漫画「帰還者の魔法は特別です」8話のネタバレと感想!あらすじまとめ

ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」

原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。

──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──

毎週木曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、アゼストの魔法を逆算することで自分に有利な展開にし、勝利することができたデジール。ランク1の平民が魔法剣士に勝ったのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「帰還者の魔法は特別です」8話のネタバレ

試験の結果から、合格した生徒のクラス分けをする教授達。

今年もアルファに平民は1人もいない。

ふくよかな体格のパグマン教授は、アルファは貴族のためのクラスであり、ろくな教育も受けていない平民なんて入れるわけがないと満足げに言う。

平民は入学できただけでも感謝すべきだと、他の教授も同調する。

すると、静かにとガベル(裁判官が叩く木槌) を叩く、学長と思われる高齢の男性が皆を静かにさせる。

ランク1魔法使いデジール・アルマンのクラス分けをするのだという。

その生徒は魔剣士と一緒の班だったはずなのに、どうして名前があがるのか理解できない教授たち。

データを見て、まさか魔剣士に勝つとはと驚く彼ら。

そして学長は、彼が推薦でこの入試を受けたことをいい、推薦者は誰か問う。

平民なんかを誰か推薦したのかとざわつく教授たち。

私ですと声をあげたのは、ブリジットだ。

彼の推薦理由は、長い間魔法を勉強しており非常に意欲的であること、その情熱だけでなく実力もあることを説明する彼女。

彼とは孤児院で知り合ったのだそう。

試験結果について、合格したとはいえ才能はないのだろうとバカにするパグマンらに、そのときの映像を見せるブリジット。

魔剣士が勝つのだと信じて疑わず、誰も見ようともしなかった試験内容のデータだ。

その映像には見事に魔法を使いこなし、高度な逆算をするデジールの驚くべき姿が。

教授たちは、あのようなことが可能なのかと皆驚く。実践、心理戦全て長けており、まるで長い間戦場にいたかのようだった。

合格に間違いない、どうしてその決定を下さないのかと、校長に聞く教授たち。

学長は、ブリジットが彼をアルファに入れるべきだと言うからだと話す。

パグマンは、貴族のクラスに平民が混ざることが許せず、ブリジットを睨む。

そしてパグマンは、この学園には実力に合わせてクラス分けをする規則があり、アルファにはランク2しか入れないと怒鳴る。

ランク1の彼をアルファに入れてついていけるのか、そもそも不公平ではないかと、顔を真っ赤にして反対する。

ランク1をアルファに入れることには他の教授も反対のようだ。

パグマンは、ブリジットの好きなようにはさせないと考えている。

そのような馬鹿げた意見に賛同する人もいるのかと笑うブリジット。

ランク3の魔剣士に勝った彼が、ランク1だから優秀でないと言うのかと。

そんな言い訳を探すのではなく、平民だから入れたくないと正直に言えばいいと彼女は冷ややかな目をする。

人聞きの悪いことを言うなとパグマンは歯ぎしりする。

再び学長がガベルを叩き、この問題は多数決で決めることにすると、話をまとめる。

そしてその結果は・・・・

合格した学生たちはクラス分けの名簿の前に集まっていた。

家柄的にアルファで当然だと言う者。

平民はベータでしょぼいという者。

合格しただけでもありがたく思えよと。

デジールは・・・予想通りベータクラスだった。

それはまだいいのだが、問題は彼女だった。

ベータクラスの名簿、デジールの名前の下に、ロマンティカ・エルの名前があったのだ。

心配する彼の視線の先には、絶望し俯く彼女がいたのだった。

漫画「帰還者の魔法は特別です」8話の感想

ブリジット教授は、何かデジールについて知っているとは思っていましたが、彼の推薦者だったんですね。そしてその実力もよくわかっている。

しかし階級制度があるこの世界では、孤児で平民である彼にはろくに勉強する機会すら与えてもらえない。

チンタラしていると影の世界に侵食されてしまう状態なのに、実力主義ではないのは不思議ですね。まだ最凶の影の迷宮が出現してないので、余裕はあるのでしょうが。

例えば、教育に差があるものは連携がとれず、実力があっても発揮するどころか足を引っ張る結果になるから、ある程度の教育をうけている層でないと現場にだせないとかあるんですかね。

しかし貴族であり、かなりの実力を持つはずのロマンティカをベータにするなど、教授たちの目が節穴過ぎます。

雑に退場したトレヴィリーならわかりますが、ロマンティカの強さはろくに戦っていないアゼストすら理解していたのに、教授たちは一体何を見ているのやら。

デジールとロマンティカが一緒のクラスになったことで、二人でタッグを組むのでしょうか。続きが気になりますね。

まとめ

・貴族専用アルファクラスには実力があっても平民は一人として入れない

・デジールは孤児で、意欲も実力もある彼をブリジットが推薦した

・デジールとロマンティカはベータクラスに決まってしまった


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: