無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、そろそろ襲撃があるのではと、護身用に鋭いヒールのパンプスと、胡椒を用意するアデル。事実、ルイが下女のアンナの兄を使い、彼女を拉致するよう計画していた。アンナの兄二人は、アデル達の乗ってきた馬車の馬子を襲い、馬子と入れ替わる計画を始めた。
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漫画「アデライド」27話のネタバレ
店から出たアデルとリタ。
今日は新しい靴で歩いてみたいから、馬子に店の前で待機しなくてもいいと言ったはずのなのに、何故か店の前まで馬車が来ていた。
まさかと思いよく見ると、馬子が変わっていることに気づいたアデル。
そろそろ何か仕掛けてくるとの予想は当たっていたが、いざ起きてみると緊張する。
アデルはリタに、流しの馬車を使ってエリアス公爵邸に行き、ルイがアデルを迎えにきたと伝えてくれと頼む。
それだけ伝えれば、エリアスがなんとかするだろうと言うアデルに、もっと詳しい説明を求めるリタ。行き場がわからないのにアデルから離れるわけにはいかないと。
しかも明日は婚約式なので邸宅に戻ろうと、リタはアデルを止める。
アデルは、予測して待ち受けるのと、何も知らずにやられるのでは全然違う、今みたいに予測できたときにはいっそ自ら危険に立ち向かい、犯人と証拠を確保するのがいいのだと説明する。
いくらアデルがそうはいっても、リタはアデルを危険な目に遭わすことなどできないので、一緒に別の馬車に乗ろうと促す。
しかしアデルにはここでルイの弱みを握る必要があった。
明日アデルが婚約したとしても、もうすぐ行われるルイの聖女検証で彼女が認められてしまったら、アデルが不利になってしまう。
そしてアデルは、エリアスからもらった婚約指輪に位置追跡の魔法石がついていることを話し、アデルが誘拐されたと知ればエリアスがすぐ見つけ出すだろうと説明する。
だから早く行って、リタを信じているとアデルが言うと、リタは急いで出発した。
アデルは深呼吸をし、恐怖を抑え馬車に乗り込もうとする。
ルイが大司教とどんなやり取りをしたのかわからない以上、体を張ってでも優位に立たなければならない。
そんなアデルの視界に、ユリアの姿が。
ユリアもまたアデルに気づいたようだった。
その後、アデルは乗り込んだ馬車の中で、護身用に持ってきた胡椒やヒモ、睡眠薬とナイフを確認する。
ドレスにつけてもらった、外からわからないポケットのおかげで、それらを隠し持つことができたのだ。
一方馬車を走らすのは、アンナの長兄。
アデルが何も気づかず、簡単に拉致できたと考えていた。
目的の倉庫に着き、怯えるアデルを想像しながら馬車のドアを開けると、顔面に胡椒をぶちまけられた。
目の痛みで顔を抑えうずくまる長兄。そこでアデルが股間を蹴り、さらに動けなくする。
さらに適当な物で何回も殴り、長兄をダウンさせた。
アデルはよくある異世界転生物のように、特別な力などの転生者特典は持って生まれてこなかったが、前世で覚えた護身術が役に立ったと言う。
この誘拐犯の仲間がいるはずだが、どこにいるのかと辺りを見回す彼女。
一旦ここを離れようとかと考える彼女を、次兄が後ろからナイフで脅し、動くなと言う。
アデルは、犯人が慣れてないのかガタガタ震え、決まりきった台詞を言うことにがっかりする。
が、事を先に進めるために、大人しく捕まることにした彼女は倉庫に入れられた。
次兄は気が弱いのか、どうして兄がああなってしまったのか、計画は完璧だったのにとブツブツ呟き、アデルを椅子に縛りつけるのもぎこちない。
手が痛いからもっと弱く結んでくださいと、彼女は瞳をウルウルさせて訴えるも、それは聞いてもらえず、次兄はアデルをきつく縛ると倉庫から出ていった。
危害を加えそうにないのが救いである。
あまりにきつく縛られたため、隠しナイフが使えない。
すると倉庫のドアが開く音がし、もう戻ってきたのかと驚くアデルなのだった。
漫画「アデライド」27話の感想
婚約式の前日に自ら誘拐されるアデル。いくらルイの弱点を知るためとは言え、肝が座りすぎですね。
彼女に危害を加えるつもりだったのなら、取り返しのつかないことになりましたが、そのあたりはアデルも賭けだったのでしょうか。
しかし、あの婚約指輪がこのように役に立つとは。エリアスはすっ飛んで来るとは思いますが、間に合うのでしょうか。
倉庫に誰かがすぐ入ってきましたが、次兄ではなさそうですね。
エリアスも流石にまだ来ないでしょう。
では一体誰が来たのか、次回が気になるところですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに