漫画「盗掘王」37話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、キイラの遺物にトゥームグリフを書き込む遼河。

事前に鄭和の地図遺物でイギリス首相の位置を調べておいたので、トゥームグリフを書き終えると、さも今わかったかのように演技をする。遼河の指定したサハラ砂漠のある地点を、現地の部下に捜索させるキイラ。

待っている間、遺物の能力を引き出すというトゥームグリフについて教えろと、キイラは脅す。仕方ないという遼河は、ノートにトゥームグリフを書き説明するかのように見せた。

すると遼河が言った通りサハラ砂漠でイギリス首相が見つかったと報告が入る。ではこれで帰るという彼を、トゥームグリフについて我々が完全に会得するまでは帰すわけにはいかないというキイラ。

突然その部屋が爆発し、火が地図遺物に燃え移った。火を消せというキイラの指示で、地図を持った部下が何故か破る。キイラは拳銃で部下の脚を撃ち、止めるが、その隙に遼河達は忽然と姿を消していた。

遼河達は遺物を使い、脱出成功していた。柳が聞くので、遼河は、今回の作戦はどのような仕掛けがあったかと説明する。

一方キイラは、ジャン・リチャードに連絡をとり、TKBMの件と同じ人物である剛力に遺物を破壊されたから、すぐ復元しろと命じる。剛力は危険人物だが、もうすぐパンドラが創立されるので問題ないと言うリチャードなのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」37話のネタバレ

トルコ中部についた遼河達。

アイリーンは露店でケバブを買うと、店員に、何もないか大丈夫かと尋ねる。

不幸など何も起きなかったようだと上機嫌で、遼河達が待つ車に戻るアイリーン。

遺物を扱う練習をしたおかげで、これを買ってくる間何も起きなかった、全部遼河さんのおかげだわと嬉しそうに話すアイリーンだが、露店の看板が突然落下し、交通事故が起こり、体調不良の人が現れたりと、突然周囲でトラブルが発生した。

まだまだ練習が必要なようだ。

落ち込むアイリーンに、それでもかなり良くなっている、親和力を学ぶのはこれで十分なので、次からは支配力を使いましょうと言う遼河。

柳は、まだまだ親和力で学ぶことはあると横槍をいれるが、アイリーンの遺物は寄生型なので、親和力で身体に負担がかからないように慣れさせることができれば十分だとのこと。

その後彼らは、トルコ・カッパドキアへ。

アイリーンに寄生している遺物は、ここにあった墓のものだと予想していたのだが、墓は消失せずまだ現存しているので、どうやら違うようだ。

さらに墓の片側が崩れているのもおかしい。

墓の周辺には、アメリカのキイラ配下のTSOFにトルコ軍と、2つの軍組織が手を組み、厳戒態勢を敷いていた。

このままでは侵入できそうもないが、遼河は盗掘屋なので問題ない。

近くの公衆トイレに行く彼ら。

墓の周りは遺物のオーラで守られているのだが、どこかしら弱い部分があるので、そこに穴を開けて通るというのだ。

今回はこのトイレがその部分とのこと。

CIAの少女から奪った遺物を取り出す遼河。

兄弟のサツマイモというオナラがたくさんでる能力の遺物で、普段は全く使い物にならないが、この状況では使えるのだという。

遼河の持つ盗掘屋基本スキル・墓発掘、このスキルを使えば墓に穴をあけることができるので、ダイナマイトよりは破壊力がある遺物を起爆剤に使う。

柳とアイリーンに耳を塞ぐよう指示し、遼河はサツマイモに支配力を注ぎ込んだ。

早く自爆しろと言う遼河に、痛いと苦しむサツマイモ。

そして大爆発が起こった。

爆発が大きいので、外にいる軍人にも気づかれてしまう。

墓と関連がないものには被害が少ないので、爆発の規模の割には壁や天井が崩れることはなかった。

床に墓の内部に通じる穴ができたので、遼河達はそこを通り、中へ。

洞窟のような内部を進んでいくと、先程の穴から軍人達の声が聞こえてきた。

それでも慌てず前に進む遼河。

道がふさがっていたので、また遺物を爆発させる。

床の穴からまた爆発音がしたため、軍人達は穴の中へ。

今度こそ墓の内部に入った遼河は、松明を灯すと、遺物の情報を調べ始めた。

トゥームグリフを解読すると、この墓の遺物はミダスの手ということがわかった。

つまりアイリーンに寄生している遺物の正体も、ミダスの手である可能性が高い。

ミダスとは、ギリシャ神話で触ったものを全て黄金に変える手を、酒の神ディオニュソスから授かった王のことである。

だが食べ物や飲み物、愛娘まで黄金に変わってしまい、嘆いたミダスは、神に頼みこの能力を返上する。

その際、ディオニュソスはパクトーロス川で行水するよう教え、ミダスは言われた通りにすると、黄金の力は川に移ったのだ。

もしこの墓の内部に、パクトーロス川を象徴するものがあれば、アイリーンの遺物を取り除けるかもしれない。

そうなれば遺物を自分の物にできるなと企む遼河。

アイリーンにパクトーロス川の説明をしようとすると、銃弾が飛んできた。

軍人が追いついたのだ。

墓がダメージを負っているせいか、銃が使えるようだ。

遼河達は走って逃げる。

アイリーンは逃げ疲れ、息があがってきたので、遼河は自分が足止めするから、二人は先に行けと言う。

逃げるのは性に合わないと言い、遼河は剣の遺物を光らせるのだった。

漫画「盗掘王」37話の感想

アイリーンの遺物がわかってきましたね。

黄金の手を授かったミダスは、最初はこの能力に狂喜していましたが、次第に破滅の能力だと悟り、神に返上します。行水したパクトーロス川は、この黄金の力が移り、川砂が砂金に変わったそうです。

ミダスはこの後、富や贅沢を嫌うようになり、田舎に引っ越し、田園の神パーンの崇拝者になるそうです。あるとき、パーンと竪琴の神アポロンが音楽の優劣を競って勝負し、ミダスのみパーンの肩を持ったので、アポロンが怒り、ミダスの耳をロバの耳に変えてしまったそうです。

ミダスは、王様の耳はロバの耳、の物語にも関係していたのですね。アイリーンにも、この関連の能力が宿るのでしょうか。黄金の手だけなのでしょうか。

遺物自体はアイリーンに寄生しているはずなのに、墓は半壊状態で現存している、かなり特殊な状況ですね。パクトーロス川で行水すれば、アイリーンの遺物は剥がれるのか、色々と謎が増えてきて面白いです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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