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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、後藤会長曰く、日本の5大ギルドはかろうじてバランスを保っている状態なのだが、そこに旬が加わるとバランスが崩れてしまう。また怪物にもなり得るハンター達を管理するために、協会が必要なのだと説明を受ける。
だが旬は今後も成長していきたいので、戦い続けたい、自分のいる場所はダンジョンだと言い、断る。後藤会長はそんな旬の目を見て、久々に清々しい気持ちなる。
一方、水篠父との戦闘に負け、入院中の右京。ハンター管理局の副局長がやってきて、この前の男は人間を助けたが、モンスターであるという君の意見は変わらないのかと聞く。だが右京は、それでもモンスターだと言い張る。
副局長が去った後、水篠父に脅されたことを思い出した右京は、ギルドのアーティファクトで装備を整え、今度こそ殺してやると、狂気を滲ませるのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話65話のネタバレ
ハンターがレイド中に入手した材料やアイテムを売買する、ハンターオークション。
日本国内には数万人のハンターがおり、ハンター達がより簡単に取引できるための市場である。
ハンターにとって装備は命綱のようなもので、いい装備を持てばそれだけリスクを軽減できる。
ハンターが使用する装備には全て魔力が込められているので、D級が使用する粗野な剣ですらそれなりの値段だ。
E級やD級のような低収入のハンターは、装備を揃えることができないが、安定的にレイドを周れる攻撃隊に入れば、話は違う。
C級から高収入が約束されてるが、そうであればより安全に素早く狩りを行うためのツールに、金を惜しむ必要はない。
使えそうなものは基本的に数億、数十億を軽く超えている。
理解はできるが、金額を見て驚いてしまう旬。
良い装備であるほど、個人では購入できないほど値がつり上がっている。
悪魔城は上層階に行くほど火炎攻撃の威力が増し、フィールド自体が燃え盛っているので、火属性の防具が必要だったのだが、そこそこ稼いだつもりの彼でも購入は無理そうだった。
システムのストアで購入しようかと思うが、あまりいいものはない。
必要なアーティファクトを手に入れるには、貪欲の玉を売るしかないようだ。
購入に大金が必要なら、高額で売ることもできる。
調べてみると、最上級のアーティファクトでも、20~30%威力が上がるものなので、2倍に上昇するこのアイテムであれば、とんでもない値段になるに違いない。
問題は、出品するには手に入れた背景を説明しなければならず、このかつてないアイテムをE級ハンターが出品したとわかれば、疑われあれこれ調査されるだろう。
S級という新しいハンターの資格証の入手にはまだ少し時間がかかる。
せめてA級レイドに参加した履歴があれば疑われないのだろうけどと、旬が探していると運良く募集が見つかった。
その頃後藤会長は、指示した水篠旬のファイルを犬飼から受け取る。
4年前の証明写真だからか、今と違い幼く見える。
E級の中でも最底辺ながら4年間活動していましたと説明する犬飼に、彼は不正登録者か何かと聞く後藤会長。
一緒に活動した者たちからは特におかしな点はなかったとのこと、それに以前から再覚醒していれば、二重ダンジョンのときに全滅するまで放っておくはずありませんと、犬飼は話す。
旬については、毎回怪我ばかりしているようだが、母の入院費のためにやめられなかったようだとも。
後藤会長は、失踪した父に代わって、入院している母と学生の妹を護っているなんて、今どき変わった青年だなと感心する。
犬飼は、旬がハンタースギルドのレイドに参加したという情報が入ったと伝える。
後藤会長は、本当はハンタースと莫大な金額で契約済みであり、自分を騙したのかと一瞬疑ったが、水篠ハンターは採掘チームに入りましたと聞き、目を丸くする。
S級ハンターが鉱員になるなんて、本当に掴みどころのない青年だなと思う会長なのだった。
募集現場に向かった旬。
採掘チームのチーム長は、旬がE級の戦闘系であること、現場経験はないことを確認し、ここには似たような人が大勢いるので、気負わず頑張りましょうと声をかける。
しばらくはここで待機とのこと。
上級ダンジョンは規模が大きいので、一つの攻撃隊が全てを行うことができないため、ダンジョンを攻略する・攻略チーム、鉱石を掘る・採掘チーム、モンスターの遺体回収をする・回収チーム、このように別れて作業を行う。
採掘チームと回収チームは、ボス以外のモンスターを全て討伐してから、投入される。
ダンジョン内では電気を使用する機械は使えないので、大人数で手作業で行われる。
だがただのツルハシにも魔力が込められていた。
いずれは自分も入らなければいけないからと、この目で見たかったとA級ゲートを見つめる旬。
その頃内部では、ハンタースの攻撃隊が活動中だったのだが、今回のダンジョンはかなりの広さで、予定時間を大幅に超過していた。
攻撃隊を率いる最上は、これ以上は次のスケジュールにも関わるし、待機中の別チームにも支障があると言う。
そして目の前にいる巨大なモンスターらに、凄まじい火炎魔法を叩きつけた。
目の前の敵をふっとばすと、最上はタンクに盾を構えるように指示する。
すると先程放った最上の火炎が、大きな炎の嵐となって戻ってきた。
タンクらの防壁は、背後の最上ら魔法使い達を守る。
焼きすぎて遺体が消失したこともあったのでほどほどにした、このダンジョンの奥がどれほどかわからないが、この辺一帯の敵は灰になっただろうと言う最上。
タンクらは、いつみてもやはりすごい威力だと、最上の力に驚く。
なかなか攻撃隊がでてこないので、他のチームはいまかいまかと待っていた。
ようやく攻撃隊がゲートから出てきたので、各々道具を持ち準備する。
ハンタースは国内最強の攻撃部隊である。
先頭に最上の姿を確認した旬は、ヘルメットを深くかぶり見つからないようにする。
ハンタースの二人目のS級ハンターが出てきた。
赤い衣装に帯剣している、金髪の女性。
国内唯一の女性S級ハンターであり、ハンタース副ギルドマスター・向坂雫だった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話65話の感想
ハンターオークションが紹介されましたね。
強い者は良い装備を得ることができるのでより強くなり、弱い者は底辺から抜け出せない、ハンターの世界はシビアですね。命がかかっているので、生ぬるいことを言ってられないのかもしれないですが。
悪魔城の攻略に火属性の防具が欲しくてオークションを見た旬ですが、もしかして貪欲の玉売ってしまうのでしょうか。なんだか勿体ない。
是非、今後出る魔法使い系のボスを影の軍団にし、アイテムを持たせてほしいなと思いました。影の軍団は、イグリット、アイアン、アイスベアのボス、と物理特化しているので。旬も物理攻撃ですしね。
現時点では、E級のままなので貪欲の玉を出品できず、A級レイドに参加することにした旬。彼を調べている後藤会長の、旬のイメージがどんどん良い(?)方向に変化しているようですね。旬のことをとても気に入っていそう。彼には驚かされてばかりです。
日本に10人しかいないS級ハンターが、採掘チームですものね。あっという間に硬い岩盤を掘り進めそうです。効率は良さそう。
今回あまりに広いダンジョンだったため、時間に追われた最上はざっくり処理しました。これは絶対狩り残しがあるパターンですね。旬が活躍して正体がバレてしまうのか、こっそり処理するのか、どうでしょう。
また向坂雫が登場しましたが、旬は彼女と接触することはあるのでしょうか。
まとめ
・悪魔城のために防具を揃えたい旬だが、ハンターオークションは高額すぎて手持ちが足りない
・貪欲の玉を売り、お金を稼ごうと思うが、まだS級ライセンスが届かないため出品できない
・せめてA級レイドに参加した履歴を作ればと、ハンタースのA級レイドに採掘チームとして参加することにした
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに