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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
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前回のあらすじは、陛下の皇宮、その外を警備するように命じられた、アリスティアが所属する第一騎士団13部隊。
猛暑の中で警備する彼女を不憫に思った皇帝は、夏の別宮に行くことにした。ルブリスの作戦である。
そうして夏の別宮に滞在してから二ヶ月が過ぎた頃。皇帝に呼ばれ、お茶をするアリスティアは、皇帝がルブリスに厳しくする理由を聞く。だが彼女には納得できないものだった。
ある日、父ケイルアンが首都から慌ててやってきた。喜んで後を追いかけるアリスティアは、皇帝に謁見する父の口から、湖に黒髪の女の子が現れたという言葉を聞くのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話111話のネタバレ
その日の皇宮では、干ばつについて激論が交わされていた。
ルブリスは雰囲気を変えるために、庭園に出るよう皆を促す。
議員たちはしぶしぶルブリスに従い、湖まで来た。
ルブリスは、アリスティアは健やかに過ごしているかと考えていた。
気分を変えるためにとった休憩であったが、両派閥のいがみ合いは変わらず、雰囲気がよくなることはなかった。
仲裁しようとするルブリス。
すると眩い光とともに、黒髪の少女が湖の上に現れた。
ふわっとルブリスの方へ落ちてくる彼女を、ルブリスが慌てて受け止める。
この世界には珍しい、黒髪に黒い瞳の変わった風貌の、異世界の少女。
議員たちは驚き、護衛達は彼女を取り囲んだ。
そのまま護衛に連行されるまで、彼女は動かず、ただじっとルブリスを見つめていた。
まるで運命の相手を見つけたかのように。
美優が現れたと知ったアリスティアは、気絶してしまった。
彼女が目を覚ますと、父やカルセインらが心配そうに彼女の顔を覗き込む。
ケイルアンは、しばらく二人きりにさせてくれと頼み、人払いをする。
そしてアリスティアに、今までお前の話しを半信半疑で聞いていた、と謝る。
黒髪の少女が現れた、こんなことになって本当に驚いていると言う。
アリスティアは、ついにこのときが来てしまった、でも前世より1年早いと驚く。
ケイルアンは、首都では既に貴族派と神殿が結託して、その子がお告げの子だと言い出したと話し、陛下が首都に戻り次第、激しい皇太子妃争いが始まるだろうから心しておくようにと、注意を促す。
遅れてルブリスがやってきた。
皇帝は、うちの嫁のアリスティアのおかげで楽しく過ごせたと話す。
アリスティアは、陛下の言葉ひとつで争いが勃発すると思い、複雑な表情をしていた。
ルブリスがアリスティアに、話があるからあとで僕のところに立ち寄ってくれないかと、彼女に話しかける。
彼女が彼の執務室へ向かうと、陛下をサポートした礼を言われた。
少し見ない間に、ルブリスは少々やつれたように見える。
アリスティアは、美優を見た時、彼はどう思ったのだろう、前世のように一目惚れしたのだろうかと考える。
美優が運命の相手だと気づいたのだろうかと、不安になるアリスティア。
するとルブリスが彼女の名を呼び、大丈夫かと尋ねる。
そして、今日呼び出した理由を話し始めた。
辛い記憶かもしれないが、以前モニーク侯爵家の領地でと彼が言うと、ハレンが慌てて報告にやってきた。
ハレンは、急ぎの連絡がローズ宮から来たと言うので、美優がローズ宮にいるのだと知るアリスティア。
前世でも、ルブリスは美優をローズ宮に通していた。
ルブリスは、ローズ宮はラス公爵夫人の管轄ではないかと返すと、とにかく殿下が世話しなければならない事が起きているのだと言う。
アリスティアは、少しずつ変えてきた未来が、また前世に軌道修正されていると思い、暗い気持ちになる。
ルブリスはアリスティアに話しの続きをしたかったが、多忙な殿下に迷惑をかけられないと言い、アリスティアはその部屋をでた。
ルブリスは少し動揺したが、ローズ宮に向かう。
アリスティアは着替え、馬車に乗る。
まるで過去をなぞるように事がおきたが、そうであれば何故自分に2つ目の名が与えられたのか、運命を切り開くものとはどういう意味なのか、何故転生させたのか、と考える彼女。
そしてそれを確かめるべく、神殿に向かうのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話111話の感想
過去より展開が早くなったものの、やはり美優が現れました。
アリスティアを皇后にしたくない貴族派は、チャンスとばかりに騒ぎたてます。
アリスティアは、以前に過去の経験をケイルアンに打ち明けましたが、ケイルアンはまさか事実だとは思わず、相当驚いたでしょうね。同時に、アリスティアを冷遇した皇室に不信感を抱くかもしれません。
ルブリスも過去の経験が書かれた手紙を盗み見していたので、アリスティアの言うことが真実で、自分が彼女らにどんな仕打ちをしたのか思い知るでしょう。もうそんなことはしまいと、今回彼女に打ち明けようとしたのかもしれません。
神・ビタの狙いは何なのでしょうね。わざわざアリスティアに2つ目の名を与えて、過去に転生させた意味を彼女は探しにいきましたが、何かヒントはえられるでしょうか。
もしビタが、アリスティアをメインで考えているなら、美優の立場はどうなるのでしょう。家族や友人と突然切り離され、アリスティアの踏み台にされる人生なんて、いくら性格に難ありだとしても可哀そうです。アリスティアを転生させたのなら、美優も帝国で誕生し直せばいいのにと思います。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに