無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。
しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、プリンシアとカイシアンは皇宮へ戻った。カルセインはプリンシアに女性の好みを聞かれ、剣のような人が好きだと答えていたので、彼の好きな女性がアリスティアだとプリンシアに気づかれる。
後日、アリスティアはルブリスに呼ばれ執務室へ。王女たちの訪問が頻繁なことと、業務がさらに増えたことにより、まともに休めないルブリスは、彼女にお茶を淹れて欲しいと頼むがついうたた寝してしまう。
30分程たち、彼女に起こされたルブリスは、焦ったのか熱いお茶を慌てて飲み、吹きこぼすのだった。
一方アレンディスは、貴族派の隠れ家にいた。もうアリスティアには自分の助けはいらないのだろうと思うアレンディスは、鋭い目つきになるのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話89話のネタバレ
建国祭、宴会初日。
支度をしたアリスティアのドレスは、水色の生地に白い花のモチーフをあしらった、明るい色のドレスだった。
ケイルアンは似合っていると褒めると、予定していたドレスと違うことに気が付く。
彼女がこのデザインを選んだのは、ルブリスに暗い色ばかり好むと指摘されたからだ。
他の国から貴賓が大勢やってくる建国祭なので、せめて初日は華やかにした方がいいと思ったのだ。
そうして宴会会場に行くと、ルブリスは暗い色で正装しており、彼女と真逆の組み合わせになってしまった。
私が選んだ色を暗いと言っておきながら何故、いつも明るい色を着るくせにと思う彼女。
初日は深緑と言ってなかったか、合わせようと思ったのにと困惑するルブリス。
皇帝は気にせず、今日も美しいなと笑う。
皇帝が開会の挨拶を済ますと、ルブリスはアリスティアをダンスに誘う。
その様子を面白く無さそうに見るカルセインとアレンディス。モイーラも同じだ。
ダンスしながら、あの日淹れてくれたお茶は全部飲み干した、君はお茶を淹れるのが上手い、また淹れてくれと、ルブリスは笑顔で話す。
ダンスが終わると、今日は足取りが軽やかだったなと彼に言われる。
その言葉を利用し、寄ってきたサフ王国第8王女ベアリー・デ・サフや、ソノ王国第3王女ナイマ・デ・ソノは、前回はよほどアリスティアが下手だったのだろうと遠回しに見下す。
モイーラも、アリスティアは騎士なのだから踊りのような基本的教養など習得できていないのだとバカにする。
3人はよってたかって、アリスティアを嘲笑する。
だがアリスティアは顔色を変えることなく、まだ成人してないのでこの通り未熟ですが、帝国の騎士として働けることを誇りに思っていると、堂々と笑顔で答える。
予想外のアリスティアの返答にたじろぐ姫君たちは、そうであればこの時間も騎士として警備にあたればいいのでは、いっそこの場に出てこない方が良いなどと言う。
アリスティアは我慢する。
なぜなら、誰が時期皇妃に選ばれたとしても、いずれ現れる美優に全て奪われるからだ。
そのときまで我慢して、美優が現れたら退くつもりなのだ。
ルブリスは黙って聞いていたが、イット王女も剣術に長けていると聞いた、一度腕前を見せてくれないかと話しかける。
彼に興味を持ってもらえて喜ぶモイーラは、日を改めてアリスティアと剣を交えてみたい、そして私が勝ったら、殿下の書斎で見せてもらったアリスティアへの贈り物を自分にくださいと言い出した。
勝手に覗き込んだのだろうと思い呆れるハレン。
殿下の書斎で見せてもらったという言葉に、他の王女は先を越されたとやきもきする。
ルブリスは良いだろうと返事をし、アリスティアに勝負をするよう促す。
彼女は、王女と剣術の勝負をさせるだなんて無茶なことをさせる、イット王女が気に入ったから贈り物を渡す理由が欲しいのか、だったら最初から私への贈り物などと言わなければいいのにと思い、晴れぬ気持ちのまま宴会場から出る。
そのように考え事をしていたアリスティアは休憩室に向かったのだが、うっかり道を間違えてしまった。
するとどこからか、今日のような大宴会の日に集まるとは大胆では、このような日の方が人目につかないなどと、ヒソヒソ話す声が聞こえる。
ゼナ公爵の声が聞こえたので、貴族派の密談だと気づいたアリスティア。
しっかしモニーク侯爵令嬢に圧力をかけているからイット王女にして正解だった、あの文書を持ち出す用意はできているな、と、ある部屋から聞こえるので、アリスティアは扉に近づき、聞き耳をたてる。
君のような秀才がこちらに来てくれるとは有り難いというゼナ公爵の言葉で、皇帝派から寝返ったものがいることに気づく彼女なのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話89話の感想
アリスティアとルブリスは意思疎通がまだ上手く行かず、ちぐはぐな衣装の組み合わせになってしまいましたね。色々なデザインを着るアリスティアはともかく、確かにルブリスは明るめの服が多い気がしますね。
ルブリスに積極的な王女3人以外に、他にもう一人リサ王国第5王女ベアトリーシャ・デ・リサがいましたが、彼女はプリンシア同様、遠巻きに見ているだけでした。皇妃になるのは乗り気でないのかもしれないですね。
しかしモイーラ達の意地の悪さは酷いものがありました。アリスティアは大人なので平然としていましたが、さすがに内心イライラしていたようです。
あまりに失礼な物言いに、ルブリスはかばうでもなく、何故剣術を薦めたのでしょうか。アリスティアの剣術を認めさせるため?わざわざ用意した贈り物をモイーラに与えても良いのでしょうか。勝手にダシにされたアリスティアの気分が悪くなるのも当然ですね。
そうして皇宮内を歩いているうちに、貴族派の密会現場に来てしまいました。彼女は確認できてないですが、アレンディスがいましたね。彼は何のつもりでそこに混ざっているのか、怪しくて仕方有りません。まだアリスティアの味方なのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに