無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。
毎週月曜日に最新話が更新されます
現在、1~4話までピッコマにて無料で読めます。
前回のあらすじは、貴族令嬢として生まれたアイリス・フォレストは、反逆者の濡れ衣を着せられ、夫の手で殺される。
すると今までの思い出がいくつかの画像となって浮かぶ空間へ。これが走馬灯かと考えていると、白石華奈子という地球での前世も思い出し、記憶を保有したままアイリスの過去へタイムスリップする。
20歳の頃の自分に転生したアイリス。夫となるハワードに溺れたところを助けられるはずが、金髪の青年に助けられた。
長い夢を見ていたのかと思う彼女だが、虐げられていた過去は偽物ではない。そこへ、彼女から全てを奪った女、ベラが涙を浮かべて部屋に入ってきたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」2話のネタバレ
フォレストの名を持つのは、先代フォレスト侯爵の一人娘だった母、婿養子だった父、父の連れ子でアイリスの兄アナキン、そしてアイリス自身の、4人しか帝都でフォレストの名を持つものはいなかった。
幸せな家族だったが、両親が海で溺れたことで崩れていった。
家臣たちは、フォレストの名を持たないアナキンを跡継ぎとして認めなかった。
アナキンは、アイリスを守れるくらい強くなってくると書き置きを残し失踪。
ひとりぼっちになってしまったアイリスに手を差し伸べたのは、叔父のミサーラ子爵一家だった。
ミサーラ子爵の一人娘ネラが、アイリスが溺れたことを心配し、大げさに抱きつく。
目に涙を浮かべる演技をする彼女に、寒気がするアイリス。
この従姉妹のネラは子供の頃から要領がよく、皆に好かれ、アイリスも好きだった。
不倫現場を目撃するまでは。
アイリスをリリーと愛称で呼ぶネラに、寒気が止まらない。
散々迷惑をかけておいてお詫びもしない、どうせ仮病なんでしょうと、ミサーラ子爵夫人が入ってきた。
やはりあのまま私に死んで欲しかったようだと、アイリスは気づく。
娘のネラの方が侯爵家にふさわしいのに、こんなノロマが後継者だなんてと悪態をつくミサーラ夫人は、過去でリタやみんなを殴り殺した残酷な女である。
アイリスは、それで仮病の患者にお見舞いにきたのか、用件は何かと聞くと、ソリア試験の推薦状が遅いから来たのだと、つっけんどんにいう夫人。
皇妃の話し相手ソリアは、ただの話し相手ではなく皇妃の近くで仕える名誉ある立場なのだ。
レディなら誰もが憧れ、ネラもソリアになろうとしていた。
アイリスは、推薦状は書けないと断る。
なりたくないと言っていたはずなのに試験を受けるつもりなのかと、驚くネラ。
皇帝の長男を産んだリザ皇妃のソリア、リザ皇妃は正妃のイリア皇妃に変わって皇宮を仕切る力のある人物で、グライフ伯爵の妹でアイリスの義叔母であった。
過去では、ネラにソリアの座を譲ったが、ネラは皇妃を焚き付け、アイリスを皇子に毒を盛った反逆者に仕立てあげたのだ。
もう我慢はしない。
アイリスは、リザ皇妃様から直々にお手紙を頂いたのだから、他の人を推薦するわけにはいかないと話す。
侯爵家の当主がその程度も断れないのかと怒鳴るネラだが、内定はしていない、あなたなら推薦状がなくても大丈夫だろう、貴族の娘なのだからと答える。
まともな領地の一つもない、社交界ではアイリスの取り巻き扱いされるだけだと訴えるネラは、私の頼みを断れるわけないと、アイリスにしがみつく。
だがアイリスは冷めた顔をする。
叔父上もその苦境をご立派に克服されたから、あなたにもできるわとアイリスは言う。
まだ少しふらつくから休ませてくれるとアイリスが下がるように伝えると、この恩知らず、あなたのせいでどれだけ苦労してるかわかってるの、金持ちに生まれて他人の苦労が理解できないのかと、夫人が怒鳴った。
ムっとしたアイリスは、これまでは帝都暮らしに慣れてもらうため、よその貴婦人との話題のためにも屋敷のことを任せてきたと言う。
すると、自分の仕事を押し付けただけだろうと反抗するので、アイリスは侍女ソフィに、夫人から母の印章をとりあげるよう命じる。
そして、これからは自分の仕事は自分でしますからと、アイリスは夫人とネラに対抗するのだった。
漫画 「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」2話の感想
アイリスの復讐が始まりました。
ミサーラ夫人はよくもあんな言動がとれますね。地位が上の侯爵家当主に、ノロマだの恩知らずなの言いたい放題です。タイムスリップするまでは、常日頃からあのような調子だったようですね。しかも侍女達を殴り殺したという、褒めるところが思い浮かばないまさに悪役です。
その娘であるネラも悪ですね。母ほど敵意を剥き出しにしませんが、要領よく、いい人ぶってアイリスから何もかも奪い、最後には殺してしまいます。恐ろしい人物です。
そのような従姉妹がいくら泣きついてきたって、気持ち悪いですよね。これもあれも演技か、裏で笑っているのだろうと思うと、許せないでしょう。
しかし考えなしに怒りを露わにする夫人のおかげで、邸宅内の権力を取り戻せそうですね。夫人とネラは、まさに生まれか変わったかのように強気になったアイリスに、困惑していました。このまま早くこの親子を追い出せるといいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに