漫画アプリ・ピッコマ、comicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO
突然、血の皇帝と呼ばれる暴君の娘として転生してしまったアリアドネ(通称リア)。子供殺しも厭わない彼の元で生き抜いていくために、愛嬌を武器に生き抜いていく。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、リアがぶつかった青年は、アヒンだった。
その後合流したヴァルにアヒンは、普段聖皇庁にいるべきアヒンが何故ここにいるのかと聞かれ、年一回の教区巡礼に出ていたのだと答える。偶然が重なったことを面白がるヴァル。
リアとアヒンが和やかに会話しているのが面白くなかったハーベルは、アヒンに突っかかり、二人が険悪な雰囲気になる。
アヒンはリアに、ハーベルまで連れてきて、北帝国に何の用があるのかと尋ねるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」172話のネタバレ
アヒンの質問に、どう説明しようかと悩む彼女。
アヒンは穏やかな笑みを浮かべているが、何故か圧を感じる。
自分探しの放といいますかとしどろもどろ答えてみるが、やはり通じない。
そこにヴァルが、家出したのだとズバリ打ち明けた。
ヴァルなんて連れてくるんじゃなかったと後悔するリア。
アヒンは本当ですかと驚き、少し考えた後、わかりましたと笑顔に戻る。
では僕の滞在先に案内するわけにはいかないと言うアヒン。
聖皇に会ったことないが、確かにあの人ならカイテルに私を引き渡しそうだと思うリア。
アヒンは会話の間、ずーっとリアを見つめるため、彼女は気まずい。
アヒンは、今日はもう遅いから一旦帰るが、また明日来ると言う。
そしてニコっと笑うと、皇女様は幼い頃からお変わりないのですねと言い、帰るのだった。
なんだか親戚のおじさんに相変わらずだなと言われたような、複雑な気分になるリア。
夜になってもそのモヤモヤは晴れず、なんだか恥ずかしくなる。
星空を見ると、カイテルのことを思い出し、離れているからかカイテルが恋しくなった。
気分が沈んでしまい眠れないので、彼女はアシシかヴァルを誘って散歩しようかと、ローブをまとい部屋の外へ。
すると廊下にハーベルがいた。
ハーベルはどこに行っていたのか、外出していたような格好をしており、さらになんだか不機嫌そうだった。
彼女が、ここで何をしているのか彼に聞くと、眠れなくてと答えるハーベル。
リアのことも聞かれたので、散歩しようと思ったが、やっぱり止めると言い、彼女は引き返そうとする。
ハーベルはムスっとし、彼女の腕を掴んだ。
そして、アヒンとはどんな関係だと彼女に詰め寄る。
どんな関係でもいいでしょと答える彼女に、言えないほど親密な関係なのかと勘違いするハーベル。
何の関係もないということもないが、特別な関係でもないので、リアは返答に困っていると、ハーベルは、やっと邪魔者がいなくなったと思ったのに、また別の邪魔者が登場したのかと、悲しそうに笑う。
リアは何のことかよくわからない。
どうしてこうも手に入れるのが難しいのかと言う彼は、リアの頭をポンと触り、早く寝ろと言い去っていった。
どいつもこいつも変な奴ばかりだと思う、リアなのだった。
漫画「皇帝の一人娘」172話の感想
アヒンもリアに好意があるので、ライバルであるハーベルは、彼の登場に気が気じゃない様子ですね。
リアの方は、アヒンに対して、なんだか家族などに注意されているか茶化されているような気持ちになるので、終始気まずそうでした。そもそも家出中なので、いい年こいた大人が、しかも皇女が、と思われたかと思うと、恥ずかしいですよね。
リアを巡って、南帝国の皇帝、北帝国の時期聖皇が張り合うという、スケールが大きい争いが始まりましたね。
ハーベルとしては、邪魔するカイテルからやっと引き離せたのに、今度はリアと幼い頃から仲が良さそうな美青年が現れたので、面白くなさそうですね。
リアが誰を選ぶかは知っているので、なんとも複雑ですが、彼の思いが報われる、幸せになる選択があるといいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに