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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、具合が悪いのかと心配するアリスティアに、ただ少し側にいてほしいと頼むルブリス。
少し話すのち、木に花が咲くか気になる彼女のために、ルブリスは脚立を用意させる。脚立から足を踏み外したアリスティアをルブリスは抱き止める。
翌日、アリスティアとカルセインが一緒にいるとこほに、仕事を終えたアレンディスが遊びにきたのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話94話のネタバレ
アレンディスとカルセインがチェスを始めてから10分後、カルセインはチェスをひっくり返した。
これはお前が得意なやつで俺は不利だ、これで勝ったと思うなよと涙目のカルセイン。
今度は剣で勝負しろと叫ぶ彼に、頭が悪くないことを証明するつもりじゃなかったのかと指摘するアレンディス。
この際にアレンディスにチェスを習ってみたらというアリスティアの提案も堪えたのか、カルセインは冷たい水を飲みに行くと言い、部屋から出ていった。
やれやれやっと静かになったと言うアレンディスは、実はティアにこれを渡したかったのだと、綺麗な小箱を手渡す。
どの色が好きかわからないからと、色とりどりのリボンが入っていた。
アリスティアは、程々をしらないのだからと微笑む。
彼女を椅子に座らせ、アレンディスが彼女の髪をとかす。
建国祭が終わっても数日は村の祭りが続くから、今度そこに行ってみないかと誘うアレンディス。
通りすがりに見かけ楽しそうだったから、アリスティアも行きたいと言い、二人は出かける約束をする。
昨日まで騒がしかったが今日は平和だとほのぼのしたアリスティアは、アレンの温かい手も心地よくウトウトし始めた。
彼女がうたた寝したことに気づいたアレンディスは、その細いうなじに手を伸ばそうとするが止める。
ふとアリスティアが目をさますと、アレンディスが彼女の髪を愛おしそうに顔に近づけている姿が、窓に反射して目に入る。
見てしまったと焦ったアリスティアは、慌てて、ごめんねと振り返ると、僕はまだ何も言っていないと寂しそうに微笑む彼。
彼はそろそろ戻るといい、またねとはにかんで微笑み帰っていった。
アリスティアは、彼の悲しそうな笑顔に、どうすればいいのかと戸惑うのだった。
アレンディスが外に出ると、長々と何の話をしていたのかとカルセインに聞かれる。
適当にアレンディスが流すと、ルブリスが彼らに近寄ってきた。
一方、アリスティアのところに近衛騎士がやってきて、皇太子が宮内を視察中なので、都合がよければこちらに立ち寄りたいとのことだと伝える。
アリスティアはこちらから伺うと言い、近衛騎士にルブリスのもとまで案内してもらう。
アリスティアが庭園まで来ると、ルブリスは、少し歩こうと彼女を誘う。
今も一族の後継者になりたいと考えているのかと彼は聞くので、そうしたいと思っていますと答える彼女。
ルブリスは、そうかと言い、ため息をつく。
そのまま無言になるので、他に何か用があるのではと彼女が聞こうとすると、静かにと遮られる。
ここの庭園は皇太子の庭園なのだが、何者かが許可なくコソコソと逢びきしているようだ。
ハレンが小さな声で、リサ王女とその護衛騎士だと教える。
奥手で目立たないあの王女が、大胆にも皇太子宮に侵入するなんてと、アリスティアは驚く。
建国祭が終盤にさしかかっているので、焦っての行動だろうか。
リサ王女は、あと2日ですリオン、明日になれば全て終わると言い、愛おしそうに護衛騎士を見つめる。
私がもっと早くきづいていればこんな気苦労はなかったでしょうにと、彼女を気遣う護衛騎士。
この子のためにも良かったかもしれないと、王女はお腹を触る。
国境を越えたら一緒ににげましょう、3人で誰にも見つからないところへと言う王女。
盗み聞きしていたアリスティアは、あまりのことに真っ青になる。
リサ王国は、次期皇妃候補に身ごもった姫君を送ってくるなんて、一体どういうつもりなのだろうか。
しかも皇太子宮で密会するなんて。
貴族たちがこの事実をすれば、ただちに戦争になってもおかしくなかった。
アリスティアは、さぞルブリスは怒っているだろうと思い、恐る恐る彼を見るが、彼は穏やかな表情で何やら考えているのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話94話の感想
カルセインとアレンディスのチェス勝負、想像通りの結果という感じでした。
意外にカルセインが頭が切れるというシーンも見てみたかったですが、相手がアレンディスじゃ、勝てる人がいないですよね。
アリスティアはその後、大事なお友達であるアレンディスに髪を結ってもらいます。
ついうたた寝してしまったことで、アレンディスの秘めた思いを知ってしまったアリスティア。大事なお友達だと思っていたので、まさか彼に恋愛感情があるとは思わず、彼女は困惑してしまいました。
アレンディスは彼女の反応から、彼女に全くその気がないことに気づいたようですね。ただどちらも明確に言葉にしたわけではないので、このままそっとしておいて欲しいのでしょう。言葉にしてしまうと、この関係が終わってしまうから。
さて、アリスティアはその後ルブリスと散歩します。ルブリスはアレンディスやカルセインのところに行きましたが、たまたま通りがかっただけなのか、アリスティアを呼ぶから彼らを遠ざけたのか、どうなのでしょう。
その後、ルブリスもアレンディス同様、彼女にその気がないことを知り、ため息をつきましたね。前世の事がある分、ルブリスはさらにハードルが高いです。
そんな中、護衛騎士と王女の逢びきという、とんでもない現場に出くわしてしまいました。しかも妊娠しているという。
そんな王女を送ってくるなんて、これから戦争になるのではとアリスティアは真っ青です。でもルブリスは、全然気にしてない様子。彼の心情は全く読めませんが、少なくとも事を荒立てることは無さそうですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに