漫画「アデライド」49話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アデルはロハの花の件をマリに引き続きお願いする。

ルイは大司教に会いに行き、エリアス公爵の婚約者が自分をないがしろにするから、抗議してくれと訴えるが、そのようなことはできないと断られる。さらに、聖女としての義務を果たすよう忠告される。ルイは全てをバラすと脅すが、むしろ大司教の方からバラすかもしれないと脅し返される。

アデルは一連のことでモヤモヤしていたが、気持ちを切り替え、エリアスとデートに行くことにする。いつものアデルに戻ったのでエリアスも嬉しそうだ。

彼は彼女に、魔法を施した特製の豪華な馬車を、婚約記念にと贈った。二人は馬車の中で甘い時間を過ごすのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

全話一覧はコチラ

漫画「アデライド」49話のネタバレ

アデルとエリアスがデートにでかけたその日、ルイは奉仕活動のためでかける支度をしていた。

大司教が、聖女の義務を放棄するならば罷免を考慮すると言ってきたため、本当に仕方なく行くことにしたのだ。

馬車に乗り込んだルイは、神殿がうるさいのでアンドレアに黙らせようと考えていた。

急に馬車が止まったので、外にいた使用人に何があったのか聞くと、まもなく公爵閣下の特別な馬車が通過するのでお待ち下さいと言われる。

そしてルイの目の前を通ったのは、4頭の白馬が引っ張る美しくも大きな銀色の馬車だった。

自分の黒くて小さい馬車と比べてしまい、ブツブツと文句をいうルイ。

しかもさきほどの馬車の先頭に乗っていたのは、憎い赤毛の専属侍女だった。

ルイは使用人に、公爵と婚約者が乗っているのでしょう、どこに向かっているのかと聞くが、返答を断られてしまう。

急いで自分の御者に、エリアスの馬車を追うように指示する。

奉仕活動先の保育園に行かなければとアンナが言うが、また後で行けばいいとイライラしているルイ。

そして、マリが容易した毒はどこにあるのかと聞き、アンナは、乾燥させ粉末にしたものを持ち歩いていると答える。

だったら今日中にあの赤毛の飲み物に混ぜろと、ルイは指示する。

私がやるのですかと焦るアンナに、外出先で倒れたら私達が疑われることはないし、私がするのは目立つからアンナが後をつけて実行しろと。

アンナは少し考え、必ずやりとげてみせますと妙にやる気になった。

ルイはそんなアンナを見て、最近アンナの口答えが少ないが、聖女という地位のおかげだろうかと考える。

そして、今日で赤毛ともおさらば、いい気味だと高笑いするルイなのだった。

その頃、アデルとエリアスは優雅にお茶を楽しんでいた。

エリアスとアデルの仲睦まじさに、閣下に見初められ婚約に至ったという噂は事実のようだ、美しいご令嬢だわと周囲からの声が聞こえてくる。

社交界に私達の噂がいい感じに広まりそうだと微笑むアデル。

だが、ルイのメイドがまだあそこにいるんだけどと、こっそり指を差しエリアスに教える。

何を企んでいるのかと呆れるエリアスに、アデルは、きっと私達がどこで何をしているか見てくるように言われたのだろうと話す。

季節は秋に変わってきており、まだアデルとエリアスが出会ってから一月しか経っていないが、こんな関係になるとはお互い予想していなかったと話す。

エリアスは、そろそろ私達のことについて話し合いたい、数日間考えていたのだが、私の出した結論はこれでですと言って、アデルの手を握る。

私はこの婚約を解消したくないと。

アデルは、それって私と結婚したいということですかと聞き返すと、エリアスは、これからの人生をあなたと共に歩みたいと答える。

そして彼は彼女に跪き、私と結婚してくれませんかと告白するのだった。

漫画「アデライド」49話の感想

ついにエリアスがプロポーズしましたね。スピーディーに進んだ展開に、ルイやアンナのことは忘れてしまいそうでした。

出会ってわずか1ヶ月でここまでエリアスがアデルに惚れ込むとは、まさに運命の相手なのでしょうね。

次週に持ち越しになりましたが、あれよあれよと言う間に結婚するのでしょうか。

その前にルイをなんとかしないとですね。ルイは今日中にアデルに毒を仕込めと指示しているので、毒の件については決着がすぐつきそうですね。

それをルイが仕組んだ悪事だと結び付けられるかどうか、アンナだけ責任を負う羽目になるのか、まだわかりません。

ルイは、奉仕活動なんてまっぴらごめんだ、アンドレアに抗議してもらおうと考えていましたが、そんなことアンドレアも協力してくれないのでは・・・。義務を果たさず旨味だけ得ようとするのは、さすがに無理があります。

誰かに頼るのではなく主体的に動き、周りに愛され順調に進むアデル。

その傲慢さで協力者が減ったり、自分の首を締めていっているルイ。

対象的な二人ですね。さて次週も甘い展開なのでしょうか、楽しみです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: