無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、現れたのは宮廷魔道士のレプトン。彼は、エステルの髪を手に入れ、魔法を使い彼女を拉致したのだった。
カスティージョ一族の強力な力は、代々たった一人にしか継承されないが、混ざった子であれば別なので、エステルを実験体にし、強力な力を持つ兵士を大量生産しようと企んでいた。
エステルは、皆が必ず助けにきてくれるはずと、心を強く持とうとする。
以前の実験体のものと思われる、混ざった子の証であるピンクの瞳を闇市に流し、エステルの死を偽装しようとするレプトン。それは公爵家に渡り、エステルの物ではないことがわかる。
静かに怒る公爵は、闇市の調査をカルルに任せ、宮廷魔道士の調査を騎士団に任せた。そして公爵は、待つと言うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」47話のネタバレ
窓も無い部屋なので、エステルはもう何時間、何日経ったのかわからなくなっていた。
寒さを感じるが、もともと母から虐待されていたので、これぐらいどうというこはないはずと自分を励ます。
寒くない、お腹も空いていない、痛くないと思い込むようにし、ボロボロの自分の体を抱きしめる彼女。
前世であるユイの記憶の中で、体が苦しい時は心と体を切り離して、他人の目から自分をみつめるようにすると、苦しみから逃れられるという映画の内容を思い出した。
また、エメルの、生き延びることだけ考えてくださいという言葉を思い出し、生きてさえいればきっと見つけてくれるだろうと思う。
でもそれがいつになるのか、彼女の心は不安でいっぱいだった。
夜、闇市場では、カルルが関係者を皆殺しにしていた。
カルルの化け物じみた強さに怯えた男は、あの瞳はレプトンが売りにだしたのだとバラし、命乞いをする。
だがカルルは、その男も始末した。
カルルの剣も靴も、死んだ者の血でベトベトだった。
カルルはエメルに、犯人はレプトンだったと伝え、公爵家に戻らずこのままゴミを始末して帰ると言う。
カルルは本当はすぐにでもレプトンを殺したかったが、自分自身を抑えることができないからだ。
そして何より、不愉快さを全く感じさせない、今までの自分になかった感情を与えてくれる、とても大切な妹がもし冷たい体で見つかったらと、カルルは手が震えるほど恐ろしいのだった。
一方その頃、13はこっそりエステルが監禁されている部屋に入り、逃がせようとしていた。
だが、そんなことをしたら13が拷問されてしまうので、一緒に逃げようと誘おうとするが、口は動くものの、声がでなかった。
それでもなんとか、一緒に、と呟けたが、13は無理ですと首を横に振り、もう目も虚ろで弱ったエステルの手を引いて、部屋から出ようとした。
しかしそこへレプトンが現れ、レプトンは魔法を使い、13を壁に弾き飛ばした。
13は頭から流血し、動けなくなる。
そしてまた拘束椅子に座らせられたエステル。
私は何も感じない、痛くないと、心と体を切り離そうとする。
レプトンは無反応だと面白くないと言い、エステルの頬を殴る。
そして、今カスティージョ家の者が血眼になって、辺りを血の海にしながら探している、魔塔にまで攻め入りはしないだろうが、なんともひどい話だと思わないかと、ニヤニヤと話しかける。
実験が成功すれば、皆が儂を褒め称え、偉大な魔道士として歴史に名が残るだろうと言い、ニッパーのようなものを取り出した。
エステルも歴史に名を残してやる、数枚の爪だけ残してなと、彼女を痛めつけるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」47話の感想
カスティージョ家は、必死にエステルを探しています。
カルルは無法者どもを一掃し情報を得ますが、初めてできた何よりも大切な存在にもしものことがあったらと、その事実を受け入れることができないだろうと、現場へ行くのは諦めます。
それほど大事なエステル。公爵もエメルもきっと同じ気持ちでしょう。なんとか急いで救出したいところですが、すぐ魔塔に攻め入ることができるのでしょうか。
また、エステルはなんとか生き延びるため、意識と体を切り離そうとしました。それを面白くないからと、頬を叩く非道なレプトン。気持ち悪いですね。
実験が云々言う割に、拷問を楽しんでいるようなので、これでは実験が成功することは無さそうですね。目的がそれています。ただ理由をつけ、自分の嗜虐的欲求を満たしているだけの変態にしか見えないのですが。
どんな実験もどきをしているのかわかりませんが、エステルの爪が剥がされそうです。幼い子どもになんてことを。救出が間に合って欲しいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに