漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」48話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、セザールが幼い頃。クガレス一族であるミラーは、皇族に村を焼き払われたので、復讐にと一人で出歩くセザールを襲ったが、取り押さえられた。その後、どの種族も平和に暮らせる国を一緒に作ろうとセザールに誘われ、彼の側近となった。

アンドラシアはクガレス一族が育てている希少種で、解毒剤も一族が持っていた。カナリアがそのことを指摘するが、ミラーは、一族から裏切り者だと思われている自分は村に入ることすらできないと渋る。

だがカナリアに押し切られ、イーサンとカナリアと3人で出発。そうして二日後、まだ容態のよくないセザールのもとに、ようやくカナリアが戻ってきたのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」48話のネタバレ

時間は少し遡り、村まで到着した一行。

ミラーは一族の皆に、戻ってくるのが遅すぎる、どれほど心配したことか、と歓迎されていた。

外伝の内容を把握しているカナリアは、こうなることを知っていたのだ。

一族の者は、ミラーが一族を守るために危険を冒し、人間側についたことを理解していたのだ。

混血ということで、皆に壁を作っていたのはミラーの方だ。

ミラーに裏切り者と言った彼の親友も、その言葉をずっと後悔していたのだ。

そうしてアンドラシアの解毒剤を受け取ったカナリアは礼を言い、自分とセザールの地位をかけ、必ずクガレス一族が平和に暮らせる国を作ることを約束しますと言う。

誰とでもにこやかに話すカナリアを見たクガレス一族の一人は、あのように私たちと対等に話す皇族は初めて見た、良い主君を持ったねと言う。

ミラーは、ええ、と返事するのだった。

そして現在。

ようやくセザールが目を覚ました。

気が付いたのねと、彼の手を握り、喜ぶカナリア。

彼女は、次からは無茶しないでもっと私を信じてと言った。

セザールは微笑み、わかったと答える。

でもお前も一人で考え込まず俺に話せ、一人より二人で考えた方が良いだろうと言う。

俺はいつもお前の味方だからと。

カナリアは、そうだった彼も一緒に未来を変えていく仲間だったと気づく。

さらに告白された気分になって恥ずかしくなり、赤面するのだった。

その頃、掃除夫として働くジャックスは、優雅にお茶とケーキを頬張るイーサンに、カナリア妃の護衛しなくていいのか、暇なのかと指摘する。

イーサンは、カナリア妃は書斎にこもっているからと答えるので、本当に暇かよと突っ込むと、暇ではない、お前がきちんと働いているか監視しているじゃないかと言う。

ジャックスは、カナリア妃は皇后の腹心のフリをしながら俺たちの味方だったんだな、解毒剤を手に入れに険しい道も自分で行ったじゃないかと、嬉しそうに話す。

イーサンは、護衛騎士としてカナリア妃の近くにいたことで、彼女の殿下への思いが本物だと実感していた。

そして、彼女がミラーの正体や解毒剤など非常に多くのことを知っていたので、もしかしてと彼女のノートを手にとるのだった。

イーサンはカナリアの書斎へ。

ドア越しに声をかけると、慌てて彼女がでてきた。なんだか顔色が悪い。

イーサンは、これはカナリア妃のものではないですかとあのノートを出した。

驚くカナリア。

こうなったら仕方がない、セザールの腹心であるイーサンなら信用できるかと考える。

そこで、まずどうしてそのノートをイーサンが持っているのかを聞く。

一通り説明したイーサンは、すぐ報告しなかったのはその時はまだ信用できていなかったのだと申し訳なさそうに話す。

カナリアは、理由は理解できる、大丈夫だと言い、説明するから中へと案内する。

この書斎はカナリア以外立ち入り禁止なのだ。

一見すると普通の書斎だが、カナリアは10年かけて皇室の情報を一箇所に集めていた。

そしてここで、未来に起きるであろうことを予測していたのだ。

びっしりと壁に貼られたメモ。

そのメモはノートに書かれた文字と同じだったので、イーサンは驚く。

カナリアは、これは私が集めた情報です、万が一ここが見つかったときに備えて暗号を使っているのだと教える。

ノートが盗まれたということは、皇宮内の誰かが自分を探っているようだと話す。

皇后の手先のふりをうまくやってきたつもりだった。

セザールの書類に手紙を紛れ込ませたのも、ノートを盗んだのも同一人物なのだろうか。

彼女は、セザールが皇位継承権を得るまで最後まで手伝うつもりだ、だから私に協力してくれませんかと、イーサンに頼む。

イーサンは微笑み、僕ももちろんと答えるが、急にカナリアが意識を失い、倒れてしまうのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」48話の感想

セザールは無事復活しましたね。互いが互いでどれほど大切に思っているか伝わり、2人の関係はますます良くなりそうです。

今回のカナリアの行動は、セザールの側近たちの信頼を得るキッカケになりました。これから国を変えようとしているわけなので、信用できる協力者が1人でも多く必要です。

そしてイーサンはカナリアを信頼し、ノートを彼女に返しました。まさかイーサンが持っているとは彼女も驚いたでしょう。

その後カナリアは、情報集めしていたのだと彼に書斎を見せますが、10年もあのように頑張っていたとは知りませんでした。ノートだけかと思いきや、かなり本格的に調べていたようです。

ただ、顔色が悪いと言われていましたが、無理な旅路に情報整理と休む間がなかったので、体調を崩してしまったのでしょうか。気絶するほどなので、心配ですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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