漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。
そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、カナリアに離婚を切り出されたセザールは、目に見えて落ち込んでいた。
浮気されたのだろうというジャックスは、離婚はセザールのためになるから、皇太子妃から言われたのならちょうど良かったのではと言い、彼の怒りを買う。
ラヤは、カナリア妃を完全に信用したわけではないが、自分のことだけ考える女性ではないのだから、もう一度話を聞いてみてはと提案する。
慌ててカナリアに会いに行こうとするセザール。だがカナリアも彼に会いに来ており、一緒にでかけようと彼を誘うのだった。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」27話のネタバレ
セザールとカナリアが出かける少し前。
皇子宮に来たカナリア。
グレイシーは何故あんなことを言うのだろうかと思いつつ、セザールとの離婚は早急だったので仲直りをしようと思ってここに来たのだった。
そこへちょうど部屋を追い出されたジャックスと会う。
休みの日も仕事なのかと彼女が聞くと、皇宮に休みはあるのかという彼。
なんと戦争から戻ってきてからセザールは全く休みをとっていないそうだ。
自分も休み、部下も休ませるのが良い上司なのではと、彼のブラック企業の社長ぶりに衝撃をうけるカナリア。
昔から仕事中毒気味だったがさらに悪化した、今日みたいな天気のいい日は遊ばないとと、セザールの部屋へ急ぐ彼女。
すると、ちょうど部屋からセザールが飛び出してきた。
そんなに急いでどこに行くのと声をかける彼女。
今日一日、思い切り遊んでもらうのだ。
そうして街にでた二人。
どこに行くのか計画はあるのかと聞く彼に、私を信じてよとカナリアは明るく答える。
皇室の権力でレストランを貸し切り一緒に美味しい食事をとり、露店を見て、お茶をする。
あっという間に時間が過ぎ、夕方になった。
もう戻ろうというセザール。
ご飯もデザートも食べたし、もう満足しただろうと言う彼に、これだからまともに遊んだことない子はと呆れる彼女は、どうせ戻ってすぐ仕事するんでしょうと嫌がる。
目が泳ぐセザールに、買い物に行こうというカナリア。
服を買うなら皇宮でもできるだろと言う彼。
皇室の人間は、ブティックから服とカタログを送ってもらい、そこから選んで買うのが日常だ。
カナリアは、直接歩きながらみるのが面白いの、ショッピングの楽しさを教えてあげるから、黙ってついてきてと言う。
セザールが、すぐそこにブティックがあるじゃないかと言う。
それはグレイシーの経営するブティック・イェグリナだった。
あの子の店の売上を増やしたくないと思ったカナリアは、セザールの手を握り、別の店にしようと言う。
セザールは、やれやれといった感じで優しく微笑むのだった。
そうして別の店へ。
紳士服が見たいというカナリアに、セザールも、応対した店のチーフデザイナーもポカーンとする。
皇子にプレゼントしたいのだという彼女。
カナリアの服を買うんじゃないのかと聞く彼に、ショッピングの楽しさを教えるのに、他人の服を買っては意味がないでしょうという彼女。
紳士服売り場に並ぶ服を見たセザールは、まさかこれを全部着るわけじゃないよなと嫌がる。
色んな服を着てみて初めて、どの色が似合うのか、好みなのかわかるからと、カナリアは試着を促す。
彼が試着している間、カナリアは婦人服のカタログを見たいとチーフデザイナーに頼み、その者はその場を離れた。
試着室の向こうで、シャツをとってくれないかとセザールが声をかける。
自分しかいないので、カナリアが彼のシャツを持ち、カーテンを開ける。
そこには傷だらけのセザールの背中があった。
その姿にカナリアはショックを受ける。
セザールが気づき、何故従業員でなくカナリアが来たんだと言って、服を受け取る。
従業員はカタログを取りに行ったからと言い、すぐカーテンを閉めるカナリア。
カーテンをぎゅっと握り、彼の境遇に胸が痛む彼女なのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」27話の感想
カナリアがデートに誘ったことで、あっという間にセザールのモヤモヤは晴れたようですね。
休みも取らず働き詰めのセザール。上司が休まなければ部下も休めないので、かなりブラックな環境で彼らは過ごしていたようです。まあ、ファンタジーの貴族・皇族の世界なので、休みのとり方はこうするべきという基準も明確にないのかもしれません。
そんな真面目なセザールに色々な世界を見せてくれるカナリア。ますます手放したくないでしょうね。
一方カナリアは、セザールの背中にある無数の傷を見て、彼がこれまでどれほど辛い経験をしてきたのか実感します。話で聞くのと、実際見るのとでは違いますものね。
どんな試練を乗り越えてきたのか、どんな思いで今ここに彼がいるのか、家族のように彼を思う彼女にとって、辛い事実でしたね。
さて、試着をするセザールですが、これでショッピングの楽しみに芽生えるでしょうか。セザールの傷にショックを受けたカナリアは、彼にどう接するのでしょうか。次回がまた気になりますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに