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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
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漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」50話のネタバレ
シュタントの申し出に、もう既に結婚した身だと伝えるも、それが一族を守るための契約だということはもう調べてあると言われる。
間違ってもあのような殺人鬼と本当に結婚する気はないのだろうと言われ、戦争だからそうなっただけで彼も同じ人間なのだと答えるレイリン。
少量でも人を死に至らしめる猛毒を日々摂取しているようなカリアードを人と呼べるものか、下手したらレイリンが殺されるかもしれないと言うシュタント。
殺すチャンスはいくらでもあったけどしなかった、それに自分を何よりも大切にしてくれるデリスがそんなことするわけないと、レイリンは考える。
彼女の反応を見て、彼女がデリスが好きなのを悟ったシュタント。
祖国の裏切り者の汚名を着せられてもレイリンへの想いだけで耐え抜いてきた、エフランに被害が及ばないよう努力もしてきた、いつかレイリンと一緒になるために6年間どのような気持ちで過ごしてきたかと言い、悔しさで身を震わせる。
6年間もあればレイリンを諦めてくれると考えていたが、未練を抱いていたようだ。
そこでレイリンは、シュタントは実の兄のような存在なので、異性として見ることはできないと打ち明ける。
ゆっくり話す機会があればここまで傷つく必要はなかったかもとレイリンが言うと、シュタントは、レイリンが自分の全てだった、結婚を拒否されたときは人生全てを否定されたと感じ絶望したと話す。
だがそれも自分の独りよがりだということに気づいていたと言い、シュタントは悲しげに笑う。
カリアードの体に残った毒は非常に危険なため、あまり彼を好きにならないほうが良いと言うので、レイリンは解毒剤は無いのかと聞く。
彼に解毒剤は必要ないとシュタントは答えるが、自分には必要なのだとのろけるレイリン。
不潔だと、シュタントは渋い顔をするのだった。
一方皇宮では、アシュエルが書類の山と、反逆者の処理について頭を悩ませていた。
しかもあのカリアードの正体を知りながらも、受け入れる女性がいたという事実に、羨ましすぎてペンを持つ手が震える。
呆れるペルシル。
そこへ突然カリアードが入ってきた。
鎮静剤を手にしていないので、驚いたアシュエルが、鎮静剤をどうしたのかと聞くと、断ったと答えるデリス。
まさか皇帝になる気かと勘違いし、アシュエルは最期の言葉をペルシルに伝えようとする。
つれないペルシルに、涙目のアシュエル。
ペルシルが退室すると、デリスはアシュエルを立たせ、椅子に座った。
アシュエルは、何故鎮静剤を断ったのか、もしかして大公妃のために人間らしさを得たのか、鎮静剤もなしに人を殺さないのは愛の力に違いないと考える。
反逆者のリストを眺めるデリスに、愛しい妻との暮らしはそれほど幸せなのか、とてもうらやましい、余はいつになったら愛する人と結ばれるのかとぼやくアシュエル。
ビクっと反応するデリス。
アシュエルは少し休むと言い、部屋を出ていく。
デリスは一人になると、自分もいつ結ばれるのだろうかと呟き、レイリンに会いたいと思うのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」50話の感想
シュタントは、幼い頃にレイリンと出会ってからずっと彼女が好きでした。
彼女に思いっきり結婚を拒否されても、祖国の裏切り者だと後ろ指さされても、いつかレイリンと結ばれるのだという想いだけで、生き抜いてきました。
しかしレイリンにはデリスがいるし、そもそも家族同然なのでどうやっても気持ちに応えることができません。
これほど執着した女性を諦めるのは相当大変だとは思いますが、仕方ないですね。
しかしデリスとイチャイチャしようとしているレイリンに不潔だと言ったり、前回も抱きつこうとする彼女に不愉快だと言っていたので、シュタントは潔癖症なのかもしれません。
レイリンと彼では恋愛観がかなり違うようですね。これではどのみち破綻していたのでしょう。
さて、煩悩を払うために帝国に戻ったデリス。レイリンで頭いっぱいなのはいつものことですが、アシュエルとは面白い関係ですね。
アシュエルは怖いもの知らずだと自覚していましたが、デリスにあのような会話ができるのはアシュエルだけなのでは。デリスにとって貴重な友人かもしれません。アシュエルにも春が来るといいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに