漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」9話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、クロード相手に愛らしく振る舞ったアタナシアは、なんとかその場を生き抜くことができた。だが、今後も彼に呼び出される羽目に。

予想していた9歳より4年も早くクロードに出会ってしまったため、プランの練り直しをする彼女。

できたプランは、逃走資金をためながら、クロードに愛想を振りまいて愛してもらうというもの。彼女の苦難は続くのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」9話のネタバレ

アタナシアは、リリーと共にクロードの前に連れてこられた。

自分が多忙のため面倒を見れなかったが、アタナシアがここまで成長できたのはリリーのおかげだと話すクロード。

怯えて震えるアタナシアだが、面倒見れなかったのではなく、見なかったのではないかと、心の中で突っ込む。

クロードは、これからは俺がアタナシアの全てを管理すると発言した。

固まる彼女。

しかもクロードは、アタナシアの顔をみてニヤリと笑った。

私のことは気を使わなくていい、今までもこれからもずっと忘れていてと、脳内パニックになるアタナシア。

そんなことは知らないクロードは、今日から彼女に姫としてふさわしい待遇をするのだという。

原作のクロードは、アタナシアを一度も娘だと思ったことはないと言っていたのだから、まさか娘と認めたわけではないよねと、彼女は混乱する。

その後、彼女を心配して、大丈夫ですと、アタナシアを抱きしめるリリーは震えているし、先行き不明である。

それからしばらく経ったが、クロードとの付き合いは相変わらずだった。

肉付きが良くなったなという彼に、パパも素敵だよと返すアタナシア。

その光景を、青ざめた表情で見守るリリーとフィリックス。

数回クロードと会ううちに、大胆にぶしつけなことを言っても殺そうとはしないことを学んだ。

むしろ、彼女が子供のように怖がるほど、型にはまった返事をするほど、彼の機嫌を損ねるようだった。

今も愛嬌たっぷりに会話しているが、怖くて気絶しそうである。

しばらく間が空いた後、ついてこいと彼女に指示するクロード。

アタナシア、リリーやフィリックスの3人は、ほっと胸をなでおろす。

やはりクロードは、馴れ馴れしいタイプが好きなようだ。

クロードは湖までくると、ちょうど船に乗るところだと、準備するように指示する。

リリーは、まだ姫様は水慣れしていないと言おうとするが、俺がいるのに何が心配なのかと、クロードは無視する。

粘るリリーを、アタナシアが止める。逆らっては危ないからだ。

アタナシアはクロードに、俺と一緒じゃ嫌かと聞かれ、アーティはパパと一緒に行きたいと、愛想を振りまく。

そして、クロードに抱き上げられ、ボートに乗せてもらうが、恐ろしくて脱力しそうだ。

そのボートはオールも何もないのに、自動で進む。

不思議に思って、船の側面を覗き込むアタナシアに、クロードは、何を考えているのかと問う。

何て答えようか悩んだ彼女は、パパの髪がキラキラ、キレイと答えた。

キラキラ大好きと、愛嬌たっぷりに微笑む。

実際、クロードのハニーブロンドの髪はキレイだった。

前世の貧しい経験から、金に未練があるのだろうかと、自身の感覚にも複雑な気持ちの彼女。

クロードはクスっと笑うと、そういえばあの日も宝石袋を持っていたなと言う。

お前の宝石は俺が預かっているから、今度取りに来いと言われ、窮地を彷徨い続ける彼女なのだった。

その後もボートは進み、太陽の光がクロードを照らす。

真っ白いローブをだらしなく着た彼だが、どこの国の服装だろうか。

こうして見ると、驚くほどカッコいい、女子がたくさん寄ってくる理由もわかる。

アタナシアの母ダイアナも、彼を心からアシていたということを、原作の外伝で読んだことがある。

光に反射して、キラキラ輝く彼の青い宝石眼。自分の眼もあのように見えるのだろうか。

ボートは二人を乗せ、ゆったりと進み続けるのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」9話の感想

クロードと過ごす時間が増えてきたアタナシア。彼女にとっては、毎回生死がかかっているので、恐ろしい時間でしょう。

それでもクロードの好みがわかってきたので、生存率はあがってきましたね。彼は馴れ馴れしいのが好みだそうです。

兄殺しの皇帝として、周囲から腫れ物扱いされているのでしょう。いくら国民には英雄と謳われていても、血の繋がった兄弟を殺すことができる冷酷さを持っていることには変わらないですから。

なのでアタナシアの愛嬌振りまき作戦は、クロードにバッチリ効いています。おまけに、キラキラ大好きと言ったことで、宝石袋を持っていたことを怪しまれずに済みそうです。隠したくなるほど、キラキラしたものが好きなんだなと理解できます。

クロードの部屋に取りに行くノルマ付きですが。

さて、順調に進むボートですが、終盤で何やら蓮のような植物が生えているエリアに来ましたね。なんだか雰囲気が怪しかったので、これから何かトラブルが起きそうですね。アタナシアは無事でしょうか。


この漫画は既にコミックが2巻まで出ています。先が気になる方はこちらも検討してみてください。

絵がとてもキレイです。フルカラーで、アタナシアもかわいいし、クロードもカッコいい、見応えがあります。

1巻(~10話)、2巻(11~19話)の収録内容です。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: