漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」44話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、ルーカスは世界樹を探すために、アタナシアの元から去ることに。その後、アタナシアは、アタナシウスによって呪われたクロードが苦しみ、ジェニットの名を呼び続ける悪夢を見る。

そんな中、イゼキエルから青い鳥の贈り物が届いた。やはり鳥市場にいたのがバレていたようだ。

彼から贈り物が届いたことは皇宮中で噂になり、クロードの耳にも届く。イゼキエルにイラつくクロード。さらにフィリックスが、アタナシアがいずれ結婚するという話を持ち出し、クロードの怒りを煽る。

アタナシアが、結婚しないでずっとパパと一緒にいたいと言うことで、クロードの機嫌をなんとか直すのだった。

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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」44話のネタバレ

美味しくケーキを頬張るアタナシア。

ふとクロードに、私はそれほど母に似ているのかと聞く。

クロードは、何故そんなことを俺に聞くのかと言い、少し間を開けた後、死んだ人の顔は覚えていないと答えた。

でも夢の中だけでクロードが見せてくれる妖精のお姉さんは、いつもとても綺麗だったため、はっきりと記憶しているようだ。

これまで母親の話はタブーだったけど、もうクロードは私を殺さないように思う。

どんなに生意気なことを言っても、大きな間違いを犯しても。

そこでアタナシアはクロードに、お願いが1つある、パパにしか叶えられないことだと言い、何かを頼むのだった。

その後、アタナシアとルーカス。

イゼキエルから贈られた青い小鳥について、ルーカスはいちゃもんをつける。

アタナシアは、本当に今日世界樹を探しに出発するのか、時間がかかるのかと彼に聞く。

ルーカスは、場所は以前調べておいたからギリギリたどりつけるだろうというので、何故もっと早く行かなかったのか、間に合わなかったらどうするのと言う彼女。

ルーカスは不足した魔力を補うために、500年一度実る世界樹の実を探しに行くそうだ。

ルーカスは、自分でも何故こうしているのかわからないという。

アタナシアが、じゃあちょっとだけ私の魔力食べると聞くと、どういう風の吹き回しだと彼は驚く。

世界樹は普通の人間なら生まれ変わってもいけないような場所にあるらしいので、私の魔力で解決するなら、そんな大変な思いをしなくてもいいのではと答える。

俺がいないと魔力が暴走しそうで不安なのだろうと言い当てられ、ただ友達として心配しているだけと誤魔化すアタナシア。

友達、と聞き返すルーカスに、そう友達だ、早く実が落ちてしまう前に行ってきたらと促す。

ルーカスはアタナシアに、最後の魔力調整を行う。

戻ってきたときに魔力がまた溢れていればクロを食ってやる、だからなるべくクロではなくあの新しい鳥と遊べ、そのために生かしておいてやったんだと言い残し、ルーカスはスっと消えた。

言い返す間もなく消えたルーカス。

アタナシアはほんのり寂しくなり、必ず大魔法使いの夢をかなえてきて、と彼の成功を願うのだった。

次元の狭間を抜け、世界樹のもとへ向かうルーカス。

彼は自分の幼い頃を思い出す。

記憶の中の灰色の髪の魔法使いが、ルーカスを憐れむ。

お前は自分が世界を手に入れたと思うだろうが、実際には何も手に入れていないのだと言う。

これほど美しいことがある世の中に、お前だけが何も持たず生まれ、何も持たず死ぬのだろうと。

そんな言葉を思い出したルーカスは、ふざけるなと呟く。

死人は黙っていろと言い、彼はニヤっと笑う。

先程のアタナシアの言葉が彼を支えていたから、過去に捕らわれずに済んだのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」44話の感想

クロードとアタナシアは、本当の親子になりましたね。

これまでクロードに殺されないように、無理に愛嬌を振りまき、おべっかを使っていましたが、いつの間にか信頼しあえるようになりました。何が起きようとも、クロードは自分を愛してくれると、アタナシアはようやく確信できたようです。

そこでアタナシアは、クロードに何かお願いをしたようですが、一体何をお願いしたのでしょう。母親の話が出ていたので、ダイアナ関連のことでしょうか。クロードにしかできないこととは、何なのか気になりますね。

またルーカスは、アタナシアの傍を離れるのを躊躇していましたね。彼が欲しいのは500年に1度しか手に入らない世界樹の実。無事手に入れて、早くアタナシアのもとへ戻って来て欲しいです。

あの黒髪の男が、ジェニットからの贈り物に細工したかもしれないので、ルーカス不在はかなり心配です。魔力云々はさすがにイゼキエルでは対処できないでしょうし。

魔力が扱えるクロードなら対処できるかもしれないですが、アタナシアに仕掛けてクロードを呪うものかもしれないので、あの悪夢が正夢になるのではないかと想像してしまいます。

さて、ルーカスの過去が少し描かれていました。彼も孤児だったようですね。あの灰色の髪の男性は、魔法使いの師匠でしょうか。

その男性はルーカスのことをかなり哀れんでいましたが、アタナシアの言葉がその言葉を断ち切らせました。ルーカスにとって、今は何よりもアタナシアが大切なようです。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: