漫画アプリ・ピッコマで連載している「皇子よそなたの願いを叶えよう」
作画 Ant Studio、原作 Mokgamgi(황자, 네 무엇이 되고 싶으냐?)、韓国発の恋愛転生漫画で、ファンタジー小説家が自分の小説内に転送される物語です。
毎週木曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、皆に情が移ってしまった彼女は、いずれくる別れのために、色々な思いを胸に押し込めるようにした。
真夜中にシンクホールが発生したときと同じ地震が起こり、カイトは慌ててバソを、森にある該当の場所まで連れて行く。しかしそこには何もなく、カイトは悔しそうに何度も土を踏みつけるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」19話のネタバレ
バソは気を取り直し、いつも同じ場所が開くとは限らないから他も探してみようと提案するが、この森全体を探すつもりなのか、山賊や魔物と出くわしたらどうするのかと、カイトは受け付けない。
ならば、お城の使用人たちにも協力してもらおうとバソが言うと、エルンフェストの準備で毎日忙しい使用人達を連れ出せと言うのかと、カイトは怒る。
その言葉にムカッとしたバソは、少しでも可能性があるならやってみるべきではないのか、それの何が悪いのかと、涙を流して訴える。
カイトは黙ってバソを睨む。
クソと、またカイトが言うので、ごめんなさいねこんなことさせてと、やけっぱちなことを言うバソ。
バソが元の世界に戻ることができれば、花の騎士など嫌なことしないで済む、それができないから怒っているんでしょうと、バソはカイトをなじる。
カイトは、馬鹿な事を言うなと、お前こそ最近ずっと悲壮な顔をするから、周りに心配をかけて迷惑だと思わないのかと、言い返す。
バソがつらいことは皆十分に理解しているから、それ以上憂鬱な顔をするなと怒鳴るカイト。
そうじゃないとバソは言いかけるが、カイトは、いい加減にしろ、一刻も早くここを去りたいという気持ちしかないのかと怒鳴り、彼女の話を聞かない。
俺はお前を、と彼が言いかけたところで、魔物たちの咆哮が聞こえてきた。
いつのまにかすぐそばにまで、魔物たちが集まってきていたのだ。バソは剣を置いてきており、カイトしか戦えない。
なんで剣を持ち歩かないんだと驚くカイトに、慌てて出てきた上にそもそも騎士じゃないと騒ぐバソ。
仕方ないので戦わずできるだけ離れようと、乗ってきた馬まで戻ろうとするが、馬が魔物に襲われ殺されてしまう。
こうなっては、戦いながら逃げなければならない、カイトはバソに自分の後ろに隠れるよう指示。
魔物はカイトに襲い掛かるが、どうもバソからカイトを引き離そうとしているように感じる。
彼女は何かがおかしいと、彼に伝えようとするが、 足元の岩にぶつかり転んでしまう。
転んだ先で魔物は待ち構えていた。
青ざめる彼女だが、魔物はバソに手を出さず、くだ・・・さい・・・とたどたどしくしゃべるのだった。
その頃カイトは周囲を魔物に囲まれていた。
後ろにいるはずのバソがおらず、あたりをキョロキョロと見回すと、魔物に群がられているバソの姿が。
彼女の危機に、魔女と叫んだ彼は、魔物の群れに突っ込んでいく。
爪があたり腕から血が出るが、彼は止まらず彼女に向って走る。
バソも彼に手を伸ばすが、その体は魔物の群れに吸い込まれていく。
やめろと激しく叫ぶカイトなのだった。
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」19話の感想
お互いの気持が入れ違い、口喧嘩を始めるバソとカイト。
バソが感情を押し殺していたのは彼女の表情に出ていたようで、周りの人は心配していたようです。
カイトは彼女を無理やりこの世界に連れてきた責任があるので、自分のせいでバソが暗い顔をしているのが耐えられなかったのでしょう。
お互いに惹かれてはいるものの、その気持を認めていいものかわからない。なのですれ違ってばかりですね。
そんなところに、魔物が登場して馬を殺してしまいました。
魔物はバソに助けを求めているようです。なので遠くへ行ってしまわないよう、移動手段を奪ったようですね。
以前にカイトの城に、いつになく大量に押しかけたのも、バソに用があってのことなんでしょう。彼女は始末してしまいましたが・・・
魔物には、彼女がこの世界の創造主、そこまでわからなくても異端であることはわかっているようですね。彼女に一体何を求めているのでしょう。
魔物はおそらくバソに危害を加えないでしょうが、カイト目線では今まさに彼女が殺される寸前なので、もう無我夢中です。
カイトは彼女に手が届くのか、次回が気になりますね。
まとめ
・バソの様子がおかしいことについて口喧嘩になる二人
・いつのまにか周りに魔物が集まってきており、馬が殺され、倒しながら逃げることに
・バソは魔物に捕まるが、魔物は何か言葉を話し、彼女に訴えかける
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに