漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、帝国へ向かう途中、他の馬車が殺人鬼カリアードに襲撃され、レイリンの馬車もまた彼に襲われそうになった。
馬車を操縦していた従騎士ゼンが失神したことにより、レイリン自ら馬車を操縦し、その場を逃げ出す。
帝国では、レイリンの従兄シュタントが帝国の大公となり、執務を行っていた。カリアードがエフラン領地にある伝説の星の欠片を探しているはずなのに帝国に戻ってくること、レイリンは大丈夫かとあれこれ心配していた。
帝国に着いたレイリンは、舞踏会にむけて着々と準備をしていたが、肝心のギルドからの連絡がなかった。もうすぐ皇帝との謁見もあるため、こうなったらハイデンと結婚するしかない。
お互いに避けたいことだが、彼と結婚するしかないのだろうか。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」7話のネタバレ
ハイデンとは子供の頃からの付き合いで、精神年齢20歳差のまま接してきたので、子供にしか思えない。
思春期を過ぎてから男らしくはなったが。
レイリンはため息をつき、仕方ないことだがごめんねと謝る。
いえ、と覚悟していたハイデン。
実はこのような事態に備えて、ハイデンに同行してもらっていたのだ。
レイリンは、エフラン家の印となっている指輪を外し、書類に判を押そうとする。
そこへ、ナインナイトギルドの者が来たと連絡が入る。
え、と呆気に取られるレイリンの鼻に、嗅いだことのある匂いが。
やれやれと言いながら、フードを深くかぶった男がいつの間にかレイリンの後ろに現れ、印と婚姻届の間に手を入れ込み捺印を阻止する。
葉巻を吸いながら、せっかちな依頼主様だとニヤける男。
口元しかみえないが、あのギルドマスターだろう。
ハイデンは慌てて、何者かと剣を抜こうとするが、レイリンがナインナイトギルドの人だと教え、止める。
ギルドマスターは婚姻届の上に、厳選したという1と書かれた黒いファイルを置く。
1ヶ月半もかかったものはどんなものか、確認してやろうと思うレイリンは、警戒するハイデンを、話をするだけだからと言い外に出す。
書類を確認すると、20歳の帝国兵士所属の準男爵、家族は猫1匹の普通の青年貴族だ。
後半部分には、モンタージュ写真のような横・正面・後ろの3方向からの肖像画が描いてあった。
まさか、この絵を描いていて遅れたのと彼女が言うと、よくわかったなと嬉しそうに返答する彼。
1番目の普通すぎる候補に、レイリンが悪くないと答えると、その男にするかと聞かれる。
20歳はちょっと若いと感じた彼女は、他のも見てからと答える。
残りのファイルは3つあり、1つ開けるごとに10ゴールドだと言う。
それぐらいは仕方ないというレイリンは、2つ目の書類を手にしながら、私が気に入っても相手が断ったなら、意味がないのではとぶーたれる。
彼は、断るわけ無いだろと答えるが、レイリンは理解できない。
本当に自分の容姿に自覚がないんだなと思う彼に、何故黙ったままなのかと不満な彼女。
2番目の候補者は、29歳の準子爵の騎士で、孤児のために寄付やボランティアをする人物だが、小児性愛者だった。
こんなクズはどんな顔をしているのかとモンタージュを確認すると、若くて優しそうな好青年が描かれていた。
あまりの差に、この絵は信用していいのかと彼女が疑うと、皇帝御用達だと彼は答える。
実物より3倍は美化しているのではと疑ったままの彼女。
人は見かけで判断しては駄目だと反省しながら、3つ目のファイルを確認する。
3番目は28歳、顔は普通で性格が良いとのこと。
だが3つの家庭を持っており、そのためにお金が必要なようだ。一応の責任感はある。
確かに女好きでもいいとは言ったが、3人も奥さんがいるのはさすがにひっかかる。
今のところ、若すぎるが1番目の候補者が良さそうだ。
この調子だと4番目も期待できないと思いつつ、一応確認してみる彼女。
4番目のファイルを手に取る彼女を、彼は赤い目でじっと見つめていた。
4番目は26歳で準男爵、職業は文官で、さらに事業運営をしている。
身長は192cmで、特技は料理。前世で見た人気シェフを思い出す彼女。
お金好きだが、女関係はキレイ。副業で小事業をやるぐらいだから、本当にお金が好きなようだ。
不気味なほどまともすぎる情報に、今までの傾向だと顔がいまいちかもしれないと、モンタージュを確認する前に彼女は不安になる。
すると彼が、サレート準男爵が一番いいだろと聞いてくる。
レイリンが聞き返すと、1番目の候補だと言う。
てっきり候補者の名前はソリースだと思っていたが、帝国と王国では読み方が違うらしい。
彼は、サレート準男爵は目上を敬うタイプなので、伯爵であるレイリンを尊重するだろうと言い、2番目のプラブ準子爵は子供好きなので虐待はしないと言う。
子供を飴で釣ってあれこれするのが虐待ではないのか、そもそもそいつが結婚したい理由は何、と彼女は怒鳴ると、もらった金で大きな孤児院を建てるそうだと言われる。
そんな人物にお金を渡せるわけがない。
じゃあ4番目はと怒りながら聞く彼女。
えっ、と焦る彼。
書類を見て名前を確認するが、ディライス・カレイドというのか、帝国式でどう発音するのかわからないレイリン。
すると、彼女がいきなり4番目の書類を落とす。
ウソ、マジで、と驚く彼女。
そこに描かれていたモンタージュは、黒髪で、赤い目のあの男が描かれていた。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」7話の感想
ギリギリのところで現れたギルドマスター。危うく、罪悪感を抱き続ける結婚をするところでした。
しかもギリギリの理由が、肖像画に時間がかかったからという。皇帝御用達だというこだわりの肖像画。変なところで時間がかかっています。
内容は、1番目以外は微妙な候補。1年の契約結婚なので、相手が限られてしまうのでしょうが、なんとも微妙。黒髪でもないし。
そして問題の4番目は、レイリンが読み進めるうちにテンションが上がるほどの優良物件。顔もかなりのイケメンです。ですが、あの黒髪、あの赤い目はどうみてもカリアードですよね。
帝国に入る前にカリアードを直に見ているはずですなので、レイリンは気づいて書類を落としたのか、殺人鬼の顔をあまり覚えておらず、イケメンすぎて書類を落としたのか。
レイリンは読めてなかったですが、名前はカリアードときちんと書かれていましたね。公式のあらすじ説明で、名前を読み違えてカリアードを選ぶと説明されているので、ここで選んでしまうのでしょうね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに