無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。
毎週火曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ドレス選びで二人だけの世界になるアデルとエリアス。それを眺めるルトビッヒ。ルイの話がでて、彼女は大司教に接触し聖女になるのではないか、なったら伯爵令嬢のアデルでは太刀打ち出来ないとの話になる。ルトビッヒが補佐官に回収されると、エリアスは指輪を取り出し、彼女につけてあげたいと申し出るのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
全話一覧はコチラ
漫画「アデライド」22話のネタバレ
エリアス公爵夫人にのみ代々受け継がれる指輪。
まさか初代皇帝から贈られた大層な指輪だとは思わなかったアデルは驚く。
ドワーフが施した繊細なカットがこの貴重なブルーダイヤを輝かせ、エリアス公爵夫人の象徴とされてきた。
レオパーニの支配人に、これと同じものを作れるか聞いたところ、石をそのまま使うなら可能だと言われたとのこと。
アデルは、他の指輪でも十分なのにと言うと、有名な指輪なので身につけていないと婚約自体疑われてしまうのだそうだ。
婚約が疑われてはルイを追い出すのが難しくなると、彼女は納得したが、貴重な指輪のためプレッシャーも感じた。
それだけが理由ならそのまま渡していたが、期限付きとはいえエリアスの婚約者になってもらう彼女にはできる限りのことをするのが礼儀だと彼は言う。
礼儀という一言にアデルのテンションは下がった。
エリアスは指輪の内側を見るように言うので、彼女がのぞくと、真っ赤な石がついていた。
それは魔法石であり、アデルの居場所がわかるようになっているのだという。
そこまでの高度な魔法は、オステルン帝国やベルティーノ公国にしかないものであり、初代皇帝の指輪な上に高価な魔法加工までされ、彼女のプレッシャーはさらに増す。
どうしてそこまで、と驚きつつ引く彼女に、自分の婚約者となった以上どこに危険があるかわからないからだと彼は答えた。
そしてエリアスは立ちあがり、この指輪は護身用として肌身離さず身につけておいてほしいと、彼女に指輪をはめた。
さらに彼女の手の甲に口づけをし、優しく頬笑む彼。
アデルはドキドキしてしまう。
恥ずかしくなった彼女は、指輪をつけるだけで大袈裟と顔を赤らめて言うと、婚約指輪だからつけるのが礼儀だと答えるエリアス。
また礼儀というので、彼女のドキドキはあっという間にひっこんだ。
礼儀礼儀と、無駄にドキドキさせるなとイライラするアデルは、そっけなく対応するようになる。
ドレスの採寸で席を外す際、内装の確認をして欲しいから明朝屋敷に来るようにとエリアスに誘われるが、用事があるからと冷めた受け答えをする彼女。
エリアスはそんな彼女に、内装が黄色の壁紙のようだがそのままにするしかないと、わざとらしく話す。
黄色の壁紙は絶対嫌な彼女は、エリアスの態度にイライラしながらも明朝伺うと約束して退室した。
エリアスはクスっと笑うのだった。
その日の夜、エリアスはルイ関連の報告を受けていた。
ルイは大司教と接触していたが、会話の内容までは把握できなかったと説明する男。
そしてルイは帝都には戻らず、神殿から南に1日ほど進んだ村に行き、そこから閉じこもって出てこないそうだ。
帝都とは反対方向に移動した彼女。
婚約式までに戻ってきて邪魔をするのではという、彼の予想は外れたようだ。
漫画「アデライド」22話の感想
エリアスは自分の気持ちがよく理解できていないので、礼儀礼儀と連発し、アデルの熱をどんどん冷ましていきます(笑)勿体無いですね。
いつも飄々としているアデルが、キャーっと舞い上がったり、かっこいいと思ったり、かなりエリアスに好印象だったのに、余計な言葉で全て消し去るエリアス。
それでも彼はアデルとなるべく一緒にいたいので、あれこれと誘います。不器用ですがいじらしいですね。
一方、存在の薄いルイですが、神殿をでて帝都とは逆の南に進んだそうです。教団関係の隠れ家があるのでしょうか。
婚約式前に来るのではとの予想でしたが、聖女であるというお告げさえもらえれば婚約後でもアデルを引き離すことができるのでしょうか。
聖女の役割がよくわからないのですが、アデルのコメントから考えて、おそらく国を動かすほどの発言権がありそうですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに