漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、スケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、子供が倒れたのを見て、ホブゴブリンのボスは激高し、ダイロを殺す。
倒れたままの彼に、隠しクエスト・ホブゴブリンを落ち着かせるというものが表示された。怒りのあまり狂ってしまい、見境なく攻撃してくるようになったのだ。
彼の敵ではなかったため、あっという間に押さえつけるが、このままボスを殺し通常のクリア報酬を得るか、隠しクエストの報酬を得るか悩む。
周囲に心配したゴブリン達が集まり、子供も目を覚まして、ボスであるホブゴブリンの父を見つめていた。
ボスは正気に戻ったので、彼は解放し、隠しクエストの報酬を得る。ダイロの遺体からは、ネクロン紳士会の身分証を得る。
さらに、洞窟を出ようとしたところ、ボスは、誰にも言わない約束でこの世界に1人しかいないゴブリンの魔法使いについて話すというのだった。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」41話のネタバレ
種族内だけの秘密なのですがと、話し始めるボス・バムタン。
ゴブリンの中で唯一の魔法使いマッドキャッシュは、金貨に心を奪われ、全人生を金貨に捧げる決めていた。
誰も彼を止めることができず、マッドキャッシュはこの世の金貨を全て手に入れるために、研究を重ね、あるアーティファクトを完成させた。
それは、内部の空間がねじれているので無限に金貨を納められる、マッドキャッシュの空間ポケットというものだ。
今からそのアーティファクトを手に入れるヒントを差し上げるというのだ。
東部山脈の雪山地域に向かう途中で、マッドキャッシュに会えるはずなのだが、かなり難しいので、チイイイ チ チイと叫ぶとマッドキャッシュを引き寄せやすいとのこと。
さすがにゴブリンの鳴き声は、彼には難しい。
人間の言葉で、お金は好きか、好きだ、という意味なのだと説明するバムタン。
そして発音の練習をするはめになった彼なのだった。
そうして、スライムの待つギルドへ戻った彼。
彼は、ネクロン紳士会もついでに片付けたくらいで、大した依頼ではなかったと話す。
それにしては鎧がボロボロなので修理しましょうと微笑むスライム。
彼は、ネクロン紳士会の者達が首に刻んでいる蛇の入れ墨が、奴らの首を締めているのを見たことがあるのだが、それについて何か知っているかと、スライムに聞く。
秘密を漏らそうとした者は、身体の入れ墨が察知し、その場で絞め殺される仕組みの魔法だろうと言うスライム。
魔法を解く方法はあるのかと聞くと、誰が刻印したかで変わるので、術者次第だという。
人間の想像を遥かに上回る力の持ち主だとすればと、スライムが口に出すので、何か知っているようだなと彼は突っ込む。
今はお話できませんが、いずれわかるときが来るでしょうと、はぐらかすスライム。
スライムは話を変え、ギルドに用があるので自分は当分ここを留守にすること、レナがテストに合格したことを、彼に伝える。
そして、レナが戻ってきたとき、彼女からあなたに話があるだろうと意味深なことを言うのだった。
夜。
鎧を修理に出したため、完全な骸骨姿で窓から夜空を眺める彼。
そこへ、いきなり後ろからレナが抱きついてきた。
私の気配に気づかないなんて、何をそんなに考え込んでいるのか、他の女性のことでも考えていたのかと茶化すレナ。
レナのテストはそれなりに大変だったようで、顔に傷ができていた。
今まで彼に色々と鍛えてもらったので、なんとかやり遂げたと言うレナ。
そして彼女はふいに、私達何もかも捨てて逃げませんかと聞いてくる。
どういうことかと彼が聞くと、ギルドなんか辞めてどこかでひっそりと暮らさないかと言うのだ。
自分と妹、彼の3人だったら、たとえ戦争が起きたとしても生き残れると思うと話すレナ。
だが、彼は断った。
そういうことならお前と一緒にいる理由はない、もともと利用しあう約束だった、ギルドの支部長になる計画はどうしたのか、成長して私を助けてくれる約束ではなかったのかと、彼は淡々と話す。
レナは、わかりましたとため息をつく。
テストが全て終わったわけではなく、ギルドで昇格を望むなら彼を連れてくるように言われたのだと言うレナ。
決まった時間にある場所にいくのが最終関門で、無事クリアできれば支部長の座くらいは、なんと容易に手に入るとのこと。
ギルドの者たちは、彼が人間ではないことを既に知っていたのだという。
容易に手に入るというのは不吉だなと言う彼に、もしかしたら取り返しのつかないことになるかもしれない、嫌な予感がする、だからギルドなんか無視して逃げた方がと、レナは彼を心配していたのだ。
だが彼は、行くと答える。
レナが支部長になれば、もっと多くの情報が手に入るからなと言って。
内心、レナを支部長にして、シナリオクリアをしてみたいという理由もある。
何が起きるのか達かめる必要があるのだ。
レナは彼に背を向けると、ギルド活動をしたいのは自分ではなく彼の方ではないのかと思うことがあると言ってため息をつき、できるだけ早く出発しましょうと悲しそうに微笑むのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」41話の感想
金貨に取り憑かれたゴブリンの魔法使いマッドキャッシュ。名前がそのまんまで面白いですね。
持ち運ぶ量が無制限になる、アーティファクトを手に入れられる情報なのですが、ゴブリンの鳴き声を習得する必要があるようです。バムタンに無理やり練習させられていましたが、彼は無事習得できたのでしょうか。
話は変わりますが、ようやくレナと再会できた彼。しかし彼女はなんだかやつれています。
テストが過酷だったのもあるのでしょうが、彼を差し出さなければならないのかと、ギルドに対し不信感をいだき、悩んでいたようです。
ある場所に彼を連れていくことが最終関門だと言っていましたが、スライムがそれに関わっているのでしょうか。当分ここを離れると言っていましたし、彼の正体を知っていますし。
彼の戦闘能力を知っているから彼を連れてこいと指示がでたのか、はたまた別の理由でしょうか。ただスライムも人間ではないので、ある意味同族です。既に非人間の属しているギルドなので、悪いようにはしないのはないかと思ったのですが、どうでしょう。
彼を愛するレナの不吉な勘が当たらなければいいのですが。
まとめ
・バムタンから、ゴブリンの魔法使いマッドキャッシュが作った、無制限に物を保管できるアーティファクトの情報を教えてもらう。
・レナは無事試験に合格し、二人は無事に再会できたが、レナは一緒に逃げようと提案する。
・彼の正体を知っているギルドが、彼を連れてある場所までくれば、レナを容易に支部長にしてやると言うので、レナは不安がるが、彼はそれでも行くと答えた
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに