無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、村正にありったけの支配力を注ぎ込み、フルパワーで大河原を攻撃した遼河。
この戦闘で村正は完全に砕け散り、ハムラビ法典もかなり損傷した。そうまでしても大河原を殺すことはできなかったが、大河原の遺物もかなりの損傷を受けたようだ。
今回の大古墳化のことが世界中で報道され、遺物の存在が認識され始めた。これからは、強い遺物を持つ者が権力者になれるのだが、遼河の遺物はどれも今にも壊れそうだった。
そこで、アイリーンに電話をかけ、柳孝太郎という遺物復元の頂点になる男を探してもらおうとする。だが柳はアイリーンの兄に詐欺を働き、兄の知人までも詐欺ろうとしていたのがバレ、車で追いかけられている途中で、ガードレールからがけ下に転落したというのだ。
警察も死亡で処理したので、探すことは不可能だというアイリーン。だが、過去では遼河と柳が会うのは5年後だったため、彼は柳探しを諦めないのだった。
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漫画「盗掘王」27話のネタバレ
大河原はあちこち包帯でぐるぐる巻きの痛々しい姿で入院していた。
大古墳のニュースを見て、遺物の存在を隠すために苦労したのに、全て剛力のせいだと憤る。
そんな大河原のもとに、エドワードという初老の男性がやってきた。
エドワードは人払いをし、これほどの規模の墓を呼び起こすとは、派手にやらかしてくれたなと、大河原に苦言を呈する。
それについての情報はなかったという大河原。
だが大河原の遺物のせいで起きたことには変わりない、私の顧客はカンカンだとエドワードは言う。
しかもエドワードがその噂を広めたのだと言うので、どうしてそんなことをするのだと大河原が怒鳴ると、エドワードは武器商人であり情報屋なので、信頼のために正確な情報を流す必要があったと答えた。
問題を起こしたのなら自分で始末をつけろというエドワードは、不死の遺物があるのに何故回復しないのかと大河原に聞く。
機能しないところをみると、遺物自体がダメージを受けたようだと大河原は答え、それもこれも全て剛力のせいだと、怒りを募らせる。
エドワードは剛力に興味を持つ。
そして、遺物がダメージを受けたのなら修復すればいい、復元師につないでやろうと言うのだった。
エドワードは、大河原の病室を出た後、剛力について調べるよう部下に指示を出す。
エドワードは柳に電話をかけた。
この間の詐欺がバレて今死んだフリをしているので、金欠だという柳。
エドワードは遺物の復元依頼が入ったと言うと、柳は、きついからやりたくないという。
今回の依頼者はTKBMの大河原会長だから、かなりの大物だぞとエドワードが言うと、金払いが良さそうな客に柳は大喜びするのだった。
一方遼河たちは、アイリーンから教えてもらった住所にある、アートギャラリーへ。
柳は本当に生きているのかという呉羽に、そんなに簡単に死ぬ奴ではないと答える遼河。
遼河は受け付けの女性に、柳孝太郎さんはいますかと聞くと、不在だと言われる。
遺物のオーラが感じられるので、本当はいるようだ。
呉羽が、本当はいるんだろうと怒鳴り、受付の女性を脅してしまう。
遼河は呉羽を止め、柳をおびき出すから見てろとこっそり耳打ちする。
女性は、こんなこと困ります、それに代表は数日前に交通事故で死んだのだと言いはる。
そこへ、どさっと大きなカバンをカウンターに乗せる遼河。
柳さんが死んだなんて、この遺物たちはどうしたらいいんだと、嘆く演技をする。
女性は遺物という言葉に反応し、カバンの中身を見ると、遺物が10点近く、さらにランクの高そうなものまで見えたので、息をのんでカバンの中を見つめだした。
遼河は、これらがどのような物かお分かりになるのか、復元さえしていただければ柳さんでなくても構わない、どうか私をお助けくださいとお願いする。
柳さんの下で働いてるなら、あなたもかなりの実力者なのでしょう、私の遺物を直していただけませんかともちかけた。
女性は少し考え、少々お手洗いに行ってくるのでお待ちくださいと言い、その場を離れる。
彼女は井口敏恵、柳の助手で柳と同じくらい欲深い人間だと遼河は知っていた。
これほどの遺物をみたら、柳に報告せずにはいられないだろうと、遼河は読んでいたのだ。
案の定、井口はこっそり柳に連絡する。
TKBMと組むから追い払えと言う柳に、彼らが持ってきた遺物は10点以上で、エジプト神クラスと思われる遺物もあると話す。
そして、騙されやすそうないいカモだと井口が言うので、いい小遣い稼ぎだと思った柳は、遺物を受け取り復元室へ運ぶよう指示する。
完璧な偽物を作ってすり替えてやると、柳はにやりと笑う。
井口は遼河の元へ戻り、お急ぎのようだから私が復元しますと言い、遺物を預かる。
呉羽は、兄貴の遺物が全て入っているが、持ち逃げされたらどうするのかと心配して耳打ちする。
遼河は、良質な餌が大物を釣るのだと余裕そうだ。
だからって全部渡さなくてもと呉羽に指摘されるが。
だが、作戦が成功するかどうか賭けるしかないと、遼河は言うのだった。
漫画「盗掘王」27話の感想
柳はやはり生きていましたね。
遼河もクセがありますが、柳もなかなかのクズのようです。
遼河のカバンの中に、セトの杭のようなものがありましたね。
金の斧、銀の斧、ゾンビパウダー、葬儀師のナイフ、ホメーロスの眼鏡、寂しい神の招待状、ハムラビ法典はわかりましたが、緑のものはオシリスの砂時計のようです。
カバンの中身の印象を良くするために、破壊したオシリスとセトの遺物も持ってきたのでしょうか。それと砕け散った村正はやはり無さそうですね・・・。
マリーアントワネットの首飾り、シェークスピアのペン、アヌビスのアンク、財宝栗、荒縄は入っているかどうかは見えませんでしたね。遼河のことだから、まさか全部渡すことなどしないで、ある程度隠し持っていそうです。
もし、破壊したはずのセトとオシリスの遺物も、柳の手で復元できるとしたら、神クラスを3つ所持することになりますね。ただ試練を行っていないので、完全には彼の物にならないのかもしれませんが。
さて、柳は遼河の罠にひっかかるでしょうか。遼河の異物達はどうなるのでしょう。
次回のエピソードはコチラです
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに