漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が公開されます。現在休載中で、6月9日より再開するようです。
前回のあらすじは、常に死の危険にさらされていたカイテルは、ドランステとの出会いで窮地を脱し、親族を血祭りにあげた。乳母と侍女長以外に彼と積極的に関わるものがいなかったため、感情がないカイテルだったが、リアにだけは特別なものを感じるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」137話のネタバレ
言い過ぎてしまって、食べさせたいのに食べてくれなくなったリアを見て焦るカイテル。
しかしリアは食べてもいいか聞き直し、カイテルが促すと彼女は喜んだ。
その素直さについまた意地悪してしまう。
怒った顔も面白く、常に困らせたいと考えてしまうカイテル。パパのブサイクと言って怒るリア。
たまにあのように怒ることもあるが、カイテルにはそれすら面白い。そもそもカイテルにそのようなことを言えるものが他にいるものか。
いい逃げしようとするリアを見て、これが憎たらしいという感情かと考える。
ペルデルにも同じ気持ちになることはあるが、ペルデルは殴りたくなり、リアは困らせたくなる。
自分の娘にこんなことをして幼稚だとは思うが、中毒性がありなかなかやめられない。
彼女はセルイラのところへ行く。リアはセルイラといるときの方が穏やかな顔をすることを知っているカイテル。
まるで本当の母子のように接する2人を見ると、自分もリアのように懐いていたのか悩むが、さすがにあれほどでは無いだろうと思う。それほどリアはセルイラに懐いていた。
しかしながら、セルイラなら懐かれて当然の立派な女性だった。
セルイラはリアに、野菜を食べるよう注意する。
まるで手をつけていない皿を見て、カイテルは娘の偏食にきづいた。
言われてみれば最近やたらと野菜が入っている料理が多いのはそのためかと納得する。
リアは言い訳するが、お残しは許しませんというセルイラに従ってしぶしぶ食べ始めた。
カイテルは、セルイラは小言が多いが子育てがうまいし、何より自分の娘をあれほど大切に育ててくれる世話役はそういないだろうと評価する。
リアは赤ん坊の頃から素直だったが、セルイラの影響なんだろうと思うが、親は自分なのにと少し落ち込むカイテル。
リアは、カイテルがセルイアを選んでやったことを理解しているのかと思い、少しふてくされながら仕事に行こうと席を立つ。
リアはそんなカイテルを呼び止め、頬にキスをし、いっぱい稼いできてねと微笑む。
カイテルはどう反応していいのかわからなくて困り、誰の入れ知恵か聞く。
ペルデルからと答える彼女。近頃カイテルの元気がないから愛嬌で元気づけてやれと言われていたのだった。
その説明をし、嫌だったのかと不安気に聞く彼女。
その表情を見て、リアがこんな顔をする必要はないと思い、嫌ではないと答えるカイテル。
だよね、とニコニコと笑うリアを見て、また意地悪したくなるが、その一方ではこの笑顔だけを見ていたいとも思うのだった。
カイテルは執務室に移動した。ふとペルデルのことを考える。
アグリジェントの全ての行政は、宰相であるペルデルが処理する。そのおかげでカイテルが長い遠征に出ても問題はないのだ。
国家における全ての事柄がペルデルの式のもと体系的に行われ、優秀なペルデルが携わる政策は全てうまく行っている。
しかし、あまりに強い宰相の権限に他の宮廷勢力が反逆を憂慮している。
その件についてはカイテルは全く心配していなかった。
まずペルデルは剣が使えない。それに誰かの上に立つのは好きだが、トップになるのは好きではない。
そんなペルデルが、皇帝の座を欲しがるとは思えない。彼は現状のように、一歩後ろから指示を出すのが楽しいのだ。
そこへ、ジラールが辞めるんだと、涙ながらに騒ぎ部屋に押しかけてきたペルデル。
宰相にあるまじきペルデルの情けない姿に、テキパキと仕事をしているときと本当に同一人物なのかと疑問を抱く。
それに何よりイライラする。
騒がしい、何の用だと、呆れながら聞くカイテルなのだった。
漫画「皇帝の一人娘」137話の感想
カイテルはリアに対して、まるで小学生の男の子のようなちょっかいの出し方をしています。
子供をついついからかいたくなる気持ちはわかります。いじらしくてかわいいんですよね。悪意は全く無くて、ただリアクション全てが愛しいんですよね。
された本人はたまったもんじゃないでしょうが・・・
今回は前回に引き続き、カイテルの内面のお話でしたね。それでペルデルへの評価も明らかになりましたね。
仕事はかなりできるペルデル。いつものおバカ発言からの、物理的ないじられキャラとは思えない人物です。リアにもきついことを言われていますしね。
それだけ皆に愛されている人物なのでしょう。実際このマンガはペルデルがいないと面白くないですよね(笑)
さて慌てて駆け込んできたペルデルですが、一体どんなトラブルがあったのでしょうか。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに