漫画アプリ・ピッコマ、comicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO
突然、血の皇帝と呼ばれる暴君の娘として転生してしまったアリアドネ(通称リア)。子供殺しも厭わない彼の元で生き抜いていくために、愛嬌を武器に生き抜いていく。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のお話はコチラ
漫画「皇帝の一人娘」175話のネタバレ
アンシップの国境にアグリジェントの軍が押し寄せた。
報せを聞いたアンシップの王は、また大陸が血の海と化すのではないかと困惑する。
そこへペルデルを連れたカイテルが突然現れ、俺の娘はどこだと聞いてくる。
何故よその国で自分の娘を探すのかと理解が追い付かないアンシップの王。
そして時間は現在へ戻り、リア達が馬車に乗ってスヘルトーの南部都市ブルージュを観光していた。
いつも戦争で荒れていた中央や南部とは違い、北大陸は情勢が安定していたため伝統の根付いた都市が多く、このブルージュはその中でも最も大きな都市のひとつだ。
立派な建造物が並び、リアとヴァルは喜ぶ。
二人の様子を見てアヒンも嬉しそう。
しかしアシシやハーベルは旅慣れのせいか建造物には興味がないようで、ノーリアクションだ。
リアは、旅には色々苦労も多いが、いざ出てみると楽しいと感じていた。
アヒンは教区の巡礼という名目ああるため、行く先々でその都市の塔から離れられず、馬車を途中で降りこれで失礼すると言う。
彼と一緒だったからこの一週間特別待遇を受けてこれたので、なんだか申し訳なく思うリア。
そんな彼女に、よろしければ観光ついでに塔にお立ち寄りくださいと誘うアヒン。
仕事の邪魔にならないかと聞くと、皇女様ならいつ来てもらっても問題ないと言う。
社交辞令でも嬉しいが、塔はスヘルトーの司祭でなければ入れず、特に外国人なんて無理ではと考える彼女。
アヒンは察し、来客があると伝えておく、僕のお客なら外部の方でも中を見学できるはずとのこと。
滅多にないチャンスに、必ず行きますと、リアは張り切って返事をする。
お待ちしておりますと優しく微笑むアヒンは、馬車に乗って塔へ。
その後、いつも通りヴァルをからかうリアは、アシシがいつにも増して静かなことに気づく。
ペルデルやカイテルの考えていることは分かるが、アシシだけはよくわからない。
そしてハーベルは、何も言わずにリアをガン見してくるので、何も悪いことをしていないのに後ろめたさを感じてしまう。
彼女が話しかけても、無言である。
アヒンが合流してからというものテンションが低いのだ。
リアはため息をつく。
そんな中ヴァルだけがいつも通りなので、ヴァルを連れてきて良かったと思う彼女なのだった。
その後何を食べるかという話になり、絶対に肉が食べたいと言うリアに、ヴァルが最近太ったぞと指摘する。
ホントに太ったのか、アシシに聞くと、何故か目をそらし口ごもるのだった。
漫画「皇帝の一人娘」175話の感想
カイテルはリア探しに、アンシップまで軍隊で押し寄せました。
戦争が起きるのかとアンシップはパニックですが、まさかの娘捜しです。軍隊で押し寄せる必要があったのか、カイテルはやることが極端ですね。ペルデルは後始末が大変そう。
一方リアの方は、大変なことになっていることは知りつつ、観光を楽しんでおります。
なんだかアヒンと良い感じなので、ハーベルが拗ねるようになってしまいました。アシシは無反応なので何を考えているかわからないし、唯一の救いはヴァルだけになったようですね。
ハーベルは皇帝なのに、ずーっとプレツィアを放置してますが、大丈夫なのでしょうか。危険を冒してまでリアを家出させ、ずっと一緒に旅についてまわっているのに、リアに全く恋愛対象として見られていないので気の毒ではあります。アヒンが突然パーティに加わったし面白くないのでしょう。
カイテルはリアに追い付くのか、リアはこのまま逃げ続けてからアグリジェントに戻るのか、どちらでしょうね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに