漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。
そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、セザールの勝利を祝う宴会に、夫婦で出席したカナリア。夫の凱旋式を休んだため、やはり周りからは白い目で見られる。
セザールがミラー達に呼ばれてどこかに行ってしまったので、突き刺さる視線に一人で耐える彼女。そこへノアが現れた。
セザールが出征中は、ノアがパートナー代役をしてくれていたが、仲のいい姉弟やりとりを周囲に勘違いされ、二人がただならぬ仲だと噂される。
そのような噂が耳障りなので、移動することにしたノアとカナリア。セザールにここで待つよう言われたのに関わらず。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」22話のネタバレ
待っていろと言ったのに、言うことを聞かないカナリアに、相変わらずだと呆れるセザールは、彼女を探していた。
キョロキョロと宴会会場を歩き回ると、第二皇子セザールとカナリアの仲が怪しいという噂を耳にする。
さっきも二人は一緒にいた、夫君が帰ってきたというのになんて恥知らずなのか、二人はただに仲ではないと。
その噂は、セザールにはキツイものだった。
そんな彼は、人混みの中から、見慣れたピンク頭を見つけ、ここにいたのかと声をかけようとする。
だが、すぐに足を止める。
彼女は、ノアと親しそうにダンスを踊っていたからだ。
ショックのあまり、後退りし、そのままそこにあった椅子に座り込む。
どうしてこのような気持ちになるのか、うつむく彼。
そこへカナリアが来て、彼に呼びかける。
ここで何しているの、用事は終わったのかと聞かれ、答えようとする彼だが、プイと彼女から顔をそむける。
相変わらずセザールはよく拗ねると思うカナリア。
彼女は呆れながらも、彼の手を取ると、これからテラスに行くから一緒に行こうと誘う。
そのテラスは、セザールが出征前に、カナリアを抱きしめたところだ。
わざとここに来たのかと言う彼に、この場所を特に選んだつもりはなかった彼女はキョトンとする。
少しすると、花火が上がり始めた。
花火を見て喜ぶカナリア。
セザールもまた花火を嬉しそうに見上げていた。
そんな彼の横顔を見て、こうしていると、やっとあなたが帰ってきたのだという実感が湧くと、彼女は話す。
そして私のここでの生活ももうすぐ終わるのだろうと、悲しい気持ちにもなる。
セザールは、俺はまだ実感が湧かない、本当は出征などしたくなかった、皇位継承は諦めるから放っておいてと、あの女に頼みたいぐらいだったと打ち明ける。
カナリアは、何故そうしなかったのかと聞くと、セザールはカナリアを優しい眼差しで見つめ彼女の頭を触る。
そして、完全ではないがもう終わったことだと答え、明確にはしなかった。
まだこの皇宮では、皇后と彼女の家が権力を握っているため、これからが本当の始まりかもしれないと考えるカナリア。
ふとセザールは、南部にいたとき数百回は考えた、必ず生きて帰って、と話し始めた。
しかし花火の音が大きく、生きて帰っての続きの部分は、カナリアには聞き取れなかった。
生きて帰って皇后に復讐するのか、なんだろうと考える彼女。
だけど、なんだか大きな悩みから解放されたような彼の顔を見ていたら、カナリアも気持ちが落ち着いた。
そして、ここを離れても大丈夫な気がしたのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」22話の感想
カナリアとセザールは似た者夫婦で、お互いに相変わらず言うことを聞かない&よく拗ねると考えています。そしてやれやれと、どちらも歩み寄っている形です。面白いですね。
カナリアが愛しいセザールは、貴族の噂話を裏付けるような、ノアとカナリアの仲睦まじい姿を見て、ショックのあまりよろけています。拗ねているし。
でもカナリアも、ノアと噂されるのが嫌なら、なおのこと彼と一緒に踊ってはいけないような気がするのですが、どうなのでしょう。あんな風にいつも一緒にいれば、周りから疑われても仕方ないような。本人達は姉弟のつもりですが、周りにそこまで察してくれというのは無理があります。
拗ねてしまったセザールを連れ、カナリアはテラスで一緒に花火を見ます。お互いの心情を少し伝えあったところで、彼はかなり重要そうなことを言いますが、花火の音でかき消されてしまいました。どんな言葉なのか気になりますね。カナリアに会いたかったと言ったのでしょうか。
セザールの気持ちに反し、カナリアは皇宮を出ていく踏ん切りがついたようですね。いきなり離婚話になるのかどうか、来週も楽しみです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに