漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、デリスに食べたいと言われたレイリンは、泣いて暴れたことにより危機を回避する。
アンの姿が見えなくなったので、デリスに殺されたのかと勘違いしたレイリンは、彼にきつくあたり、アンに会わせてと言う。アンは憧れのダリアアトリエにスカウトされたため、急に転職しただけだった。
デリスに勘違いしたことを謝るレイリン。デリスはそんな彼女を可愛いと喜ぶが、アンの転職は彼が手を回したからだとバレていた。ただ骨折したレイリンを抱っこしたいだけの理由だった。
勘違いして恥ずかしいレイリンと、理由が言えず気まずいデリスの、ソペンへの旅は始まったばかりだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」22話のネタバレ
馬車で帝都を抜ける一行。
帝都に来てからの1ヶ月、色々ありすぎて帝都をゆっくり見れなかった。
よりによって選びに選びぬいた契約結婚の相手が、稀代の殺人鬼だとは、いっそ全て夢であればいいのにと、デリスの顔を見つめるレイリン。
彼にどうしたと聞かれ、彼女がくちごもると、俺が格好いいかと聞かれ、肯定するしかできない。
あの美貌にあの笑顔、容姿だけなら天使レベルなのだ。
カリアードという名前は皇帝がつけたとのことで、大地の神アルベラを除く3人の神を食い殺したとされる、神話に登場する悪魔の化身の名前だ。
この世界では、輪廻転生はおろか宗教という概念があまりないのだが、神話は存在するようだ。
皇帝は何を思って彼にカリアードと名付けたのか。
レイリンのイメージの皇帝は、血の気の多いワイルドな皇帝なので、イメージ通りだと納得する。
帝都を抜けた彼らは、郊外のレストランで夕食をとる。
何でも好きな物を頼んでいいぞハニーと、ニコニコ聞くデリス。
彼の分はレイリンが適当に頼んでくれという。
彼はほとんど食べ物を口にしないようなので、あの鎮静剤は満腹感も与える効果があるのかもしれない。
美味しい料理が並び、レイリンは堪能する。
小さなお腹に似合わずモグモグと食べる彼女。
レイリンのせわしなく動く小さい口を可愛いと見つめるデリスは、直に触れたらどんな感触だろうと思わず舌なめずりをする。
そこへ、デリスと呼ぶ声がする。
ペルシル見てください、舞踏会で見たかったなと騒ぐ男性。
要らないと言っていた爵位を急に欲しがったり、ソペンを寄越せと言い出すから、何を企んでいるのかと思ったら、本当に女のためだったなんてと、大声でまくしたてる。
彼の話で、デリスの表情が殺意を持ったものに変わっていく。
その男性と同席をしているペルシルという女性は、品位を守るよう、男性に注意する。
それでも、今それどころじゃないですよと男性が騒ぐので、その指の間にフォークが飛んできてテーブルに突き刺さった。
もちろん投げたのはデリス。
あなたが投げたのかと怯えるレイリンに、デリスはすっとぼける。
レイリンはコソっとデリスに、あの男性は誰なのか、知り合いかと聞くと、皇帝だと返される。
皇帝は金髪碧眼の童顔で、純粋系アイドルのような容姿だったため、全大陸の王族を滅ぼした人物がまさかこんな容姿だとはと、レイリンはとても驚いた。
年齢聞くと32歳とのことだが、恐ろしく若くみえる。
皇帝は、疑問が解消されたらお腹がすいたので、沢山切ってくださいねと、ペルシルにお願いする。
見た目も頭脳も子供っぽいと思うレイリン。
どうやったらあれほど童顔になれるのだろうか。
皇帝の若さをキラキラした目で見ていると、何故年齢を聞くのかとデリスに突っ込まれる。
どれほど大事に育てられたらあんなにお顔がキラキラするのかと思ってと答えるが、なんだかデリスの機嫌が悪い。
また嫉妬のフリをしているのだろうか。
表情が本気すぎで怖いと感じた彼女は、皇帝が童顔すぎるので女性には人気ないかもと付け足す。
デリスは少し気が紛れたのか、席を立つとレイリンの前に跪き、彼女の手を自分の頬に当てる。
こうしていると静かでいい、心臓の音も可愛いなと言うデリス。
レイリンは超絶イケメンにこんなことをされたので、今世は諦めることにして感激し、来世は面食いに生まれないようにと思うのであった。
その晩、皇帝は今日見たことについて非常にショックを受けていた。
ペルシルは、カリアードにフォークを投げられたせいで落ち込んでいるのだろうと考えるが、皇帝はカリアードに女がいることにショックを受けているのだった。
何かを企んでいると思ったのに、まさか本当に恋愛しているなんてと、デリスに抜け駆けされた気分だ。
何故あの戦争狂殺人鬼が、自分より先にラブラブな新婚生活を送っているのだと、皇帝は彼を羨ましがる。
そして、余の顔はモテないですかとペルシルに聞くので、彼女は呆れる。
過去、カリアードに右腕を使えなくされたのに、先程は指まで失うところだったのだ。
何故カリアードはまだ皇帝のもとにいるのか、最初は鎮静剤を得るためだっただろうが、今では自分で十分調達できるはずなのにと、ペルシルは考える。
皇帝はそんなことより、自分の顔がモテないと言われたことが気になっているようだ。
成人女性には人気がないのかとペルシルに聞き、呆れたペルシルに、陛下宛に届く手紙は10代なかばのご令嬢達がほとんどだと言われてしまう。
彼は、同じ年代の皇后と仲良く年をとって行きたいのだと言い、ちょうどあなたのようなと、頬を染めペルシルを見つめる。
では30代の独身女性を探してみますと言われ、そうじゃないと突っ込む皇帝。
あなたはいつも余を突き放す、いつになったら余の気持ちに応えてくれるのかと思う皇帝なのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」22話の感想
殺人鬼デリスとの結婚に、なんとか抗おうとしていたレイリンでしたが、神レベルのイケメンとの甘い日々に、ついに心が折れました。
仲良く微笑みあう二人。
そんな彼らをうらやましがるのは、童顔の皇帝。
彼はペルシルに好意を抱いていますが、彼女はそれに応えるつもりはないようです。恋愛脳の皇帝にびっくりですね。
しかし、そんな皇帝ですが、デリスにあのように話しかけているので、かなり親しいようです。自分に絶対逆らわないという自信があるのでしょうか。
度胸があるとか、怖いもの知らずというわけではなさそうです。星の欠片のことで契約している最中なのでしょうか。
さて、レイリンはデリスとの結婚を認めることにしたようですが、これで彼女と彼の新婚生活に変化があるのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに