無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エステルが回復してもしなくても大丈夫だという、公爵の温かい言葉に涙するエステル。
でもやはり早く回復したいので、痛みの衝撃を得るためにベランダから飛び降りようとする。皆に呼ばれ、駆けつけたエメルが彼女に抱きつき阻止するが、彼はこんなことするなら自分を罰してくれと嘆く。
そんなことを私が望むわけないと、エステルは怒り正気に戻った。公爵も駆けつけ、たくさん泣いたエステルはぐっすり眠る。
翌朝、アニーと抱き合い、涙するエステルなのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」51話のネタバレ
夕方。
ベランダにいるエステルの所にエメルがやってきた。
あのとき手を噛んでしまったから大丈夫かと聞くと、何ともないとのこと。
彼は、エステルの言う通り、自分の失態をお嬢様に責めて欲しかったのかもしれない、お嬢様の気持ちも考えず独りよがりだったと話す。
そんなに自分を責める必要はないとエステルが言うと、責める資格すらないのかと呟く彼。
そうではない、責める理由は最初からない、私の誘拐を父や兄だって止められなかったのだから仕方がないのだとの彼女の言葉に、自分は信頼されていないようだと傷つくエメル。
彼は悲しそうに微笑むと、その場から去るのだった。
公爵が屋敷に戻り、エステルの様子を見に来る。
エメルのことを聞きたいところだが、彼がまた怒られたらかわいそうだと我慢するエステル。
13はどうなったのかと聞くと、怪我がひどかったため首都で手当てを受けているところで、数日後こっちにくるとのこと。
ちなみに13は女の子だそうだ。
その頃エメルは、必ずエステルを守ると約束しておきながらできなかったこと、彼女が攫われて毎日気が狂いそうだったこと、それでも仕方がないことだから自分を責める資格すらなかったのかと、ひどくネガティブな気持ちになっていた。
後日、エステルからエメルとの会話内容を聞いたロイは、大笑いする。
なるほどそれで最近落ち込んで、性格がさらに悪くなったのかと言う。
エメルは性格悪くないよとエステルが否定するも、それはお嬢様ただ一人だけなのだというロイ。
何故笑ったのかと聞くと、普段天才エメルのことを不憫に思うようなことはないのだが、エステルに言われたことを聞いたらさすがに気の毒に思えたのだという。
騎士の本分は戦うことなのに、活躍できなかった騎士に対して大丈夫責任を感じる必要はないと言ったら、戦えなくても弱くてもいいという風に聞こえる、悪気が無いから余計傷ついたのではとのこと。
騎士としてのプライドを大きく傷つける言葉だと言われ、そんなつもりではなかったと落ち込むエステル。
だがロイ的には清々したので、今度またエメルが調子こいていたら、デイナメセヲンブジと言ってやるのだと楽しそうだ。
どういう意味かわからないエステルなのだった。
そうして数日後、13が屋敷にやってきた。
エステルが笑顔で現れたので、土下座する13。
そんなことしなくていい、怪我は治ったの、ここに座ってと、エステルが13を歓迎するので、慣れないことに13はおどおどする。
エステルは13の手をぎゅっと握るので、13は感動して顔が真っ赤になる。
元の魔導士の塔に戻るのかと聞かれ、まだわかりませんと答える13。
じゃあここで一緒に暮らそうとエステルが誘うので、13も護衛のロイも驚くのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」51話の感想
突然更新時間が変わったので驚きました。深夜0時更新だったのでしょうか。ピッコマは告知無しで変わること多いですよね。他の作品もそうなるのでしょうか。
さて内容ですが、エメルは自分をかなり責めていましたね。エステルに罰してもらおうというのは自分の我がままだと言うのには気づいたようですが、エステルに半ば戦力外通告を受けたので、もっと落ち込んでしまいました。
魔族である公爵や兄ですら防げなかったのだから仕方がないんだよということなのですが、そこに自分が入っていないというのは彼にとってはきついですね。
ロイが言うように彼はエステルにぞっこんなので、愛する女性になんとも思われていないという失恋に似た気持ちも加わって、かなりショックだったのではないでしょうか。
ロイは一連のことを面白がってましたが、エメルは普段どれほど他の騎士相手にイキっているのやら。エメルの気持ちを回復させるのもエステルにしかできないことなので、早く彼に寄り添ってあげてほしいですね。
また13も無事回復し、もうレプトンの手から離れたので、皆に優しく受け入れてもらっているようです。エステルは13をずっと男の子だと思っていたのですね。そして一緒に暮せばいいと、突然の提案。13はどうするのでしょうか。そもそも公爵は許可してくれるのですかね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに