その可能性を十分に秘めていた。
これで、メインクエスト・エバナーテンの存続をクリアした。
その後、へブリオン学園では、影の世界をクリアした祝いのパーティーが開かれた。
皆正装をして、料理、ダンス、演奏を楽しむ。
そこへドレス姿のアゼストが現れ、会場がざわつく。
会場の隅っこでは、ロマンティカがデジールに、ダンスをしてはどうかと誘っていた。
デジールが踊れないと言うと、プラムは教えてあげますよと、彼を誘う。
そこへアゼストが混ざり、踊る方法くらいは学んだほうがいいなと笑う。
もし聖国というあれほどの大国が、あんなとんでもない理由で影の世界をほったらかしにし、滅びていなかったら、今とは全然違ったのではと、もしもの話をするロマンティカ。
デジールは、過ぎた話をしても仕方ないと言いつつ、大陸の大半が影の世界で覆われることはなかっただろうねと話す。
プラムは、まさか女神教にそんな歴史があったなんて未だに信じられないと言う。
彼らにとっては、そんな恥部が過去に葬られて良かったのではないか、と言うデジール。
ロマンティカは突然話を変え、一緒に踊りに行こうとデジールを誘う。
俺は踊れないからプラムと踊ればいいじゃないかと、デジールは断る。
アゼストが飲み物を口にすると、梅の味がした。
デジールに聞くと、あのとき梅茶の話をしていたから用意しておいたのだと答える。
覚えていてくれたのかと、ドキっとするアゼスト。
そこでアゼストは、私と一曲踊らないかとデジールを誘う。
割り込みだと騒ぐロマンティカとプラムに、ダンスを教えるという意味だというアゼスト。
デジールはクスっと笑うと、確かに覚えたほうがいいかもなと言い、彼女の手をとる。
ギュっと彼の手を握るアゼスト。
そうして彼らは楽しい時間を過ごすのだった。
一方、とある場所ではアウターの幹部たちが集まっていた。
クライケンがリゲネルの涙獲得に失敗したことを笑う。
さらにクライケンを捕まえたのが、へブリオン学園の1パーティーだと知り、子供に捕まったのかと呆れる。
その中には、革命家と呼ばれる、ペストマスクをつけた人物がいるのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」70話の感想
ようやく長かった影の世界が終わりましたね。
ビルヘルムが信念を貫き通し、民を守ったという内容で終わりましたが、実際にはそうはうまくいかず、滅んでしまいました。
影の世界の中とはいえ、長く一緒に過ごした人々が悲劇の中で死んでいったかと思うと切ないですね。
起きなかった未来を見て、クリア完了となり、デジール達は現代へと戻ってきました。大勢がパーティーに集まっていたようなので、他のチームもうまくクリアできたみたいですね。
そこでダンスを踊る踊らないの話になっていましたが、デジールはロマンティカの誘いを受けなかったわりに、アゼストには応じました。こうして二人の仲はどんどん近づいていくようです。
さて、かなり前の話ですが、デジール達は魔塔に侵入したアウターを始末したことがありました。41話あたりからですね。
今回そのことがアウター達の間で話題になりました。
アウターの幹部はかなり個性的な面々のようですね。そしてかなり厄介そうです。何を目的にしている集団かわかりませんが、影の世界が終わったので、これからはアウターがメインの話になりそうですね。
まとめ
・ビルヘルムは、信念を曲げることなく、剣を握り反乱を起こすことを決める
・ユニークヒーローのビルヘルムが、聖皇ビルヘルムへという実際には起きなかった1つの可能性を見て、影の世界をクリアする
・デジール達は無事ヘブリオン学園に戻る。一方で、今度はアウターたちが動き始めるのだった
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに