無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、パウロ大司教まで会いに行ったエリアスは、契約書を見せ彼の不正を暴き、協力してくれるなら罪には問わないと持ち掛ける。
マリは、失敗したら兄弟に危害を加えられると脅され、どうしたらいいのかと迷いながら公爵邸に戻った。
アデルは、乾燥したロハの根(毒)を粉末にするようリタに頼む。これで作戦に必要な道具は揃ったのだった。
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漫画「アデライド」54話のネタバレ
マリはアデルの元へ行き、兄弟に危害を加えると脅されたのだと、涙を流し報告する。
どうすればいいのかわからくてと言う彼女。
マリは、ルイとアンナに渡された毒の小瓶をアデルに見せるが、マリが準備したものより量が少ないのだと言う。
他のことに使うために、少し残してあるようだ。
そこへリタが、アデルの指示通り、本物の毒を粉にして持ってきた。
マリが持ってきた小瓶にその粉末を混ぜる。
そしてアデルは、根のついたロハの花とこの本物の毒をアンナの部屋に隠し、残りの1輪はルイの部屋に隠すようマリに指示する。
アデルは、アンナの兄アントンがこの計画を話しに来てくれた、あの兄たちはこちらの味方だから心配することはないとマリに教える。
ロハの毒が根にあることをアンナに黙っていてくれたり、兄弟に危険が迫っているのに私に教えに来てくれてありがとう、マリの忠誠心と機転がきくところには本当に感動した、とアデルはマリを褒める。
マリは感激し、私は御恩をお返ししただけと言おうとしたところ、アデルは自分もマリの信頼に応えると言い、今回のことが終わり次第、ラスカス市にあるレオナス領にカフェ店を構えてあげる、マリならきっと繁盛させることができると提案する。
これまで十分にご配慮頂いたのに、そこまでしてくださるなんてと感動するマリ。
アデルは、純利益の10%はもらうつもりなので、タダであげるわけではない、同業者として貴女を選んだのだと話す。
できそうかとのアデルの問いに、マリは元気に返事をするのだった。
そしてアデルは作戦を実行する。
するとその夜に、アデルが毒を盛られたという噂が貴族間で流れた。
大司教がすぐさま駆け付け治療したが、思わしくないそうだ。
知らせを受けた皇太子殿下も公爵邸に向かい、皇室の騎士団を動員し、犯人捜しに動き始めたそう。
そんな噂がながれる中、ルトビッヒはアデルに差し入れとしてケーキを持参した。
差し入れがケーキだなんて、ばれたら疑われてしまうと呆れるエリアス。
大丈夫、メイド長は口が硬いし、令嬢もこんなに喜んでいるというルトビッヒ。
アデルはテーブルの上に並べられたケーキに、目を輝かせていた。
真剣なのは自分だけか、しかもアデルの方が自分より先に毒の件を把握していたと、面白くないエリアス。
エリアスは、どうしてあの女が毒を用意していたことを知っていたのかとアデルに問う。
アデルは、お話した通り花の部分には毒は無いので、危険性はないと判断し伝えなかっただけだと、気まずそうに説明する。
だからと言って、ルイが何を企んでいるかはわからない、また前みたいにあなたが急に消えてしまったらと、エリアスは怒鳴る。
彼は息を整え、危険な目に遭わせないと約束した、それにこの婚約を破棄するつもりはないと言う。
だから、私があなたを守れるようにどんな些細なことでも話して欲しいと言い、彼女の手を握る。
わかりましたと頬を染めるアデルと、エリアスがいい雰囲気になり、ルトビッヒはまたもや居場所をなくすのだった。
漫画「アデライド」54話の感想
脅されたマリはかなり参っていましたが、選択を間違えず、きちんとアデルに報告しましたね。
さぞかし恐ろしかったでしょうが、それ以上のものを得ることができました。ただ褒美をもらうのではなく、人格や才能を認められた上で、今後も共にやっていこうという、願ってもない提案だったのではないでしょうか。
アデルはそうやって周囲の協力を得て、無事作戦を始めることができました。
大司教と皇太子が、毒を盛られたアデルのもとまで駆けつけたという事実ができたので、ルイよりアデルが有利です。あとから実はアデルに誘拐されて~などとルイに言わせないために、さっさと潜伏しているルイを捕まえそうですね。
これで、嫉妬してアデルに毒を盛ったから逃げた聖女として認識されるでしょう。契約書という証拠もあるので、聖女ですら無い。大司教も関わったことですが、協力させた分、そのあたりはどのように収めるつもりでしょうか。
しかし、アデルとエリアスは、すぐイチャイチャしますね。毎回ルトビッヒが空気扱いなのが面白いです(笑)
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに