漫画アプリ・ピッコマで連載している「皇子よそなたの願いを叶えよう」
作画 Ant Studio、原作 Mokgamgi(황자, 네 무엇이 되고 싶으냐?)、韓国発の恋愛転生漫画で、ファンタジー小説家が自分の小説内に転送される物語です。
毎週木曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、城にカイトと一緒に住んでいるはずだった彼の母・ラウ女史がいないことを不思議に思うバソ。モンスター含め、彼女の知らないことが起きていた。その後、彼女はもう一つ次元移動できる第二皇子の城の洞窟の話を彼らにする。そこに行こうと彼女は誘うが、第二皇子のせいでカイトはケンカしたので、行くことが困難のようだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」12話のネタバレ
ヴァインは主人公なのに浮気をしたと聞いてガックリするバソ。
しかも一回ではないらしく、ヴァインの女好きはペアラッセンでも有名とのこと。
それはバソが作った設定じゃないのかとカイトは聞くが、女性向けの小説の主人公なのに女好きにするわけないとバソは強く否定する。
騎士団長である婚約者に釣り合うよう、少しだけ女の子に興味のある活発な性格したのだという。それであんな性格なのかと苦笑するカイト。
ヴァインの城には行けないのかバソが改めて聞くと、ペラトが1つ方法があるので行こうと言う。
それは1ヶ月後のエルンフェストだ。
バソはそれが皇国の一番重要な祝日だということだけ覚えていた。一年に一回東西南北をまわって行われる盛大なお祭りのことだ。
ペラトの話では今年は運良く東のヴァインの領土で開かれ、祭りに花の騎士が必要だというのだ。
まさかと動揺するカイト。
花の騎士はアイゼン皇家から1人選出される決まりなのだ。
バソは、第一皇子編でエルンフェストを書いた覚えはあるが、詳細まで覚えておらずちんぷんかんぷんだ。
ペラトは、カイト様が花の騎士になれば第二皇子の城に入れると提案。即却下するカイト。
エルンフェストの祝日には、毎年ミトラレンの姫が1人、使節団とともにやってくる。
感謝の意をこめその姫を護衛するのが花の騎士であり、護衛以外にも舞踏会のパートナー、パーティーのお供としての役割を持つ。
つまりは、護衛という名を持ちつつ、姫の花婿として相応しいかを見る制度なのだそうだ。
そんなものやるかと怒りに震えるカイトは、いっそ謝罪の手紙をヴァインに送ると言い出す。
数百の騎士が武力で歓迎するだろうと皮肉を言うペラト。
ペラトは羊皮紙の巻物を取り出すと、彼が書いた第二皇子の城の見取り図だと広げて見せた。
ヴァインは城の工事の際、この北の土地から資材を調達したので、図面を見る機会があったのだ。
さらに地下の構造がかなり複雑だったため、ペラトは興味本位で覚えていたのだと言う。
この内容を全部覚えたのかと、驚くバソに、魔女様がくれた能力だと微笑みペラト。
ペラトの指摘通り、地下には螺旋階段や、空間は多数の扉でしきられ、行き止まりの道まであり、まるで迷宮のようだった。
ペラトは、皇宮でさえここまで複雑ではない、まさに迷路のような構造なので、人目を盗み次元移動の洞窟を探すとなると、最低二週間は必要だと説明する。
そしてカイトは強制的に花の騎士をやることになったのだった。
廊下をペラトと並んで歩くバソは考え事をしていた。
ペラトに聞かれ、無事に帰れるのか、ヴァインの城は安全なのかと色々考えていたと話すバソ。
この前は1人で何もできなかったからと、自作の手帳とペンを取り出し彼に見せた。書くことがバソの唯一の武器なので、いざというときに使えるようにしたのだった。
固まるペラト。
彼は、大事な主のカイトのために完璧な計画をたてると話し背をむける。
そして隙をついて魔女が逃げ出したりしないような完璧な計画をと。
あまりの言われように、バソは自分は協力者で、カイトに必要な存在なんだと反論する。
一番初めに願ったのが、誰よりも速く、逃げられる能力だったが、それは果たして協力者に必要なものなのかと、彼は問いただす。
答えにつまる彼女に、悪役であるカイトや自分より、主人公のヴァインの方が愛着があるだろうと、彼はきついことを言う。
黙る二人。
ペラトは無礼を詫びると、食事の支度をさせてくるとその場を去ろうとする。
彼女は彼に、自分は魔女でなくバソだと名乗った。
ペラトは理解し、バソ様と呼ぶのだった。
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」12話の感想
主人公である第二皇子ヴァインは浮気を何回もしてしまい、離婚。そのとばっちりをカイトが受けていた、そんな状態のようです。
作者であるバソも流石にびっくりですよね。そこまでだらしないキャラクターだったかと。
カイトは一体どう巻き込まれたのか謎です。女性と接する機会もない設定だったはずなのに、どうしたと言うのでしょうか。
そんな彼がいきなり花婿になりそうな展開に。
エルンフェストというお祭りで、姫の護衛兼花婿候補になるわけですね。毎年来るそうなんですが、毎年違う姫がくるわけじゃないですよね。
その年1回で相手を決めるのでなく、数年にわたり数回会ってみて、お相手を決めるという感じなのでしょうか。
カイトは嫌がっていましたが、ペラトの圧力に負けましたね。
ペラトの有能感はすごいです。
お城の詳細も把握してましたし、バソの行動も裏があるのではと勘ぐっていました。
今回彼女が自分は協力者だとアピールしましたが、彼が心から信用してくれればいいのですが・・・
まとめ
・第二皇子は不倫で離婚し、そのとばっちりでカイトが嫌われている
・目的の場所である第二皇子の城の地下はかなりの迷宮
・時間稼ぎに、他国の姫の婿選びである花の騎士に、嫌々ながらもカイトがやることに
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに