漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、悪妻のあまり皇帝になった夫に処刑される設定の妃として、生まれ変わってしまった主人公が、生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、カナリアを心配してか、原作と違いグレイシーの所でなく、カナリアの所へ来たセザールは、絶対勝って帰って来ると言い、彼女を抱きしめた。その彼が震えていることに気づいたカナリアもまた、彼を抱きしめた。
セザールはカナリアを見つめ笑顔で出征。彼が加わった帝国軍部隊には、皇宮の外で剣術を一緒に学んだ傭兵達がいたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」11話のネタバレ
セザールが出征して一年経ち、カナリアは彼に手紙を書いていた。
セザールが勝利した話を聞いた皇帝はご満悦で、息子の自慢話ばかりしているのだと。
実の息子を戦争に追いやったくせにと、カナリアは皇帝を良く思っていない。
手紙には、セザールの凱旋式で着るマントのために、最近裁縫の練習を始めたことを書き、きっとその頃までにはうまくなるし、才能もあるかもしれないと書くと、隣でみていたノアが吹き出す。
カナリアは無視し、手紙を続ける。
紫色の布に、黄金色の糸の組み合わせならきっとカッコいい、早くそれを着たあなたの姿が見たいと。
ノアは、兄さんがそれを読んだらかなり恥ずかしいのでは、と突っ込む。
手紙はこういうものなのと、カナリアはノアを追っ払う。
そして手紙の終わりに、貴方がいないと退屈、早く帰ってきてほしいと書き、彼女の一番好きな香水を吹き付けた。
手紙がセザールのもとに届くまで、この香りが残っていますようにと。
そしてその手紙は、南部戦線にいるセザールのもとに無事送られた。
手紙についた香りが、カナリアがよく使っていた香水だと気づき、セザールは嬉しそうにその手紙を読む。
その様子をみたジャックスが、皇子はなぜあんなににやけてるのかと言い、ラヤが皇子妃から手紙が届いたからだと答える。
もう結婚しているのかとか、政略結婚だとかゴニョゴニョ話しているので、セザールは彼らを部屋から追い出す。
退室する際、ジャックスはふと、皇子妃は皇子の敵という噂を聞いたんだけどなと呟く。
カナリアに対する世間のイメージはどうしようもないのだろうなと、セザールは自分を見送ってくれたカナリアを思い出す。
彼女に対するそのような誤解は、帝都に戻ってから解けばいいと考え、彼女からの手紙を箱にしまう。
手紙に書かれていた「あなたがいないと退屈だから、早く帰って来て欲しい」という言葉に、セザールは愛おしそうな表情を浮かべ、俺もお前がいないと寂しいのだと想うのだった。
そして順調に勝利し続けるセザールの活躍は帝都まで届き、この勢いなら近いうちにバーバリアンを全滅させることができると、皇帝に報告が入る。
皇帝は、あの子がこんなに素晴らしい成果を出すとはと、セザールに対しかなり好意的だ。
焦るエブゲニアは、自身の後ろにいる側近の男に、あの件はどうなっているのかと聞く。
既に手は打ったと答えるその男に、早くあいつの弱点を見つけるよう指示する。
そして夜間、手紙を脚につけた鳥が、南部戦線の何者かの手にとまり、命令を伝えるのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」11話の感想
あっという間に一年経ち、カナリアはなんとか皇宮でうまくやっているようです。
セザールも同じで、次々勝利を収め、皇帝に評価されるようになりました。
それが面白くないのはエブゲニア。彼女はセザールの弱点を探そうと、側近に指示をだし、鳥を放ったようですね。カナリアだとバレなければ良いのですが。
さて、手紙ですが、普段の男友達のようなやり取りではなく、恋人・妻らしい手紙の内容でしたね。
ノアは、セザールが恥ずかしがるのではと言ってましたが、セザールはニヤニヤしていたようです。もうカナリアが愛しくてたまらないのでしょうね。
このまま順調に勝ち進み、早く帰ってきて欲しいところですが、エブゲニアの策略が邪魔するかもしれません。
あの鳥の伝令はどのようなものか、何が起きるのか気になりますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに