無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エステルに実験という名の拷問を繰り返すレプトン。パパや兄、エメルが助けに来てくれると信じてはいたものの、いつになるかわからないためエステルの心は限界だった。
その頃カスティージョ家は魔塔にまで押しかけ、脅した魔塔長からレプトンの居場所を聞く。
研究がうまく進まないレプトンは、エステルの腕を切断しようとしていた。13が泣きながら止めるもカスティージョは人間ではないからと、聞く耳もたない。
すると突然壁が爆発し、カスティージョ公爵が現れるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」49話のネタバレ
父とエメルが助けに来てくれた。
だが心と体を切り離しているエステルは、体を動かすことも声を出すこともできなかった。
エステルがボロボロの状態で台に拘束されているのを見て、エメルは怒りで震える。
どうしてここがわかったのかと恐れるレプトンは、慌ててこの子の命が惜しくばと、手にもつ鋸をエステルに向けるが、あっという間にその腕を切り落とされた。
痛みに床で転げまわるレプトン。
公爵はエステルの拘束具を破壊すると、彼女を起こすが、エステルは無反応だった。
魔法のせいなのか、拷問のショックのせいなのか。
ふと公爵は、床に倒れている13に気が付く。
エステルに近づいたイリアルだと気づいた公爵は剣を抜く。
エステルは、13を殺しちゃだめだと、自分の体を必死に動かそうとする。
そうして公爵の服の裾をやっとでつまむことができた。
声がでないので、首を横に振るエステル。
公爵は13を殺すのを止め、エステルを抱きかかえると、エメルに13も連れてくるように指示する。
エメルはエステルを心配するあまり、顔が真っ青になっていた。
公爵は、もう大丈夫だと言い、エステルを抱く手に力を入れる。
パパが大丈夫だと言うならそうなのだと安心したエステルは、久々にぐっすり眠るのだった。
エステルは精霊石が散りばめられ、決して魔道士が近寄れない、エステルの本来の家に戻った。
だが、あれから季節が変わるほど月日が経っても、声を出すことも、体をうまく動かすこともできなかった。
歩いても方向を変えることができず、アニーにぶつかるエステル。
アニーはニコニコしているが、毎晩エステルの手を握って泣いているのだ。
大切な人たちが自分のせいで泣いているのは辛いので、一瞬で治らないかなと思う。
本日の護衛のロイと散歩するエステル。
階段もろくに降りれないので、ロイは早く元気になってください、皆心配しているのだと話す。
常に無反応なエステルだが、ロイが話題にしたバラの庭園まで彼女が自ら来たので、声は聞こえているのだと驚くロイ。
大輪の真っ赤なバラを眺める彼女。
茎にはトゲが見える。
あの時、自分は痛みから逃れるために心と体を切り離したので、また痛みがあれば戻るキッカケになるかもしれないと、思いっきり茎を掴み血を流す。
ロイは慌てて彼女の手を離させる。
手のひらから流れる血を見て、エステルは痛いような痛くないようなよくわからない感覚になる。
そして、ある方法を思い付くのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」49話の感想
エステルはようやく救出されましたね。
気持ちの悪いレプトンエピソードからようやく解放です。あのあとレプトンはどうなったのでしょうか。きちんと処罰されていると良いのですが。
エステルは自分自身を守るために、心と体を切り離して過ごしていました。期間が長いせいか、よほどショックだったのか、今度は戻れなくなったようですね。
なんとか戻ろうと思う彼女ですが、自分を傷つければ痛みで戻るかもと、危険な考えになってしまいました。バラの痛みを感じたかもしれないと思ったようなので、さらに危険なことをするのではと心配です。日常生活では戻りそうもないので、何か衝撃を自分自身に与えようとしているのはわかるのですが。
また、カルルはどうしているのでしょう。時期的にアカデミーに戻っているのだとは思うのですが、彼もエステルにもしものことがあったらと恐怖していたので大丈夫か心配ですね。
妹の命は無事でしたが、あのような虚ろな状態になってしまったので、ショックを受けているのは間違いないでしょう。エメルや公爵の力でなんとかできないでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに