漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、射的の店主に教えてもらった秘密の店は、ただの風俗店だった。
その後、レリアナは観劇を楽しむ。彼女の表情がコロコロ変わるので、ノアはつい微笑む。
そんな彼にぶつかってしまい、荷物をばらまいたのはベアトリス。
落ちた物を拾う手と手がふれあい、思わず目を合わせると、二人とも胸の高鳴りを覚える。
ノアは呼び止めようとするが、ベアトリスはすぐ立ち去り、ジャスティンと合流するのだった。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」72話のネタバレ
観劇が終わり、レリアナはヒーカーに楽しかったか聞くと、道端で見るのは初めてだが思ったより悪くないと、まあまあの反応。
しかもあのワクワクも買って帰るそうなので、夜市を楽しめたようだった。
彼女は、前世でワクワクに似たような食べ物があったことを彼に話し、このようなことを誰かに話せるときがくるとは思わなかったと嬉しそうだ。
話を聞いてくれる人がいるというのはこんなにも幸せなのかと思う彼女。
いつでも聞いてやると微笑むヒーカー。
彼は、ノアやアダムが少し離れていることを確認すると、レリアナの魂が定着する方法を探さなければ、また気絶するかもしれないと忠告する。
しばらくは大丈夫だとは思うが、それでも次同じことが起きたならば、無事に意識を取り戻せるかどうかは保証できないと言う。
レリアナは悲痛な顔をするが、どうにかして生きていく方法を見つけなければならない、落ち込む暇などないと自身の頬を叩き、気持ちを入れ替える。
では私はどうすればいいですかと彼女が聞くと、ヒーカーは微笑み、ただ待っているだけでいいと言う。
巡回演説が終われば、また神聖国に戻るので、そこにある新教の総本山のバレイトルテ神殿行くという。
そこには、失われたとされている旧教の資料が残っているらしいので調べてみるとのこと。
何かしら方法があるはずだという彼。
そして、一つ気になることがあると言い、本来のレリアナ・マクミランとしての人生の全てを覚えているのかと聞かれる。
その記憶は無いと思う、と彼女は答える。
では、お前がその身体に入ったときに、レリアナ本人の記憶はあったのかと聞き直され、彼女はハッとする。
彼女が覚えているのは、花咲凛子である自分が屋上から転落した瞬間だけで、元の持ち主であるレリアナ・マクミランがその前に何をしていたかなんて疑問に思ったこともなかった。
今までそれを考える必要がなかったからだ。
ヒーカーは、レリアナの身体に黒い神女が邪術を行った痕があるので、もしかしたら以前に何か問題があったのかもしれないと言う。
戸惑い無言になるレリアナ。
そんな彼女を、大丈夫必ず見つけるからと、ヒーカーが励ます。
彼は封印の鈴を外すと、神の祝福は効かなかったが、これには私の神力が込められているから役にたつだろうと言って、青年姿に戻った彼は鈴を彼女に手渡した。
そして翌日。
ヒーカー一行は朝早く、出発の準備をしていた。
ヒーカーは、レリアナを呼び、彼女の額にキスをする。
レリアナにいつも神のご加護があるようにと微笑む。
レリアナもまた彼に、おじいちゃんにも神のご加護がありますようにと言い、頬に別れのキスをする。
彼女の後ろでは、ノアが目を光らせていた。
それに気づいたヒーカーは、私のレリアナと早く別れたらいいと睨む。
出発し先に別れるのは聖下ではと、笑顔で返すノア。
威嚇しあう二人、挟まれるレリアナ。
そして、元気でなと言い、ヒーカーは旅立っていった。
レリアナが寂しそうにしていると、ノアが突然彼女の顔を押さえ、先程ヒーカーがキスしたところをゴシゴシと拭き始めた。
拭き上げると、彼は満足し、その場を去る。
もしかして今、祖父にまで嫉妬したのかと、レリアナは驚くのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」72話の感想
ヒーカーは頼れるおじいちゃんですね。彼女が生き残れる手がかりをさがしてくれそうです。
彼が言うように、確かに凛子としての視点でしかレリアナを見ていませんでしたが、凛子が入る前のレリアナが何を考え何をしていたのか全く分かりませんね。
今回の転生も、もしかしたら前レリアナが望んだ引き起こしたのかもしれないし、その巻き添えを食ったのがベアトリスなのかもしれません。
ベアトリスも生き残るためにはレリアナが死なないといけないとか、色々想像できますね。レリアナに邪術を行ったものが見つかれば、なんとかなるかもしれません。
レリアナとヒーカーは、孫と祖父としてお互いの信頼を深めていきますが、どう見ても青年にしか見えないヒーカーに、ノアは嫉妬するのが面白いですね。
さてヒーカーは解決策を見つけ出すことができるでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに